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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA6413A031


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・FGコイル出力電圧低い(0.9V)
・電源ユニット接続XLRコネクタ腐食
・ストロボランプ点灯せず

処置
・FGコイルユニット磁石再着磁
・FGコイル巻き直し
・コントロール回路基板FET4個交換
・ストロボランプ交換
・電源ユニットXLRコネクタ交換(オス・メス共
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  中継回路基板裏付け抵抗器追加(3個)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  機械調整
  電気調整
  48時間以上のエージング後、動作確認

今後、長期間安定してご使用になられたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。

作業前チェックにて、回転ムラ(0.08%程度)と微振動が確認されました。
回転ムラの製品規格が0.025%ですので、規格外になっています。
原因は、各電子部品の劣化とFGコイル出力の低下でした。
FGコイルの出力は、測定点にて1.6V以上が通常ですが、本製品は0.9Vまで低下していました。
FGコイルユニットにはリング状磁石を使用していますが、この磁石の減磁が原因です。この磁石の簡易再着磁とコイルの巻き直しで規格以上の出力が得られています。

電源ユニットと本体を接続するXLRコネクタに腐食が見られます。
この様な状態です。

コンタクト内部まで腐食していますので、オス・メス共に交換しています。

ネオンランプが点灯していません。
ランプ本体の劣化も有りますが、電源部の電解コンデンサのパンクも確認出来ます。コンデンサのシースも剥がれています。

オーバーホール時に新品と交換しています。

オーバーホール後の回転ムラチェックで、回転ムラが0.04%程度と規格外になっていました。
コントロール回路基板上のFET4個を交換する事で、0.01%以下にまで抑える事が出来ています。

今回の製品は、見た目はストロボランプと電源コネクタ以外は問題が無い様に見えますが、測定を行うとレコードプレーヤーの基本性能である回転ムラ悪化と微振動が発生していました。メンテナンス後は全てクリアしています。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA7L02D002


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転

所見
・FGコイル配線切断
・各電子部品劣化
・各操作スイッチ接触不良発生

処置
・FGコイル巻き直し
・ゲルマニウムダイオード全数ショットキーバリアダイオードに交換
・制御回路基板チェナーダイオード1個交換
・チューブ内のリード線クリーニング、チューブ交換、リード線の腐食が進んでいた部品交換
・各操作スイッチ全数交換
・論理回路基板回路パターン補修
・駆動回路基板トランジスタ3個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  中継回路基板裏付け抵抗器交換(3個)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  機械調整
  電気調整
  48時間以上のエージング後、動作確認

FGコイルの線材が切断され、プラッタの回転情報が制御回路に入力されていない為、プラッタが高速回転していました。
この症状は、当製品では良く有る症例です。モーター駆動信号にノイズが混入し、モーターが微振動を起こしてコイルボビンの入線部で配線材が切断されます。
ただ、今回はこの微振動の様子が少し違っていました。
FGコイルを巻き直して実装し動作を確認するのですが、この時の回転ムラが大きく、0.1%程度有り、尚且つ微振動も発生しています。
モーター駆動信号を測定すると、電圧・波形共に各相でばらつきが大きく、変動しています。
分解時に不安要素が有りました。PGからモーター駆動信号を作るダイオードのリード線に、緑青らしき物が発生していました。そのダイオードを取り外した状態です。

このダイオードのVF値を測定すると、0.5Vから1.2Vとゲルマニウムダイオードとしては高い数値で、交換が必要です。
このダイオード、0A90が使用されていますが、今では入手が非常に難しくなっています。互換品として1N60を購入して測定すると、VF値が良くて0.4V程度、悪い物になると1.5V程度になっています。このダイオードも生産終了品ですので、劣化が始まっているのでしょうか。
これでは交換する意味が全く有りませんので、今現在生産されているショットキーバリアダイオードを入手し、VF値を測定すると、0.3V~0.4V付近で安定しています。
ゲルマニウム系からシリコン系への変更はあまり気が進まないのですが、他のゲルマニウムダイオードを探す手間を考えると、お客様を余計にお待たせする事になりますので、ショットキーバリアダイオードに交換して、オーバーホール作業を実施します。念の為、他のゲルマニウムダイオードを測定すると、同じ様な状態でしたので、全てのゲルマニウムダイオードをショットキーバリアダイオードに交換しています。
また、当製品はロットによってダイオード類のリード線にビニルチューブを被せてあります。今回の製品はビニルチューブ内のリード線に汚れが目立ちましたので、ビニルチューブを取り外してリード線をクリーニングし、腐食が進んでいる物は交換しています。取り外したビニルチューブです。

