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Technics(テクニクス) SP-10 SP-10mk2 SP-10mk3 修理・レストア専門ショップ

Technics (テクニクス) SP-10 オーバーホール S:602188


Technics (テクニクス) SP-10のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化による回転ムラ増大

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  各スイッチ全数交換
  ヒューズ交換
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

非常に綺麗な製品です。大切にご使用されておられるのでしょう。
ただ、外観は綺麗でも、内部の電子部品は劣化が進んでいます。回転時にストロボを見ると、少しばかり回転ムラが発生していました。
この機種は、回転制御をDC信号で行っています。電子部品が劣化してAC信号やノイズ成分が制御信号に混入すると、この様な症状が現れます。
オーバーホールを実施する事で、この回転ムラを最小限にする事が出来ます。
今回も、劣化している部品の交換やスピンドルのクリーニング・注油その他を行う事で、目視ではあまり判らない程度まで回転ムラが減少しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:NE0DF10034


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく、高速回転

所見
・FG信号断線
・各電子部品の劣化

処置
・本体-コントロールユニット間のプラグ内配線手直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

本体とコントロールユニットを繋ぐプラグ内で、FG信号の配線が断線していました。
32番線程度の細い線材で配線されていますので、プラグのコネクタとカバー部がずれてしまうと、発生し易くなります。
今回の場合も、この止めねじが緩んでいて、コネクタ部とカバー部がずれた事で線材が断線していました。
この部分の手直しを実施しています。

各電子部品が劣化し、制御信号や駆動信号にノイズが混入して、回転時に微振動が発生していました。これは、当店に入荷する殆どの製品で見られる症状です。ただ、この微振動を感じられずにご使用になっているオーナー様は結構いらっしゃいますね。
オーバーホールを実施した事で、この微振動も治まっています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:CE8823E002


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしておりました。

症状
・ICが取り外されている為、確認出来ず
・お客様が異常動作している画像をYouTubeにアップされていたので、その画像を参照
  指示回転数と実際の回転数が合致しない
  ピッチコントロール動作異常
  回転時、勝手に停止する

所見
・各電子部品の劣化
・ピッチコントロールIC の不具合
・ドライブICの不具合
・Start/Stopボタン動き悪い

処置
・取り外されていたICを取り付け
・ドライブIC交換
・Start/Stopボタン軸受修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  各回路基板間接続コネクタ交換
  各操作スイッチ全数交換(タクトスイッチのみ)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再はんだ付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

IC304(AN860 基準信号発生用IC)・IC305(MN6042 ピッチコントロールIC)が取り外されていました。また、電解コンデンサも全数交換されています。3箇所のICが取り外されてICソケットが実装され、そのソケットにICが取り付けられていました。
このままでは何も出来ませんので、まず当店のオーバーホールメニューにて劣化部品の交換を行い、半田付け修正を実施します。
ICソケットは取り外し、ICを直付けしています。
その後、取り外されていたICを取り付け、動作チェックを行いました。
電源を入れた直後には、何も問題無く動作しています。そのまま20分程度エージングを行うと、回転中に勝手に止まってしまいました。
トラブルシューティングを始めます。
冷えている時には、何も問題は有りません。温まってくると、回転信号は問題有りませんが、回転が止まります。駆動用のICの不具合です。
該当ICを交換する事で、問題は無くなりました。24時間以上のエージングでも、止まる事無く回転しています。

スタート・ストップボタンの動きが悪くなっていました。この機種では、良く有る不具合です。
ボタンのシャフトを支えている軸受の取り付け部分がプラスチックで作られています。経年劣化でこのプラスチックに割れが生じて、軸受の角度が変わり、ボタンの側面とボタン周辺の突起部分が接触して、動きが悪くなります。
完全に修理するには、このプラスチック成形部品の交換が必要ですが、もう入手不可能ですので、軸受内部を研磨し、ニゲを作って対処しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-15が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AF5L11F003


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転(暖まると定速回転になる)
・定速回転時、振動発生
・定速回転時、回転スタート時のサーボロックまでの時間が長い
・本体側スタート/ストップスイッチの動作不具合発生

所見
・各電子部品劣化
・サーボ用ICの不具合発生
・本体側スタート/ストップスイッチ接触不良

処置
・サーボ用IC交換
・本体スタートストップスイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

電源スイッチON直後にはサーボが外れ、高速回転をしていますが、ある程度暖まると定速回転になっていました。ただ、定速回転になっても、回転時に本体が振動するのとスタート時のサーボロック時間が長い状態です。
電子部品の劣化は確実なので、通常の部品交換と半田付けの修正を行った後、トラブルシューティングです。

