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Technics (テクニクス) SP-10mk2(改)修理・オーバーホール S:不明


Technics (テクニクス) SP-10mk2改造品の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転
・他、加振にて色々な異常動作発生

所見
・各部の半田付け不良
・各電子部品の劣化
・ローター固定金具取付ねじカバー未固定
・ブレーキソレノイド取り付けビス非純正品の為、コイルと接触
・ビス緩み箇所多数
・DDモーター取付位置ずれ
・電源ユニット内部AC100V配線材2mm径の屋内配線用の単線使用
・機械ブレーキ効き悪い
・交換部品実装方法悪い
・回転時プラッタ微振動発生

処置
・半田付け全箇所半田吸い取り後再半田付け(盛り半田を実施している箇所のみ)
・半導体全数動作チェック・不具合品交換(トランジスタ22個、FET4個、チェナーダイオード2個交換)
・ストロボ交換
・各回路基板取り付けねじ交換・樹脂ワッシャ追加
・電源ユニット内部AC100V配線 単線2mmから1.25スケア撚り線に交換
・ブレーキソレノイド取り付けビス純正品に交換
・ステーター外周600番ペーパーにて研磨
・DDモーター本体取付位置純正位置に変更
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(1部フィルムコンデンサに変更)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  48時間以上のエージング後、動作確認

Yahoo オークションにて、2017年1月に入手された製品です。
売り主が手を入れたのかは不明ですが、外観はキレイに再処理され、電源ユニットはハンマートンにて塗装されています。また、電源コードも脱着式に変更されています。
見た目は非常に綺麗なのですが、内部は最悪の状態でした。
特に半田付けが駄目で、盛り半田をやられているのですが、その殆どがイモはんだ状態でした。その一部分です。


また、半田の色から判断すると、ひょっとしたら無鉛半田を使用されているのではないかと思います。
生産時には有鉛半田を使用していますので、半田にクラックが入って当然です。半田の状態も最悪。この状態で、今までよく動作していたものです。
オーバーホール時に全箇所の半田を吸い取り、再半田付けを実施しています。
また、この様な状態ですので、回路図には無い回路が出来ている可能性が高い為、今回は半導体の全数動作測定を行い、異常が有る物は新品に交換しています。結局、トランジスタ22個、FET4個、チェナーダイオード2個を交換しています。

SP-10mk2の回路基板材料は2種類有ります。ベーク基板とガラスエポキシ基板です。
初期の製品には、ガラスエポキシ基板が使用されていますが、今回の製品はベーク基板でした。
通常であれば、基板の取り付けに使用されているビスは、3×6mmのナベネジに樹脂ワッシャを入れた物が使用されていますが、今回は、3×6mmのスプリングワッシャ付きのセットビスでした。
この組み合わせですと、基板の取り付け穴付近から徐々に亀裂が入ります。
今の所、亀裂はまだ入っていませんでしたので、純正の組み合わせで組み立てています。

部品交換、半田修正、基板クリーニングが終わり、一度組み立てて動作チェックを行いますが、この時、トラブルが発生しました。
通電時に32Vラインのヒューズがじんわりと溶断します。瞬間的に溶断するのではないので、電源ラインのショートではありません。
トラブルシューティングを始めます。中継回路基板だけを残し、他の回路基板を取り外しても解消しません。そこで、ふと思い出したのがブレーキソレノイドを固定しているネジです。
取り付け位置も少しずらされていて、しっかりとビスが締まっていませんでしたので、組立時に通常の位置に動かしてネジをしっかりと締めています。
分解時にネジの使用場所が純正とは違っていたので、まさかと思いながらブレーキソレノイドを固定しているビスを確認すると、純正よりも長いビスが使用されていました。
ネジが長くなることによって、ソレノイドのコイル部分に、微妙な抵抗値を持って接触していました。
今まで、締める力が緩かったので、接触を免れていたのでしょう。純正のネジに交換すると、この問題は無くなりました。コイルへの接触は、巻線の保護用に巻いてあるテープによって緩和されていたようで、コイル巻線への影響は有りませんでした。不幸中の幸いです。

DDモーターのローターの外周がピカピカに磨かれていました。磨いた後処理に手を抜いた様で、ブレーキバンドに磨きカスが多量に付着しています。
ここまで磨くと、表面がツルツルになり、ブレーキの効きに影響が出ます。
ブレーキバンドが当たる箇所を600番のペーパーで少し面を荒らし、ブレーキバンドの洗浄を行っています。

その他、DDモーターの取り付け位置が90度ずれていたり、ステーター固定金具を固定するビスのカバーが固定されていなかったり、他の箇所のネジが緩んでいたりと、今まで私が着手した製品の中で、最悪の1台でした。

