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Technics(テクニクス) SP-10 SP-10mk2 SP-10mk3 修理・レストア専門ショップ

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3217F003


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートさせるとプラッタが左右に揺れて回転しない
・各回路基板を加振すると、色々な不具合を起こす。
・湿度の変化で動作不安定

所見
・ピッチコントロールIC不具合発生
・半田付け不良箇所多数
・コーティング液の選択間違い
・回転ムラ規格外
・部品実装に無理が有る

処置
・ピッチコントロールIC交換
・スピンドル軸、軸受研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

某修理工房さんで8年程前にメンテナンスを受けられた製品です。
メンテナンス前の現状確認時に、良く今まで動作していたものだと思いました。

コントロールユニットのカバーを外し、内部の各回路基板を加振すると、色々な異常動作が発生します。LEDの表示が消え、関係ないセグメントが発光したり、スタートスイッチを操作していないのにスタートしたり、電源ラインの電圧が供給されなくなったりとてんこ盛りです。
各回路基板の半田付けの状態が非常に悪くなっています。元々半田付けされていた上に盛り半田が施されていますが、かなりの箇所で半田付けが抜けていて、接触不良を起こしています。異種半田を混ぜた弊害と、盛り半田付け時の熱不足が原因と思います。
半田面の一部です。

オーバーホール時に各回路基板の半田を全箇所吸い取り、再半田付けを実施しています。手間は掛かりますが、半田付け修正とはここまでやる事だと思います。現存する半田に半田を盛っただけでは、半田付け修正とは言えないのではないでしょうか。
オーバーホール後は、加振での異常動作は当たり前ですが発生していません。

今回、たまたまですが退社前にメンテナンス前の状態チェックを行いました。次の日、出社して動作確認を行うと、前の日と違う動作をします。スタートボタンを押しても、全く回転しようとしません。前日まではスタートすると左右にゆらゆらと揺れていたのですが、その動作をしません。また、LEDが全て点灯しません。
そこで、ふっと思い出しました。前回メンテナンスを実施されている某修理工房さんのHPを見た時に、基板の半田面をコーティングされてるとの書き込みが有りました。このコーティングに何を使われているのかな?という事を、以前、この修理工房さんがメンテナンスされた製品をメンテナンスした時に思ったのです。
コントロールユニットを分解し、各回路基板を取り外して半田面を確認すると、前の時と同じ色をしています。
テスターで全く関係の無い回路同士の抵抗値を何箇所か測定します。数10kΩ~数100kΩの抵抗値が有ります。
ドライヤーで乾燥させた後、同じ場所の抵抗値を測定すると、MΩ単位の抵抗値でした。
加湿によって絶縁が悪くなるコーティング剤が使用されています。通常のコーティング剤では有り得ない事です。前回、フラックスをコーティングされているのではないかと思っていましたが、今回の事で、かなり確信に近づきました。フラックスは湿気を吸収し、絶縁を悪くしますので、コーティングには使用しません。
これにより、湿度が高くなった時に回路図に無い回路が出来上がり、動作が不安定になっていたと思います。
ちなみに、オーバーホール前に回路基板のクリーニングを行い、同じ箇所の抵抗値を測定しましたが、加湿前後では抵抗値は変化しませんでした。
勿論、当店では回路基板をクリーニングした後、防湿コーティング剤を使用しています。

前回のメンテナンスで部品交換を実施されています。ただ、この実装に問題が有りました。
特に電解コンデンサの実装が悪く、中には完全にドライアップしている物も有りました。
回路基板の取り付け穴ピッチと部品のリード線のピッチが合わない所で、部品の根本でリード線を広げ、実装されていました。これでは本来の寿命を発揮出来ません。
当店では手間は掛かりますが、リード線をフォーミングし、電子部品に無理がかからない様に実装しています。