先程の作業で、冷えた状態でのサーボ外れは無くなりましたが、本体の振動とサーボロック時間の不具合は解消されません。

SP-10mk3のコントロールユニット内には、大きな回路基板が4枚有ります。まず、どの基板が不具合を起こしているのかを確認します。

確認の結果、コントロール回路基板に不具合が有ると判明しました。
この回路基板でこの症状。一番に疑うのはサーボ用のICですので、該当ICを交換します。でも、治りません。
周辺の電子部品は交換していますので、問題は無いはずです。
時として有るのが、交換した部品が悪くなっている事です。もしかしてと思いながら、サーボ用のICをもう一度交換します。駄目でした。
ここからが大変で、オーバーホールで交換した部品を全て取り外してチェック。万が一を考えて新品部品に交換します。
一通り部品交換を行って動作チェック。でも治りません。
回路を追っかけて行くと、やはりサーボ用のICにたどり着きます。まさかと思いながら、3度目の交換。
なんと、これで何事もなくスムースに回転をする様になりました。
交換したICが2回続けて同じ不具合を発生していたのです。今まで色々な修理を実施して来ましたが、この様な事は初めてです。ほっとしたのと同時にかなりの脱力感を感じました。これで、やっとお客様にお返しする事が出来ます。

因みに、この不具合を発生していたIC2個を正常な回路基板に取り付けると、同様の不具合が発生しましたので、このICが悪さをしていたのは確かです。

基板クリーニング、防湿コーティングを行い、機構部のクリーニング、注油、グリスアップを行って、最終的な電気調整、機械調整を行います。

作業前のチェックで、本体のスタート・ストップスイッチの接触不良が確認できていましたので、このスイッチを交換しています。
その後、24時間のエージングを行い、半日程度電源を切っておいた後、再度半日程度のエージングを行って最終確認です。何も問題は無く、正常動作をしています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:CE9125E017


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル取付部半田付け不具合
・各電子部品劣化
・回転時微振動発生

処置
・FGコイル取付部半田付け修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  各回路基板間の接続コネクタ交換
  タクトスイッチ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

SP-15では良く有る不具合状況ですが、プラッタの回転数を検出するFGコイルの取付部の半田付けに不具合が発生して、回転数信号が制御回路に入力されなくなり、制御不能になってプラッタが高速回転していました。
この機種のFGコイルは、ボビンに線材を巻いているのではなく、フレシキブル基板に方形波状のパターンを書いて、それをステーターの周りに巻いています。
各電子部品の劣化によって回転時に微振動が発生し、その振動で半田付け部分に不具合が発生します。
ですから、FGコイル部分の半田付けを修正しただけでは根本的なメンテナンスにはなりません。オーバーホールにて劣化した部品を交換し、微振動を無くして初めて根本的メンテナンスになります。
今回もオーバーホールの実施とFGコイル取付部の半田付け修正を同時に行っています。これにより、微振動も無くなり、動作的には新品に限りなく近付いています。

当店では、オーバーホール時にタンタルコンデンサの交換も行っています。容量に問題が無くても、ESRが高くなっている物が多く、故障時には基本的にショートモードになる為です。
基本的に、容量・耐電圧と大きさが問題なければ、フィルムコンデンサに置き換えています。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動が無くなり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-15が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:DK2906E041


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・回転時微振動発生
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ストロボLED/ブレーキソレノイド用電源トランジスタ交換、移設
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

長期間ご使用され、今後もご使用になりたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。

当店に入荷するSP-10mk3は、大抵の製品に回転時の微振動が確認されます。これは各電子部品の劣化による症状で、信号ラインや電源ラインに、アースラインにノイズが混入して発生します。
これを治すには部分的な修理ではなく、オーバーホールが必要です。劣化が進んでいる電子部品を新品に交換する事で、初期性能に限りなく近付ける事が出来ます。
今回の製品も同様に、回転時に微振動が発生していました。
因みに、電源回路の整流後の波形を記載します。



上から、制御用電源、駆動用電源+側、駆動用電源-側です。
リップルがかなり大きくなっているのがお分かり頂けると思います。
オーバーホール後の波形です。順番は上記と同じです。