Yahooオークションで古い製品を入手される時には、未改造品が良いかと思います。
また、メンテナンス済みと表記されている物は、どこまでの作業を行っているのかを問い合わせる方が懸命かと思います。

今回のメンテナンスにて、加振による異常動作も無くなりました。今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA7927B018P


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化
・ブレーキソレノイド動作遅い

処置
・中継回路基板改修導入
・各操作スイッチ全数交換
・駆動回路基板トランジスタ・ダイオード全数交換(スイッチングダイオード除く)
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後動作確認

購入後、長期に渡ってお使いになられていて、これからも安定してご使用になりたいとの事でオーバーホールを実施させて頂きました。

各電子部品の劣化が確認されて不安定な状態でしたが、オーバーホールを実施した事で、安定して動作しています。

ただ、今回はすんなりと作業が完了しませんでした。
メンテナンスが完了し、出荷直前の動作チェックで問題が見つかりました。
回転スタートして10分程度経過すると、回転が小刻みに左右に揺れています。
このトラブルシューティングに、1週間程度費やしてしまいました。
駆動回路基板が犯人でした。
モーター駆動信号がコントロール回路基板から送られてきて、その信号がモーター駆動回路で4分割されてモーター駆動回路に送られます。この4本の信号の内、1本に異常発振が見られます。
この回路の部品に問題が有るはずです。この回路に直に繋がっているトランジスタを交換すると治まったのですが、暫くエージングを行うと時々パルス状のノイズが混入し、回転が瞬間的に不安定になります。
冷やしても温めても同じ症状が発生しますので、温度特性ではありません。
結局、この回路基板の半導体を全数交換する事になりました。(スイッチングダイオードは除く)
取り外した半導体は、全てチェックを行いましたが全て問題は有りません。
何故この様な症状が発生したのかは確認できませんでしたが、交換後は安定して動作しています。
オーバーホール後に少し弱っている半導体の不具合が顕著に出て、動作が不安定になる事は有りますが、この様な現象は、初めてですね。
お客様にお返しする前に発見できた事は幸いでした。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0421I002


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化
・+5V電圧低い

処置
・FGコイル巻き直し
・電源回路基板チェナーダイオード交換
・各操作スイッチ交換
・フットスイッチ内部スイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  中継回路基板裏付け抵抗器3個交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

FGコイルが断線して回転数信号が制御回路に入力されなくなり、制御回路が暴走して高速回転していました。FGコイルの巻き直しを実施しています。
今回のコイル切れは、通常と違った切れ方をしていました。
通常は、ボビンの入口か出口で断線しているのですが、今回はボビンの中で複数箇所切断されていました。上側のコイルの外側から、何か鋭利な物で傷つけられている様な切れ方です。巻き取る時に、円周上の同じ位置で6箇所切断されていました。巻き取ったコイル巻線です。

普通であれば、長い線が2個と回路基板からボビンの間の短い線が1本になるのですが、今回はご覧の通り複数の線に別れました。
機構上、ローターを取り外さないとアクセス出来ない場所です。何故こんな場所でこの様な断線が発生したのかは不明です。

スタート・ストップスイッチや回転数設定スイッチに接触不良が発生していましたので、スイッチを全数交換しています。また、今回はフットスイッチも同時にお預かりしましたので、スイッチの状態を確認しましたら、同様に接触不良が発生していましたので、このスイッチも交換しています。

電源回路の+5Vが最大値に調整しても4.7V程度までしか上がりません。
この電源回路で、+5Vの電圧が若干低い製品は有りますが、ここまで低いのは珍しい事です。動作的にはあまり問題視する事ではありませんが、少し心配ですのでチェナーダイオードを交換しています。これにより、調整範囲で5Vの出力が得られました。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2A オーバーホール S:DA3308A026


Technics (テクニクス) SP-10mk2Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・ストロボ点灯しない
・機械ブレーキ動作しない
・回転時こすれる様な異音発生

処置
・メイン回路基板ひび割れ修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  高分子電解コンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  3端子レギュレータ全数交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック
・電源コード3Pインレットに交換

オーバーホールと電源コードの3Pインレット化を承りました。
初期確認時に回転時の異音を確認しました。
機械ブレーキが動作していない上に、ブレーキバンドがモーターのローター外周部に接触する様に調整してあります。常時、少しだけ機械ブレーキが掛かっている状態です。その為に、回転時にこすれる様な異音が発生していました。
見難いですが、この様な状態です。

ブレーキソレノイドが引かれていない状態で、ブレーキバンドがモーターローター外周部に接触しています。
原因は、メイン回路基板にひび割れが発生していて、回路パターンが切断されていた事です。