コントロールユニットをオーバーホールした後、機構部はそのままで動作チェックを行います。コントロールユニットに不具合が有った為、現状確認が出来なかった為です。
ここで回転ムラが規格外になっていました。(規格値 0.015% WRMS 測定値 0.038% WRMS)
また、ブレーキの効きが非常に悪く、この製品の良さをスポイルしています。
モータースピンドル軸の潤滑にモリブデングリスが塗布され、軸に細かい傷が大量に入っています。軸受も同様に、通常の輝き方では有りません。また、下部軸受の摩耗も進んでいます。スピンドル先端の軸受に当たる部分にも傷が入っています。
モリブデングリスをこの部分に使用すると、こうなるのは見えています。プラッタが重く、回転数が少ないので安易に使われたのだと思います。
モリブデングリスは樹脂を変質させる事が有ります。当製品の下部軸受には樹脂が使用されているので、モリブデングリスの特徴と本製品の仕様を解っている方はモリブデングリスを使用しません。また、この部分にモリブデングリスを使用すると研磨剤の様な振る舞いをします。
当店でも、以前はグリスを充填していましたが、(モリブデングリスではありません)今はオイルに戻しています。メーカーが何故オイルを使用したか考えれば、答えは出ると思います。
今回は、軸と軸受の研磨を行い、いつもの様にオイルを充填しています。
これにより、回転ムラは0.009%前後まで回復しています。
また、ブレーキは調整を行い、気持ちよくプラッタが停止しています。

ピッチコントロールICに不具合が発生していましたので、同ICを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:NE0DF10056


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品劣化による微振動発生
・アームボードのアーム取り付け穴位置不適切

処置
・アームボード作成
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  裏付け部品を部品面に移動
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

中古で入手されましたが、今後安定してお使いになられたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。
オーバーホール前は微振動が発生していましたが、オーバーホール後は治まっています。

アームボードのアーム取り付け穴の位置が不適切な為、オーバーハングが正常な数値になっていませんでした。
アームボードを作り直しています。
また、SMEのアームでは純正の高さではアームの高さ調整範囲から外れかかる為、若干低く設置できるように作成しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AV7J29F002


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・電源入らず

所見
・制御回路用電源回路ブリッジダイオードの不良
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  裏付け部品を部品面に移動
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

お客様のご指摘症状は、プラッタ回転時に暴走するとの事でしたが、当店にて動作確認時には電源が入らない状況になっていました。
電源トランスの一次側に入っているヒューズが溶断しています。
このままでは症状の確認が出来ませんので、ヒューズが溶断する原因を探します。
制御回路用の電源回路のダイオードブリッジが一部ショートしていました。このダイオードブリッジを交換し、電源を入れると、ヒューズの溶断は治まり、プラッタの暴走も無く、何とか通常の動作はする様になりました。
ただ、サーボのロックまで時間がかかったり、回転時の微振動が感じ取れますので、いつもの様にオーバーホールを実施します。
因みに、このダイオードブリッジは、当店のオーバーホール時部品交換の対象部品です。
尚、お客様のご指摘症状の回転時暴走は、このダイオードブリッジの不具合発生前の動作不安定と電子部品の劣化が絡んだ事が原因と思われます。

オーバーホール後は回転時の微振動は無くなり、サーボロック時間も通常に戻っています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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DENON (デノン) DP-6000 修理・オーバーホール S:150052


DENON (デノン) DP-6000の修理にてお預かりしました。

症状
・サーボが定期的に外れる(1~2秒おき)

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  サージキラー全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  小信号トランジスタ全数交換
  モータードライブ回路基板ダイオード4個交換
  サーボアンプ回路基板金属皮膜抵抗器全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再はんだ付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  各スイッチ接点クリーニング
  速度調整可変抵抗器接点クリーニング
  ストロボ駆動トランジスタ交換
  電気調整
  機構部クリーニング、注油
  24時間以上のエージング後、動作確認

Normalで回転時、定期的にカチカチと音がして、ストロボがその音に合わせてずれていました。また、Variable時に速度調整ノブを回すと、スムースに速度変化していません。
電子部品の劣化でこの症状が発生していますので、オーバーホールを実施しています。

DENONのDD式ターンテーブルやレコードプレーヤーでは、半導体の劣化が起こります。
コンデンサ類、調整用半固定抵抗器の他、小信号トランジスタを全数交換しています。

Normal/Variable切り替えスイッチや速度調整用可変抵抗器等の接点に、接触不良が発生していました。クリーニングの後、接点グリスを少量塗布しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではDENON DPシリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA5L18A006


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・ストロボネオン管点灯しない

所見
・ストロボネオン管不良
・各電子部品劣化

処置
・ストロボネオン管代替え品と交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

ストロボ用のネオン管が寿命を迎え、点灯していませんでした。同等品は入手不可能ですので、当店にて特別製作したネオン管と交換しています。

各電子部品の劣化が進んでいますので、オーバーホールを行います。
今回の製品は初期型で、回路が若干違い、裏付け部品や配線が有ります。また、回路基板にもガラスエポキシ基板が奢られています。SP-10シリーズの中でも、この時期のSP-10mk2だけに採用されています。なぜこの時期だけなのか、開発者の方に聞いてみたいですね。

