Home

Technics(テクニクス) SP-10 SP-10mk2 SP-10mk3 修理・レストア専門ショップ

Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA6629A028


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なくプラッタ高速回転

所見
・FGコイル断線
・FGアンプ回路トランジスタ動作異常
・30分程度の連続運転にて回転ムラ規格外

処置
・FGコイル巻き直し
・FGアンプ回路トランジスタ2個交換
・制御回路回路基板トランジスタ3個交換
・駆動回路基板トランジスタ3個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルの断線と、FG信号を増幅するトランジスタ2個の異常動作によりサーボ回路が正常な動作をせず、高速回転していました。
FGコイルの巻き直しと該当トランジスタの交換を行っています。

オーバーホール時の部品交換、半田付けやり直しを行った後、動作チェックを行います。回転ムラが0.015%程度でスタートするのですが、回転スタートから5分程度から回転ムラが悪化しだして、30分後には0.05%を超えてしまいます。これでは本来の性能を発揮しているとは言えません。製品規格の0.025%以下を大幅に下回っています。困った事に、一度回転を停止して直ぐにスタートさせると元の0.015%程度に戻り、徐々に悪化して行きます。冷やしても温めても同じ状態ですので、温度特性では有りません。
この原因究明には時間がかかりました。
結局、制御回路のトランジスタ3個と、駆動回路のパワートランジスタ3個を交換して、この症状は解消出来ました。交換後、24時間のエージングを行い、半日電源を切った状態にしておき、その後、10時間程度回転ムラを測定しながらエージングを行い、問題が無い事を確認しています。
オーバーホール対象部品以外の交換部品です。

電源回路基板上の電解コンデンサのリード線が、電解液漏れによる腐食で切断されていました。

電解液漏れの怖い所です。オーバーホール時に新品の部品に交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3316F018


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・サーボロックしてもストロボがゆっくりと流れる
・各回路基板加振にて異常動作
・ブレーキ効き悪い
・コントロールユニット側スタート・ストップスイッチ引っかかり

所見
・半田付け不良箇所多数
・機械調整、電気調整不具合
・ドライブ回路基板定数違い1箇所

処置
・サーボIC交換
・三端子レギュレータ交換(12V,5V各1個)
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

9年程度前に、某修理屋さんでメンテナンスを受けている製品です。
この修理屋さんでメンテナンスを受けている製品が当店に入荷するのは3台目です。
相変わらず、半田付けの不具合や部品実装の悪さが確認出来ます。
ある回路基板の半田面です。

前回のメンテナンスから9年経過しているのと、部品実装が悪いので、お客様の同意を得て、当店のメニューにてオーバーホールを実施します。
まず、回路基板のクリーニングを実施します。これをやらないと、ハンダ吸い取り機が頻繁に詰まってしまい、作業効率が極端に悪くなります。
この状態で組み立てて、各部の動作や電圧をチェックします。
今回は、電源電圧とサーボの基準電圧が規格外でした。
電源電圧は±31.8Vですが、+32.8V,-38.7Vになっていました。また、サーボの基準電圧は2.1Vですが、2.56Vとなっています。また、各調整用半固定抵抗器の設定位置が通常よりもかなりずれています。通常では±5度程度に収まるのですが、今回の製品は通常よりも90度程度ずれている箇所が有りました。

取り敢えず部品交換と半田の修正を行って動作チェックを行います。
この時点で、まず電源系の不具合が発生します。今までの2台も同じでした。
今回は、制御回路用の三端子レギュレータが壊れていました。12V用と5V用各1個です。
私の作業に不具合が有って壊れているのなら、部品交換しても同じように壊れるはずですが、交換後は問題なく動作しています。この修理屋さんが触っていない製品も、この様な事は発生しません。今までも同じような事が起こっています。不思議ですね。

サーボの調整が正常に出来ませんでした。これは、サーボ用のICを交換することで治まっています。

ドライブ回路基板のコンデンサで定数違いが有りました。オーバーホール時に指定の定数に戻しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2301C131


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転中突然停止

所見
・各電子部品劣化

処置
・各操作スイッチ全数交換
・本体回転数表示LED全数交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