この切断された回路パターンには、機械ブレーキとストロボ点灯用の信号が流れています。
回路パターンとひび割れの修正を実施しています。

これにより、ストロボが点灯し、機械ブレーキも動作する様になりました。ブレーキソレノイドが引いていない時には、ブレーキバンドがモーターローター外周部分に接触していません。

不思議な事が有ります。何故、機械ブレーキが少しだけ接触していたのでしょうか。謎です。

各電子部品の劣化が進んでいますので、オーバーホールを実施しています。

お客様のご要望により、電源コードを3Pインレットに交換しています。

今回は、オーバーホールと基板修正で問題無く動作する様になりましたが、電源回路の問題が発生している製品は他の電子部品が壊れている可能性が高く、メンテナンス費用が上昇する事に繋がります。また、見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0227H015


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関わらず、高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化
・モーター軸下部樹脂部品摩耗

処置
・FGコイル巻き直し
・モーター軸下部樹脂部品研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、回転数信号がサーボ回路に入力されない為、サーボが掛からず高速回転していました。
コイルを巻取り、巻き直しを行っています。

この製品のFGコイル断線は、良く有る症状です。大体、同じ場所で断線しています。また、このコイルが断線している製品は、コイルユニットを取り付けるネジが緩んでいます。

電子部品の劣化が進むと、色々な信号のタイミングがずれたり、回路内で発生するノイズが増加してきます。それが原因でモーター駆動信号が不安定になり、モーター自体が微振動を起こします。この微振動がコイルの線材に伝わり、断線に繋がるのだと思います。
ダイレクトドライブですので、モーターの微振動はそのままプラッタにも伝わります。その結果、レコード再生時の低域ノイズが発生し、スッキリとしない再生音になります。
オーバーホールを実施する事でこの微振動は無くなりますので、再生音がスッキリし、FGコイルの断線が発生する可能性も低くなります。

今回の製品は、お客様がサードパーティー製ステンレス削り出しのプラッタをご使用になられていました。このプラッタ、重量が純正品よりもかなり重い製品です。
それが主な原因だと思いますが、モーター軸の下部に取り付けられている樹脂部品の金属ボールとの接触面が若干摩耗し、少し面が荒れていました。また、モーター駆動用トランジスタの発熱が多くなっていたようで、放熱用グリスが固形化していました。このグリスは、オーバーホール時に塗り直しています。
FGコイルを巻き直し、オーバーホールを実施した状態でも回転ムラが規格から大きく外れ、数値がふらついています。
樹脂部品の金属ボール当たり面を研磨し、面荒れを修正して回転ムラを測定すると、0.008%程度(33rpm時)まで改善されました。

サードパーティー製の製品をご使用になる場合には、その製品と純正品との規格を比較し、しっかりと吟味をして使用して頂きたいと思います。
機械的、電気的に無理が掛かる様な製品は避けるべきです。製品の寿命を著しく縮める可能性が非常に高くなります。

オーバーホールを実施する事で、初期の性能に限り無く近付きますので、ご安心してお使い頂けます。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール・システムアップ S:DA9502H028


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホール・システムアップを実施致しました。

所見
・回転時、微振動発生
・各操作スイッチ動作不安定

処置
・各操作スイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・当店オリジナルキャビネットにてシステムアップ

当店では、販売する機器は基本的にオーバーホールを行い、お渡ししております。
今回もオーバーホールを実施し、当店オリジナルのキャビネットとオルトフォンのアーム・カートリッジにてシステムアップを行いました。

Technics SP-10mk2は、今となっては新品での入手は無理です。もし入手できたとしても、内部の電子部品は劣化していますので、本来の性能は出ていません。
今回用意した製品も、やはり部品劣化による微振動が発生しています。オーバーホールにてこの微振動は無くなっています。

各操作スイッチが動作不安定で、スイッチを押しても反応しない時が有りましたので、各操作スイッチを全数交換しています。(電源スイッチを除く)

オーバーホールを実施する事で、初期の性能に限り無く近付きますので、お客様はご安心してお使い頂けます。
当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA9205H012


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転が安定せず、振動が大きい
・ストロボ点灯せず

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

各電子部品の劣化により、症状が発生していました。
特に電源ユニット内の部品劣化が激しく、整流回路が正常に動作していませんでした。
その観測波形です。



上から駆動用電源波形、制御用電源波形、制御用電源整流後波形です。
SP-10mk2の電源回路は、制御電源回路に異常が有って電源供給が無くなった場合、駆動電源が切断されるように作ってあります。
今回の様に制御電源にパルス状の電圧降下が有った場合、駆動電源にも影響が出ます。
駆動電源、制御電源ともにパルス状の電圧降下が有った為に、今回の症状が発生していました。
オーバーホールを実施した事で、この問題は無くなっています。