部品交換、半田付け修正を行った後、動作チェックを行います。この時、異変が起こりました。電源コードをアース付きコンセントに差し込むと、作業場の漏電遮断器が動作し、停電してしまいました。作業前のチェックでは、アース端子を浮かしていましたので、分からなかった所です。
今回の電源ユニット、電源コードが着脱式に交換されています。某メーカーのシールド付きスターカッド線に医療用のプラグが取り付けられている製品です。この電源コードの電源ユニット側プラグ内で、アースとHOTが短絡していました。
芯線に棒端子が取り付けられていて、カシメ部分に熱収縮チューブで処理がされています。線処理時に無理をしたのだと思いますが、芯線がむき出しになっていて、その部分にシールド線が当たっていました。
芯線、シールド線両方に絶縁処理を施して、ショート防止を行っています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0225H005D


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・制御回路トランジスタ5個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、回転数の情報が制御基板に入力されていませんでした。その為、サーボ回路が暴走し、高速回転していました。
FGコイルを全て巻取り、再度コイルを巻いています。

巻き直したFGコイルを取り付け、動作確認を行います。サーボは全回転数で正常に掛かりますが、どの回転数でも回転ムラが大きく、0.15%以上有ります。また、回転時の微振動も確認できました。
各電子部品の劣化が原因です。生産後、30年近く経っていますので、部品が劣化するのは当然です。
いつもの様にオーバーホールを実施します。
部品交換、半田付け修正後動作確認を行います。45rpm、78rpmは問題ありませんが、33rpmのみ回転ムラが治まりません。ただ、微振動は治まっています。
制御回路基板のトランジスタ5個を交換する事で、全ての回転数で回転ムラが0.015%以下に抑える事が出来ました。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA8317F002


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートさせると、回転数に関わらず高速回転

所見
・FGコイル巻線切れ
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル蒔き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・制御回路基板トランジスタ14個、FET4個交換
・論理回路基板回路パターン修正

プラッタの回転数を検出するFGコイルの巻線が切断していて、回転数情報が制御回路に入力されていない状況でした。その為、プラッタが高速回転しています。
FGコイルの巻線を全て解き、新しい線材でコイルを巻いています。
FGコイルを巻き直してDDモータに組み込んだ後、動作チェックを行います。FG信号のレベルをチェックするポイントでFGレベルを確認すると、通常よりも若干レベルが低い状態ですが、問題が有るレベルでは有りませんが、サーボが正常に掛かりません。オーバーホールにて治る可能性も有りますので、オーバーホール作業に移ります。

オーバーホール実施時、電解コンデンサの液漏れで回路パターンが破損している箇所が有りました。その状態です。

回路パターンが溶けてきれいに無くなっています。
これでは正常動作はしませんので、腐食している部分をきれいに取り除き半田面でパターンの修復をしています。

劣化部品交換、半田付け修正を行った後、動作チェックを行います。
33rpmでサーボが完全に掛からず、プラッタがスムースに回転しません。45rpm、78rpmは問題有りません。
FG信号のレベル低下を疑いましたが、当店にストックしている確認用の回路基板では。問題なくサーボが掛かります。
トラブルシューティングの結果、制御回路基板のトランジスタ14個、FET4個を交換して、正常に動作する様になりました。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK3K30F019


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・ピッチコントロール偶数設定出来ない

所見
・ピッチコントロールIC 不具合
・+5V電源用3端子レギュレータ破損
・各電子部品劣化
・機械ブレーキ効き悪い
・回転中微振動発生

処置
・ピッチコントロールIC 交換
・5V3端子レギュレータ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  裏付け部品を部品面に移動
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

ピッチコントロールIC に不具合が発生し、通常であれば0.01%単位で設定できるのですが、一度スイッチを押すと0.01%、2度目にスイッチを押すと0.03%となり、偶数での設定が出来なくなっていました。ピッチコントロールIC を交換する事で解消しています。

制御回路用の+5Vの電圧が+20V程度まで上昇していました。+5V用の3端子レギュレータが破損していましたので、交換しています。
また、この+5Vラインに繋がっている半導体の動作チェックを行い、問題が無い事を確認しています。

各電子部品の劣化により、各回路が正常に動作していませんでした。その為、Wow/Flutterが0.07%以上と大きく規格から外れ、回転時に微振動が発生しています。
部品劣化が解りやすい電源整流回路の出力波形です。
上から制御用+5V用、駆動用+32V用、駆動用-32V用です。