通常はもっと透明度が高いので、生産時に何らかの不手際が有ったのではないかと思います。
部品のリード線の腐食が進んでいたダイオードです。

上側が実装されていたダイオード、下が新品のダイオードです。
部品交換、回路基板のクリーニングを実施して動作確認を行います。
モーター駆動電圧の変動や電圧差は無くなり、微振動も治まっています。ゲルマニウムダイオードからショットキーバリアダイオードに交換した事による不具合も無く、回転ムラも0.01%程度で安定して動作しています。

論理回路基板上の電解コンデンサからの液漏れにより、回路パターンが破壊されていました。

凸凹になったレジストを剥がすと、この様な状態です。

取りあえずは繋がっていますが、このままでは不具合発生が確実なので、半田面にて修復を行っています。

この様な状況です。

各操作スイッチに接触不良が発生していましたので、全ての操作スイッチを交換しています。また、駆動回路基板のプリドライバトランジスタのhfeが極端に低下していましたので、3個のトランジスタを交換しています。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2(改)修理・オーバーホール S:不明


Technics (テクニクス) SP-10mk2改造品の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転
・他、加振にて色々な異常動作発生

所見
・各部の半田付け不良
・各電子部品の劣化
・ローター固定金具取付ねじカバー未固定
・ブレーキソレノイド取り付けビス非純正品の為、コイルと接触
・ビス緩み箇所多数
・DDモーター取付位置ずれ
・電源ユニット内部AC100V配線材2mm径の屋内配線用の単線使用
・機械ブレーキ効き悪い
・交換部品実装方法悪い
・回転時プラッタ微振動発生

処置
・半田付け全箇所半田吸い取り後再半田付け(盛り半田を実施している箇所のみ)
・半導体全数動作チェック・不具合品交換(トランジスタ22個、FET4個、チェナーダイオード2個交換)
・ストロボ交換
・各回路基板取り付けねじ交換・樹脂ワッシャ追加
・電源ユニット内部AC100V配線 単線2mmから1.25スケア撚り線に交換
・ブレーキソレノイド取り付けビス純正品に交換
・ステーター外周600番ペーパーにて研磨
・DDモーター本体取付位置純正位置に変更
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(1部フィルムコンデンサに変更)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  48時間以上のエージング後、動作確認

Yahoo オークションにて、2017年1月に入手された製品です。
売り主が手を入れたのかは不明ですが、外観はキレイに再処理され、電源ユニットはハンマートンにて塗装されています。また、電源コードも脱着式に変更されています。
見た目は非常に綺麗なのですが、内部は最悪の状態でした。
特に半田付けが駄目で、盛り半田をやられているのですが、その殆どがイモはんだ状態でした。その一部分です。


また、半田の色から判断すると、ひょっとしたら無鉛半田を使用されているのではないかと思います。
生産時には有鉛半田を使用していますので、半田にクラックが入って当然です。半田の状態も最悪。この状態で、今までよく動作していたものです。
オーバーホール時に全箇所の半田を吸い取り、再半田付けを実施しています。
また、この様な状態ですので、回路図には無い回路が出来ている可能性が高い為、今回は半導体の全数動作測定を行い、異常が有る物は新品に交換しています。結局、トランジスタ22個、FET4個、チェナーダイオード2個を交換しています。

SP-10mk2の回路基板材料は2種類有ります。ベーク基板とガラスエポキシ基板です。
初期の製品には、ガラスエポキシ基板が使用されていますが、今回の製品はベーク基板でした。
通常であれば、基板の取り付けに使用されているビスは、3×6mmのナベネジに樹脂ワッシャを入れた物が使用されていますが、今回は、3×6mmのスプリングワッシャ付きのセットビスでした。
この組み合わせですと、基板の取り付け穴付近から徐々に亀裂が入ります。
今の所、亀裂はまだ入っていませんでしたので、純正の組み合わせで組み立てています。