各電子部品の劣化により、制御回路用電源が瞬間的に低下し、症状が発生していました。オーバーホールを実施後、48時間の連続運転を行い、1日電源を投入しない状況下に置いた後、10時間の連続運転を行って、異常の無い事を確認しています。
今、ふと思い出したのですが、SP-10mk3にはタイマーが組み込まれていて、1時間で自動停止するとの記事があるサイトに載っていました。これは間違いで、当機種にはタイマーは搭載されていません。もし、勝手に回転停止する様でしたら、それは故障ですので早めのオーバーホールを受けられる事をお勧めします。また、この様な状態になりましたら、単なる部分修理では治まりません。オーバーホールは必至です。

各操作スイッチに接触不良の兆候が現れていました。電源スイッチを除く全操作スイッチの交換を行っています。

本体の33rpmの速度表示LEDが点灯していませんでした。取り外して動作確認を行っても異常は検出されません。
多分、印加電圧が違うのでしょう。念の為、3個有るLED全てを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3316F019


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートにて左右に揺れて回転しない時有り
・ブレーキソレノイド動作しない
・ストロボLED点灯せず
・回転数切り替え出来ない(表示は変化している)
・ピッチコントロール動作せず

所見
・ピッチコントールIC不具合
・電源回路のトランジスタ焼損
・各電子部品劣化

処置
・ピッチコントールIC交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

ピッチコントールICの不具合で、回転スタートしても通常の速度で回転しない、スタートしてもプラッタが左右に揺れてスタートしない、ピッチコントールが動作しない等、色々な症状が発生していました。
オーバーホールを実施する前に交換すると、早い時期に再度壊れる可能性が非常に高いので、オーバーホールの部品交換が完了した後、交換しています。

ストロボLED及びブレーキソレノイド駆動電源用のトランジスタが損傷していて、どちらも動作していませんでした。
このトランジスタは、動作時にかなりの熱を持ちます。メーカーでも中期以後の製品では、このトランジスタを放熱器に実装しています。
今回の製品は、回路基板上に実装されていましたので、交換と同時に放熱器へ移設しています。

各電子部品の劣化が進んでいて、正常動作は期待できませんので、オーバーホールを実施しています。
SP-10mk3は、生産後30年以上の時間が経過しています。電子部品の劣化は避けられません。
見た目では正常動作している様に見えますが、内部回路はかなり酷い状態で動作しています。きちんとメンテナンスを行えば、現状のオーディオ機器よりも高い性能を持っていますので、壊れる前のオーバーホールは得策かと思います。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

DENON (デノン) DP-80 修理・オーバーホール S:180406


DENON (デノン) DP-80の修理にてお預かりしました。

症状
・回転時サーボ不安定

所見
・各電子部品の劣化

処置
・モータードライブ回路基板抵抗器5個交換
・モータードライブ回路基板ダイオード6個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  トランジスタ全数交換
  サージアブソーバ全数交換
  リレー交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  電気調整
  モーター分解清掃、注油
  24時間以上のエージング後、動作確認

今回の製品は、DENONのターンテーブルに良く見られるトランジスタ不具合の対象部品が交換されていましたが、各電子部品の劣化が進み、サーボの動作異常を起こしていました。
特にモーター駆動回路基板上の部品劣化が激しく、部品のリード線が酸化し、中にはリード線が断線している物も有りました。
その一部分です。

劣化の激しい部品は交換し、まだ問題が無い物は、リード線を磨いてハンダメッキを行っています。
作業後の同じ部分です。

部品劣化が進んでいますので、オーバーホールを実施しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではDENON DPシリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10 オーバーホール S:不明


Technics (テクニクス) SP-10のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  スタートスイッチ交換
  速度切り替えスイッチ交換
  モーター軸受クリーニング、注油
  24時間以上のエージング後、動作確認

各電子部品の劣化が進み、時々回転が不安定になっていました。
オーバーホールを実施する事により、安定して回転する様になりました。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

DENON (デノン) DP-60L 修理・オーバーホール S:117793


DENON (デノン) DP-60Lの修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転
・時々アームリフター動作せず