リップルの減少が一目でお分かり頂けると思います。また、制御回路用は電圧まで上昇しています。ダイオードブリッジの交換や制御回路の消費電力が減少したのが効いているのだと思います。

これも良く有る事ですが、電解コンデンサのリード線に緑青が発生していました。液漏れの証拠です。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動が無くなり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA9205H012


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転が安定せず、振動が大きい
・ストロボ点灯せず

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

各電子部品の劣化により、症状が発生していました。
特に電源ユニット内の部品劣化が激しく、整流回路が正常に動作していませんでした。
その観測波形です。



上から駆動用電源波形、制御用電源波形、制御用電源整流後波形です。
SP-10mk2の電源回路は、制御電源回路に異常が有って電源供給が無くなった場合、駆動電源が切断されるように作ってあります。
今回の様に制御電源にパルス状の電圧降下が有った場合、駆動電源にも影響が出ます。
駆動電源、制御電源ともにパルス状の電圧降下が有った為に、今回の症状が発生していました。
オーバーホールを実施した事で、この問題は無くなっています。

ストロボの駆動電源も、異常動作していました。ストロボ駆動電源波形です。

電解コンデンサの容量抜けにより、整流回路が正常動作していません。
とちらもオーバーホールにて完治しています。

オーバーホール後の各観測波形です。




上から、駆動用電源波形、制御用電源波形、制御用電源整流後波形、ストロボ駆動電源波形です。全ての波形が正常に戻っています。

因みに、今回問題を起こした電解コンデンサの様子です。


上が制御用電源の電解コンデンサ、下がストロボ電源用の電解コンデンサです。ストロボ用の電解コンデンサは、腐食によりリード線が切れています。

今回の製品で助かったのは、これだけ電解コンデンサが劣化しているにも関わらず、液漏れが非常に少なかった事です。回路基板の回路パターンに異常は有りませんでした。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA131A015


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・プラッタ回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・PGコイル1箇所断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・PGコイル巻き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、速度の検出が出来なくなって高速回転していました。また、FGコイルチェック時にPGコイルのチェックも同時に行いますが、この時に、1箇所のPGコイルの断線が確認できました。
PGコイルは、DDモーターを駆動する信号を作るコイルで、2個のコイルが1セットになっていて、これが3セット設置されています。その内、1個のコイルが断線していました。
どちらも巻き直しを行い、問題は治まっています。

いつもの様にオーバーホールを実施しています。
オーディオ機器は、銘機と言われる機種でも基本的には工業製品です。時間が経過すれば部品も劣化します。劣化している部品をそのままにして、性能が発揮される事は有り得ません。
機能的に壊れていなくても、特性が劣化している部品を交換する事で、新品時の性能にかなり近付ける事が出来ます。それが、当店で実施しているオーバーホールです。
今回の製品も、コイル類を巻き直した後の動作チェックで、微振動が確認できました。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動も治まり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:NE0AF10007


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

生産後、かなりの年数を経ているので、安心してご使用になられたいとの事で、オーバーホールをご依頼頂きました。
開梱後の目視チェック時に、FGコイルの断線が確認できました。その様子です。

取り外したFGコイルユニットです。

巻線が断線しています。
お客様にご了承を頂いて、コイルの巻き直しを行っています。その様子です。

巻き直した後、一度組み直して動作確認を行います。
電子部品の劣化により、回転時に微振動が発生していました。特に78rpm時に顕著に確認できます。
オーバーホールを実施する事により、この微振動は無くなっています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA6615A001


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・モーター駆動電圧低下
・各電子部品劣化
・回転時微振動発生
・スタート、ストップスイッチ動作異常

処置
・電源回路基板チェナーダイオード交換
・スタート、ストップスイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

今回は、プラッタ無しでの入荷です。
電源回路基板の電解コンデンサは交換されていましたが、お客様のご了解を得て、当店のメニューにてオーバーホールを実施します。

電源回路の+32Vが、調整最大値で27.5Vまでしか上がりません。お客様が電解コンデンサを交換された時に気がついておられたようで、調整用半固定抵抗器が最大方向に回し切られています。
オーバーホール後のトラブルシューティングで、チェナーダイオードの不具合が見つかりましたので、新品部品に交換し、基準値に調整を行っています。

スタート・ストップスイッチの接触不良で、スタート・ストップが異常動作をしていました。該当スイッチを交換する事で、通常動作に戻っています。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動も治まり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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