どの波形もリップルが大きく出ているのがお分かり頂けると思います。
オーバーホール後の同じ測定点での波形です。順番はオーバーホール前と同じです。



どの電源もリップルが少なくなっています。
また、DDモータの駆動波形も、酷い状況になっていました。
上から33rpm、45rpm、78rpmです。
尚、+5Vの3端子レギュレータを交換して+5Vラインが正常になった後の状況です。



どの回転数でも、スパイク状のノイズが混入しています。このノイズが、回転時の微振動発生の原因です。
オーバーホール後の波形です。オーバーホール前と同じく、上から33rpm、45rpm、78rpmです。



スパイク状のノイズが激減しているのがお分かり頂けると思います。この差が、オーバーホールを実施するメリットの一つです。

因みに、今回の製品に実装されていた電解コンデンサの一部です。

今回の製品が特別に悪い状態では無く、当店に入荷してくる製品は、程度の差は有りますが殆ど同じ状況です。
オーバーホール実施後、回転時の微振動は治まり、Wow/Flutterも0.01%以下にまで改善されています。また、機械ブレーキも調整により通常の停止時間で停止するようになっています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-20 修理・オーバーホール S:DA7215B009


Technics (テクニクス) SP-20の修理にてお預かりしました。

症状
・回転中、突然止まって左右に揺れる。

所見
・回路パターンの切断
・各電子部品の劣化

処置
・回路パターン修正(3箇所)
・駆動用IC交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  コネクタ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

問題が無い時には普通に回転していますが、突然回転が止まり、直後に左右に揺れて、暫くすると通常に戻っていました。
電子部品の劣化が進んでいますので、このままではトラブルシューティングが行なえませんので、まずオーバーホールを実施します。
フィルムコンデンサの1個が破損していました。回路基板の端に実装されている部品で、回路基板の外側に倒れていたので、回路基板とケースに挟まれて破損していたのだと思います。破損していたフィルムコンデンサです。

部品交換、半田付け修正を行った後に動作させると、常時左右に揺れて正常回転しなくなりました。また、駆動用のICが非常に熱くなっています。
駆動用のICの温度に気を配りながらICへの入出力信号を確認します。入力信号が2箇所、出力されていても次段の素子に信号が伝わっていない所が1箇所見つかりました。入力信号の供給先では信号が出ています。
回路パターンの切断箇所が有ると判断して、パターンを追いかけます。案の定、回路パターンが3箇所切断されていました。切断されているパターンのレジストを注意深く剥がして行きます。切断場所は判明しましたが、不思議なのは、切断場所にレジストの剥がれが無い事です。切断場所の近くにレジストの剥がれが有りますが、その場所では切断されていません。
私の憶測に過ぎませんが、製造時に何らかの異物混入が有って、回路パターンに傷がついた状態で出荷され、製造後長期の時間が経過し、振動等でパターンが切れ掛かって症状が発生。当店でオーバーホールを実施した時の振動で完全に切断されたのではないかと思います。当然ですが、当店でオーバーホールを実施する時には、丁寧に取り扱っています。しかし、振動が皆無には出来ません。
また、駆動用ICを交換した跡が有りましたので、その時に無理をしてパターンを痛めていた可能性も有ります。

修正を施した回路パターンです。
Technics (テクニクス) SP-20 修正した回路パターン
念の為、駆動用のICを交換しています。

3日間エージングを行い、1日冷やした後動作チェックを行い、問題が無い事を確認した後、オーナー様に返却しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2331D084


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートさせるとプラッタが左右に揺れてスタートしない

所見
・ピッチコントロールICの不具合

処置
・ピッチコントロールIC交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器交換(電源・オペレーション回路基板のみ)
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

6年程度前に、当店にてオーバーホールを実施させて頂いた製品です。
当時の交換部品は現在と違い、電解コンデンサと調整用半固定抵抗器のみでした。フィルムコンデンサやリレーの交換を実施しだしたのは、5年ほど前からです。
それが影響していたのかは不明ですが、ピッチコントロールのICが不具合を起こしていました。
前回のオーバーホールが6年程度前ですので、電解コンデンサの劣化が始まっていてもおかしくない状況ですので、お客様の承諾を得た後、現在のメニューでのオーバーホールを実施し、ピッチコントロールICを交換しています。
ただ、調整用半固定抵抗器は信頼性が高い部品を使用していますので、一部を除き今回は交換対象外です。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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