部品交換、半田修正、基板クリーニングが終わり、一度組み立てて動作チェックを行いますが、この時、トラブルが発生しました。
通電時に32Vラインのヒューズがじんわりと溶断します。瞬間的に溶断するのではないので、電源ラインのショートではありません。
トラブルシューティングを始めます。中継回路基板だけを残し、他の回路基板を取り外しても解消しません。そこで、ふと思い出したのがブレーキソレノイドを固定しているネジです。
取り付け位置も少しずらされていて、しっかりとビスが締まっていませんでしたので、組立時に通常の位置に動かしてネジをしっかりと締めています。
分解時にネジの使用場所が純正とは違っていたので、まさかと思いながらブレーキソレノイドを固定しているビスを確認すると、純正よりも長いビスが使用されていました。
ネジが長くなることによって、ソレノイドのコイル部分に、微妙な抵抗値を持って接触していました。
今まで、締める力が緩かったので、接触を免れていたのでしょう。純正のネジに交換すると、この問題は無くなりました。コイルへの接触は、巻線の保護用に巻いてあるテープによって緩和されていたようで、コイル巻線への影響は有りませんでした。不幸中の幸いです。

DDモーターのローターの外周がピカピカに磨かれていました。磨いた後処理に手を抜いた様で、ブレーキバンドに磨きカスが多量に付着しています。
ここまで磨くと、表面がツルツルになり、ブレーキの効きに影響が出ます。
ブレーキバンドが当たる箇所を600番のペーパーで少し面を荒らし、ブレーキバンドの洗浄を行っています。

その他、DDモーターの取り付け位置が90度ずれていたり、ステーター固定金具を固定するビスのカバーが固定されていなかったり、他の箇所のネジが緩んでいたりと、今まで私が着手した製品の中で、最悪の1台でした。

Yahooオークションで古い製品を入手される時には、未改造品が良いかと思います。
また、メンテナンス済みと表記されている物は、どこまでの作業を行っているのかを問い合わせる方が懸命かと思います。

今回のメンテナンスにて、加振による異常動作も無くなりました。今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA7927B018P


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化
・ブレーキソレノイド動作遅い

処置
・中継回路基板改修導入
・各操作スイッチ全数交換
・駆動回路基板トランジスタ・ダイオード全数交換(スイッチングダイオード除く)
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後動作確認

購入後、長期に渡ってお使いになられていて、これからも安定してご使用になりたいとの事でオーバーホールを実施させて頂きました。

各電子部品の劣化が確認されて不安定な状態でしたが、オーバーホールを実施した事で、安定して動作しています。

ただ、今回はすんなりと作業が完了しませんでした。
メンテナンスが完了し、出荷直前の動作チェックで問題が見つかりました。
回転スタートして10分程度経過すると、回転が小刻みに左右に揺れています。
このトラブルシューティングに、1週間程度費やしてしまいました。
駆動回路基板が犯人でした。
モーター駆動信号がコントロール回路基板から送られてきて、その信号がモーター駆動回路で4分割されてモーター駆動回路に送られます。この4本の信号の内、1本に異常発振が見られます。
この回路の部品に問題が有るはずです。この回路に直に繋がっているトランジスタを交換すると治まったのですが、暫くエージングを行うと時々パルス状のノイズが混入し、回転が瞬間的に不安定になります。
冷やしても温めても同じ症状が発生しますので、温度特性ではありません。
結局、この回路基板の半導体を全数交換する事になりました。(スイッチングダイオードは除く)
取り外した半導体は、全てチェックを行いましたが全て問題は有りません。
何故この様な症状が発生したのかは確認できませんでしたが、交換後は安定して動作しています。
オーバーホール後に少し弱っている半導体の不具合が顕著に出て、動作が不安定になる事は有りますが、この様な現象は、初めてですね。
お客様にお返しする前に発見できた事は幸いでした。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0421I002


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化
・+5V電圧低い

処置
・FGコイル巻き直し
・電源回路基板チェナーダイオード交換
・各操作スイッチ交換
・フットスイッチ内部スイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  中継回路基板裏付け抵抗器3個交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

FGコイルが断線して回転数信号が制御回路に入力されなくなり、制御回路が暴走して高速回転していました。FGコイルの巻き直しを実施しています。
今回のコイル切れは、通常と違った切れ方をしていました。
通常は、ボビンの入口か出口で断線しているのですが、今回はボビンの中で複数箇所切断されていました。上側のコイルの外側から、何か鋭利な物で傷つけられている様な切れ方です。巻き取る時に、円周上の同じ位置で6箇所切断されていました。巻き取ったコイル巻線です。