所見
・メイン回路基板フォトカプラ不良
・回路基板の回路パターン損傷
・各電子部品劣化

処置
・メイン回路基板フォトカプラ2個交換
・回路基板回路パターン修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  トランジスタ全数交換
  サージアブソーバ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  電気調整
  モーター分解清掃、注油
  表示用電球全数交換
  24時間以上のエージング後、動作確認

回転数を検出するFG増幅回路のフォトカプラが損傷し、高速回転していました。2個使用されている内の1個が損傷していましたが、念の為、両方交換しています。

メイン回路基板の回路パターンが1部損傷していました。損傷箇所です。

パターンが酸化し、半田も酸化しています。
実装されている部品には問題が有りませんので、パターンの修正を行っています。

半田付けが劣化し、一部半田抜けが発生していました。その一部分です。

オーバーホール時にトランジスタの交換と半田付け修正を行っています。

実装されているトランジスタのリード線の殆どに錆や変色が発生していました。一部には腐食によりリード線が切断されています。その一部です。

今回は、全てのトランジスタを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではDENON DPシリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3217F003


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートさせるとプラッタが左右に揺れて回転しない
・各回路基板を加振すると、色々な不具合を起こす。
・湿度の変化で動作不安定

所見
・ピッチコントロールIC不具合発生
・半田付け不良箇所多数
・コーティング液の選択間違い
・回転ムラ規格外
・部品実装に無理が有る

処置
・ピッチコントロールIC交換
・スピンドル軸、軸受研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

某修理工房さんで8年程前にメンテナンスを受けられた製品です。
メンテナンス前の現状確認時に、良く今まで動作していたものだと思いました。

コントロールユニットのカバーを外し、内部の各回路基板を加振すると、色々な異常動作が発生します。LEDの表示が消え、関係ないセグメントが発光したり、スタートスイッチを操作していないのにスタートしたり、電源ラインの電圧が供給されなくなったりとてんこ盛りです。
各回路基板の半田付けの状態が非常に悪くなっています。元々半田付けされていた上に盛り半田が施されていますが、かなりの箇所で半田付けが抜けていて、接触不良を起こしています。異種半田を混ぜた弊害と、盛り半田付け時の熱不足が原因と思います。
半田面の一部です。

オーバーホール時に各回路基板の半田を全箇所吸い取り、再半田付けを実施しています。手間は掛かりますが、半田付け修正とはここまでやる事だと思います。現存する半田に半田を盛っただけでは、半田付け修正とは言えないのではないでしょうか。
オーバーホール後は、加振での異常動作は当たり前ですが発生していません。

今回、たまたまですが退社前にメンテナンス前の状態チェックを行いました。次の日、出社して動作確認を行うと、前の日と違う動作をします。スタートボタンを押しても、全く回転しようとしません。前日まではスタートすると左右にゆらゆらと揺れていたのですが、その動作をしません。また、LEDが全て点灯しません。
そこで、ふっと思い出しました。前回メンテナンスを実施されている某修理工房さんのHPを見た時に、基板の半田面をコーティングされてるとの書き込みが有りました。このコーティングに何を使われているのかな?という事を、以前、この修理工房さんがメンテナンスされた製品をメンテナンスした時に思ったのです。
コントロールユニットを分解し、各回路基板を取り外して半田面を確認すると、前の時と同じ色をしています。
テスターで全く関係の無い回路同士の抵抗値を何箇所か測定します。数10kΩ~数100kΩの抵抗値が有ります。
ドライヤーで乾燥させた後、同じ場所の抵抗値を測定すると、MΩ単位の抵抗値でした。
加湿によって絶縁が悪くなるコーティング剤が使用されています。通常のコーティング剤では有り得ない事です。前回、フラックスをコーティングされているのではないかと思っていましたが、今回の事で、かなり確信に近づきました。フラックスは湿気を吸収し、絶縁を悪くしますので、コーティングには使用しません。
これにより、湿度が高くなった時に回路図に無い回路が出来上がり、動作が不安定になっていたと思います。
ちなみに、オーバーホール前に回路基板のクリーニングを行い、同じ箇所の抵抗値を測定しましたが、加湿前後では抵抗値は変化しませんでした。
勿論、当店では回路基板をクリーニングした後、防湿コーティング剤を使用しています。