ストロボの駆動電源も、異常動作していました。ストロボ駆動電源波形です。

電解コンデンサの容量抜けにより、整流回路が正常動作していません。
とちらもオーバーホールにて完治しています。

オーバーホール後の各観測波形です。




上から、駆動用電源波形、制御用電源波形、制御用電源整流後波形、ストロボ駆動電源波形です。全ての波形が正常に戻っています。

因みに、今回問題を起こした電解コンデンサの様子です。


上が制御用電源の電解コンデンサ、下がストロボ電源用の電解コンデンサです。ストロボ用の電解コンデンサは、腐食によりリード線が切れています。

今回の製品で助かったのは、これだけ電解コンデンサが劣化しているにも関わらず、液漏れが非常に少なかった事です。回路基板の回路パターンに異常は有りませんでした。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA131A015


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・プラッタ回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・PGコイル1箇所断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・PGコイル巻き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、速度の検出が出来なくなって高速回転していました。また、FGコイルチェック時にPGコイルのチェックも同時に行いますが、この時に、1箇所のPGコイルの断線が確認できました。
PGコイルは、DDモーターを駆動する信号を作るコイルで、2個のコイルが1セットになっていて、これが3セット設置されています。その内、1個のコイルが断線していました。
どちらも巻き直しを行い、問題は治まっています。

いつもの様にオーバーホールを実施しています。
オーディオ機器は、銘機と言われる機種でも基本的には工業製品です。時間が経過すれば部品も劣化します。劣化している部品をそのままにして、性能が発揮される事は有り得ません。
機能的に壊れていなくても、特性が劣化している部品を交換する事で、新品時の性能にかなり近付ける事が出来ます。それが、当店で実施しているオーバーホールです。
今回の製品も、コイル類を巻き直した後の動作チェックで、微振動が確認できました。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動も治まり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA6615A001


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・モーター駆動電圧低下
・各電子部品劣化
・回転時微振動発生
・スタート、ストップスイッチ動作異常

処置
・電源回路基板チェナーダイオード交換
・スタート、ストップスイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

今回は、プラッタ無しでの入荷です。
電源回路基板の電解コンデンサは交換されていましたが、お客様のご了解を得て、当店のメニューにてオーバーホールを実施します。

電源回路の+32Vが、調整最大値で27.5Vまでしか上がりません。お客様が電解コンデンサを交換された時に気がついておられたようで、調整用半固定抵抗器が最大方向に回し切られています。
オーバーホール後のトラブルシューティングで、チェナーダイオードの不具合が見つかりましたので、新品部品に交換し、基準値に調整を行っています。

スタート・ストップスイッチの接触不良で、スタート・ストップが異常動作をしていました。該当スイッチを交換する事で、通常動作に戻っています。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動も治まり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA6629A028


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なくプラッタ高速回転

所見
・FGコイル断線
・FGアンプ回路トランジスタ動作異常
・30分程度の連続運転にて回転ムラ規格外

処置
・FGコイル巻き直し
・FGアンプ回路トランジスタ2個交換
・制御回路回路基板トランジスタ3個交換
・駆動回路基板トランジスタ3個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルの断線と、FG信号を増幅するトランジスタ2個の異常動作によりサーボ回路が正常な動作をせず、高速回転していました。
FGコイルの巻き直しと該当トランジスタの交換を行っています。

オーバーホール時の部品交換、半田付けやり直しを行った後、動作チェックを行います。回転ムラが0.015%程度でスタートするのですが、回転スタートから5分程度から回転ムラが悪化しだして、30分後には0.05%を超えてしまいます。これでは本来の性能を発揮しているとは言えません。製品規格の0.025%以下を大幅に下回っています。困った事に、一度回転を停止して直ぐにスタートさせると元の0.015%程度に戻り、徐々に悪化して行きます。冷やしても温めても同じ状態ですので、温度特性では有りません。
この原因究明には時間がかかりました。
結局、制御回路のトランジスタ3個と、駆動回路のパワートランジスタ3個を交換して、この症状は解消出来ました。交換後、24時間のエージングを行い、半日電源を切った状態にしておき、その後、10時間程度回転ムラを測定しながらエージングを行い、問題が無い事を確認しています。
オーバーホール対象部品以外の交換部品です。

電源回路基板上の電解コンデンサのリード線が、電解液漏れによる腐食で切断されていました。

電解液漏れの怖い所です。オーバーホール時に新品の部品に交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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