普通であれば、長い線が2個と回路基板からボビンの間の短い線が1本になるのですが、今回はご覧の通り複数の線に別れました。
機構上、ローターを取り外さないとアクセス出来ない場所です。何故こんな場所でこの様な断線が発生したのかは不明です。

スタート・ストップスイッチや回転数設定スイッチに接触不良が発生していましたので、スイッチを全数交換しています。また、今回はフットスイッチも同時にお預かりしましたので、スイッチの状態を確認しましたら、同様に接触不良が発生していましたので、このスイッチも交換しています。

電源回路の+5Vが最大値に調整しても4.7V程度までしか上がりません。
この電源回路で、+5Vの電圧が若干低い製品は有りますが、ここまで低いのは珍しい事です。動作的にはあまり問題視する事ではありませんが、少し心配ですのでチェナーダイオードを交換しています。これにより、調整範囲で5Vの出力が得られました。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2A オーバーホール S:DA3308A026


Technics (テクニクス) SP-10mk2Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・ストロボ点灯しない
・機械ブレーキ動作しない
・回転時こすれる様な異音発生

処置
・メイン回路基板ひび割れ修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  高分子電解コンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  3端子レギュレータ全数交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック
・電源コード3Pインレットに交換

オーバーホールと電源コードの3Pインレット化を承りました。
初期確認時に回転時の異音を確認しました。
機械ブレーキが動作していない上に、ブレーキバンドがモーターのローター外周部に接触する様に調整してあります。常時、少しだけ機械ブレーキが掛かっている状態です。その為に、回転時にこすれる様な異音が発生していました。
見難いですが、この様な状態です。

ブレーキソレノイドが引かれていない状態で、ブレーキバンドがモーターローター外周部に接触しています。
原因は、メイン回路基板にひび割れが発生していて、回路パターンが切断されていた事です。

この切断された回路パターンには、機械ブレーキとストロボ点灯用の信号が流れています。
回路パターンとひび割れの修正を実施しています。

これにより、ストロボが点灯し、機械ブレーキも動作する様になりました。ブレーキソレノイドが引いていない時には、ブレーキバンドがモーターローター外周部分に接触していません。

不思議な事が有ります。何故、機械ブレーキが少しだけ接触していたのでしょうか。謎です。

各電子部品の劣化が進んでいますので、オーバーホールを実施しています。

お客様のご要望により、電源コードを3Pインレットに交換しています。

今回は、オーバーホールと基板修正で問題無く動作する様になりましたが、電源回路の問題が発生している製品は他の電子部品が壊れている可能性が高く、メンテナンス費用が上昇する事に繋がります。また、見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0227H015


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関わらず、高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化
・モーター軸下部樹脂部品摩耗

処置
・FGコイル巻き直し
・モーター軸下部樹脂部品研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、回転数信号がサーボ回路に入力されない為、サーボが掛からず高速回転していました。
コイルを巻取り、巻き直しを行っています。

この製品のFGコイル断線は、良く有る症状です。大体、同じ場所で断線しています。また、このコイルが断線している製品は、コイルユニットを取り付けるネジが緩んでいます。

電子部品の劣化が進むと、色々な信号のタイミングがずれたり、回路内で発生するノイズが増加してきます。それが原因でモーター駆動信号が不安定になり、モーター自体が微振動を起こします。この微振動がコイルの線材に伝わり、断線に繋がるのだと思います。
ダイレクトドライブですので、モーターの微振動はそのままプラッタにも伝わります。その結果、レコード再生時の低域ノイズが発生し、スッキリとしない再生音になります。
オーバーホールを実施する事でこの微振動は無くなりますので、再生音がスッキリし、FGコイルの断線が発生する可能性も低くなります。

今回の製品は、お客様がサードパーティー製ステンレス削り出しのプラッタをご使用になられていました。このプラッタ、重量が純正品よりもかなり重い製品です。
それが主な原因だと思いますが、モーター軸の下部に取り付けられている樹脂部品の金属ボールとの接触面が若干摩耗し、少し面が荒れていました。また、モーター駆動用トランジスタの発熱が多くなっていたようで、放熱用グリスが固形化していました。このグリスは、オーバーホール時に塗り直しています。
FGコイルを巻き直し、オーバーホールを実施した状態でも回転ムラが規格から大きく外れ、数値がふらついています。
樹脂部品の金属ボール当たり面を研磨し、面荒れを修正して回転ムラを測定すると、0.008%程度(33rpm時)まで改善されました。