前回のメンテナンスで部品交換を実施されています。ただ、この実装に問題が有りました。
特に電解コンデンサの実装が悪く、中には完全にドライアップしている物も有りました。
回路基板の取り付け穴ピッチと部品のリード線のピッチが合わない所で、部品の根本でリード線を広げ、実装されていました。これでは本来の寿命を発揮出来ません。
当店では手間は掛かりますが、リード線をフォーミングし、電子部品に無理がかからない様に実装しています。

コントロールユニットをオーバーホールした後、機構部はそのままで動作チェックを行います。コントロールユニットに不具合が有った為、現状確認が出来なかった為です。
ここで回転ムラが規格外になっていました。(規格値 0.015% WRMS 測定値 0.038% WRMS)
また、ブレーキの効きが非常に悪く、この製品の良さをスポイルしています。
モータースピンドル軸の潤滑にモリブデングリスが塗布され、軸に細かい傷が大量に入っています。軸受も同様に、通常の輝き方では有りません。また、下部軸受の摩耗も進んでいます。スピンドル先端の軸受に当たる部分にも傷が入っています。
モリブデングリスをこの部分に使用すると、こうなるのは見えています。プラッタが重く、回転数が少ないので安易に使われたのだと思います。
モリブデングリスは樹脂を変質させる事が有ります。当製品の下部軸受には樹脂が使用されているので、モリブデングリスの特徴と本製品の仕様を解っている方はモリブデングリスを使用しません。また、この部分にモリブデングリスを使用すると研磨剤の様な振る舞いをします。
当店でも、以前はグリスを充填していましたが、(モリブデングリスではありません)今はオイルに戻しています。メーカーが何故オイルを使用したか考えれば、答えは出ると思います。
今回は、軸と軸受の研磨を行い、いつもの様にオイルを充填しています。
これにより、回転ムラは0.009%前後まで回復しています。
また、ブレーキは調整を行い、気持ちよくプラッタが停止しています。

ピッチコントロールICに不具合が発生していましたので、同ICを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:NE0DF10056


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品劣化による微振動発生
・アームボードのアーム取り付け穴位置不適切

処置
・アームボード作成
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  裏付け部品を部品面に移動
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

中古で入手されましたが、今後安定してお使いになられたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。
オーバーホール前は微振動が発生していましたが、オーバーホール後は治まっています。

アームボードのアーム取り付け穴の位置が不適切な為、オーバーハングが正常な数値になっていませんでした。
アームボードを作り直しています。
また、SMEのアームでは純正の高さではアームの高さ調整範囲から外れかかる為、若干低く設置できるように作成しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AV7J29F002


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・電源入らず

所見
・制御回路用電源回路ブリッジダイオードの不良
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  裏付け部品を部品面に移動
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

お客様のご指摘症状は、プラッタ回転時に暴走するとの事でしたが、当店にて動作確認時には電源が入らない状況になっていました。
電源トランスの一次側に入っているヒューズが溶断しています。
このままでは症状の確認が出来ませんので、ヒューズが溶断する原因を探します。
制御回路用の電源回路のダイオードブリッジが一部ショートしていました。このダイオードブリッジを交換し、電源を入れると、ヒューズの溶断は治まり、プラッタの暴走も無く、何とか通常の動作はする様になりました。
ただ、サーボのロックまで時間がかかったり、回転時の微振動が感じ取れますので、いつもの様にオーバーホールを実施します。
因みに、このダイオードブリッジは、当店のオーバーホール時部品交換の対象部品です。
尚、お客様のご指摘症状の回転時暴走は、このダイオードブリッジの不具合発生前の動作不安定と電子部品の劣化が絡んだ事が原因と思われます。

オーバーホール後は回転時の微振動は無くなり、サーボロック時間も通常に戻っています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Home

Tag Cloud
PR
メタ情報

Return to page top