サードパーティー製の製品をご使用になる場合には、その製品と純正品との規格を比較し、しっかりと吟味をして使用して頂きたいと思います。
機械的、電気的に無理が掛かる様な製品は避けるべきです。製品の寿命を著しく縮める可能性が非常に高くなります。

オーバーホールを実施する事で、初期の性能に限り無く近付きますので、ご安心してお使い頂けます。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール・システムアップ S:DA9502H028


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホール・システムアップを実施致しました。

所見
・回転時、微振動発生
・各操作スイッチ動作不安定

処置
・各操作スイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・当店オリジナルキャビネットにてシステムアップ

当店では、販売する機器は基本的にオーバーホールを行い、お渡ししております。
今回もオーバーホールを実施し、当店オリジナルのキャビネットとオルトフォンのアーム・カートリッジにてシステムアップを行いました。

Technics SP-10mk2は、今となっては新品での入手は無理です。もし入手できたとしても、内部の電子部品は劣化していますので、本来の性能は出ていません。
今回用意した製品も、やはり部品劣化による微振動が発生しています。オーバーホールにてこの微振動は無くなっています。

各操作スイッチが動作不安定で、スイッチを押しても反応しない時が有りましたので、各操作スイッチを全数交換しています。(電源スイッチを除く)

オーバーホールを実施する事で、初期の性能に限り無く近付きますので、お客様はご安心してお使い頂けます。
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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA9205H012


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転が安定せず、振動が大きい
・ストロボ点灯せず

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

各電子部品の劣化により、症状が発生していました。
特に電源ユニット内の部品劣化が激しく、整流回路が正常に動作していませんでした。
その観測波形です。



上から駆動用電源波形、制御用電源波形、制御用電源整流後波形です。
SP-10mk2の電源回路は、制御電源回路に異常が有って電源供給が無くなった場合、駆動電源が切断されるように作ってあります。
今回の様に制御電源にパルス状の電圧降下が有った場合、駆動電源にも影響が出ます。
駆動電源、制御電源ともにパルス状の電圧降下が有った為に、今回の症状が発生していました。
オーバーホールを実施した事で、この問題は無くなっています。

ストロボの駆動電源も、異常動作していました。ストロボ駆動電源波形です。

電解コンデンサの容量抜けにより、整流回路が正常動作していません。
とちらもオーバーホールにて完治しています。

オーバーホール後の各観測波形です。




上から、駆動用電源波形、制御用電源波形、制御用電源整流後波形、ストロボ駆動電源波形です。全ての波形が正常に戻っています。

因みに、今回問題を起こした電解コンデンサの様子です。


上が制御用電源の電解コンデンサ、下がストロボ電源用の電解コンデンサです。ストロボ用の電解コンデンサは、腐食によりリード線が切れています。

今回の製品で助かったのは、これだけ電解コンデンサが劣化しているにも関わらず、液漏れが非常に少なかった事です。回路基板の回路パターンに異常は有りませんでした。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA131A015


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・プラッタ回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・PGコイル1箇所断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・PGコイル巻き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、速度の検出が出来なくなって高速回転していました。また、FGコイルチェック時にPGコイルのチェックも同時に行いますが、この時に、1箇所のPGコイルの断線が確認できました。
PGコイルは、DDモーターを駆動する信号を作るコイルで、2個のコイルが1セットになっていて、これが3セット設置されています。その内、1個のコイルが断線していました。
どちらも巻き直しを行い、問題は治まっています。

いつもの様にオーバーホールを実施しています。
オーディオ機器は、銘機と言われる機種でも基本的には工業製品です。時間が経過すれば部品も劣化します。劣化している部品をそのままにして、性能が発揮される事は有り得ません。
機能的に壊れていなくても、特性が劣化している部品を交換する事で、新品時の性能にかなり近付ける事が出来ます。それが、当店で実施しているオーバーホールです。
今回の製品も、コイル類を巻き直した後の動作チェックで、微振動が確認できました。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動も治まり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
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