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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2301C100


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・ピッチコントロール±0.9%以上カウントしない
・回転数変わらず(表示は切り替わっている)
・回転時微振動発生

所見
・ピッチコントロールIC不具合発生
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

33rpm選択時、45rpmより少し早いスピードで定速回転し、回転数を切り替えても回転数が変わらずに同じスピードで回転しています。また、ピッチコントロールの設定も、±0.9%以上に出来ません。
ピッチコントロールICを交換する事で、この症状は治まっています。

制御用電源の+12Vが変動し、回転時に微振動が発生していました。
上から制御用電源+12V 、制御用電源の整流後、モーター駆動信号の波形です。



+12Vは安定せず、整流後のリップルが多く、モーター駆動信号が急峻に立ち上がっているのが見て取れると思います。
電源が安定しないと電子機器が正常に動作する訳は無く、モーターにこれだけ急峻な信号を送ると、モーター自体が振動するのは当然です。
オーバーホールで劣化している電子部品を新品に交換すると、この様な不具合は無くなります。
オーバーホール後の信号です。
上が整流後の電源、下がモーター駆動信号の波形です。


リップルが激減し、駆動波形が緩やかになっています。
モーター駆動信号の波形は電源だけでは無く、他の部品の影響も受けます。サーボ回路や駆動回路が安定して正常に動作しますので、モーターが無理なく安定して動作します。結果、静かに振動無く回転する様になります。
これが、オーバーホールの最大のメリットだと思います。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2623E040


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートしない
・回転数表示LED表示内容不具合

所見
・制御用+5V電源電圧高い
・各操作スイッチ動作不良
・各電子部品劣化

処置
・+5V 3端子レギュレータ交換
・ピッチコントロールIC交換
・ドライブ用IC交換
・ドライブ回路基板トランジスタ5個交換
・ドライブ回路基板ダイオード1個交換
・電源・オペレーション回路基板回路パターン修正
・各操作スイッチ全数交換
・7セグメントLED 2個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

今回は、大掛かりな修理になってしまいました。

コントロールユニットの回転数表示がおかしな表示をしています。

通常であれば、33rpmを表示しますが、38rpmと表示しています。また、10の位の左上の表示が薄っすらと点灯しています。
原因を調べると、制御回路用の+5Vが+12V前後で脈流になっています。その波形です。

電源回路の+5V3端子レギュレータが不具合を起こしていましたので、この3端子レギュレータを交換する事で、電圧は正常に戻っています。
ただ、この電源電圧の上昇で、回転数表示用の7セグメントLEDが動作異常を起こしていましたので、この表示器も交換しています。また、ピッチコントロールICにも不具合が発生していましたので交換しています。

オーバーホール中に回路パターンの異常を発見しました。
元々この場所には、裏付けで電解コンデンサが取り付けられていますが、今回は交換されていました。交換した時に回路パターンの異常を見付けられなかったのでしょう。変色しているレジストを剥ぐと、1箇所パターン切れが発生していました。その様子です。

少し見にくいですが、パターン切れと部品のリード線が腐食しているのが確認できます。
腐食していた回路パターンは腐食部分を削り取り、半田で補強します。パターン切れを起こしている場所は、メッキ線にて補修しています。部品のリード線は腐食部分を削り取り、ハンダメッキを施して取り付けています。補修後の様子です。

ドライブ回路基板の半田付けのやり直しを行っている時に、トランジスタのリード線が腐食して切断されている物を発見しました。不安が有りましたので、この回路基板上のトランジスタを全て取り外して確認したところ、3個のトランジスタのリード線が腐食していましたので、該当トランジスタを交換しています。

操作スイッチに接触不良が発生していましたので、電源スイッチを除いたスイッチを全数交換しています。

部品交換と回路パターンの修復を行った後、1度組み立てて確認の調整を行いますが、この時にピタリと回転が停止しました。
ドライブ用のICのリード線が回路基板の穴の中で腐食して切断されていました。このICを交換しますが、回転しません。
予備の基板を持っていますので、どの基板が悪さをしているのか確認すると、ドライブ基板がおかしい事が判りました。コンデンサ類は新品に交換し、半田付けは古いハンダを吸い取って再度半田付けを行っています.。抵抗器に問題が出る可能性は低いので、何かの半導体が壊れています。トランジスタやダイオードを取り外して測定しても、問題が有る部品は有りません。
試行錯誤の上、ダイオード1個とトランジスタ2個が異常動作している事が判明しました。この3個の部品で、電子ブレーキの一部の回路を形成しています。電子ブレーキ回路が異常動作をしていた為に、スタートしても回転しないという症状が発生していました。
測定では問題が無く、実回路に組み込むと不具合が発生する事が、最近増えています。修理の難しい所ですね。

今回は、オーバーホール時の交換対象部品以外に多くの部品を交換しました。

また、部品のリード線の腐食が目立ちました。

全てドライブ回路基板に実装されていた部品です。
残留フラックスが悪さをして、部品のリード線を腐食させる事も有りますが、1枚の回路基板に集中しているのは、珍しい事ですね。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:NE0DF10034


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく、高速回転

所見
・FG信号断線
・各電子部品の劣化

処置
・本体-コントロールユニット間のプラグ内配線手直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

本体とコントロールユニットを繋ぐプラグ内で、FG信号の配線が断線していました。
32番線程度の細い線材で配線されていますので、プラグのコネクタとカバー部がずれてしまうと、発生し易くなります。
今回の場合も、この止めねじが緩んでいて、コネクタ部とカバー部がずれた事で線材が断線していました。
この部分の手直しを実施しています。

各電子部品が劣化し、制御信号や駆動信号にノイズが混入して、回転時に微振動が発生していました。これは、当店に入荷する殆どの製品で見られる症状です。ただ、この微振動を感じられずにご使用になっているオーナー様は結構いらっしゃいますね。
オーバーホールを実施した事で、この微振動も治まっています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AF5L11F003


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転(暖まると定速回転になる)
・定速回転時、振動発生
・定速回転時、回転スタート時のサーボロックまでの時間が長い
・本体側スタート/ストップスイッチの動作不具合発生

所見
・各電子部品劣化
・サーボ用ICの不具合発生
・本体側スタート/ストップスイッチ接触不良

処置
・サーボ用IC交換
・本体スタートストップスイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

電源スイッチON直後にはサーボが外れ、高速回転をしていますが、ある程度暖まると定速回転になっていました。ただ、定速回転になっても、回転時に本体が振動するのとスタート時のサーボロック時間が長い状態です。
電子部品の劣化は確実なので、通常の部品交換と半田付けの修正を行った後、トラブルシューティングです。

先程の作業で、冷えた状態でのサーボ外れは無くなりましたが、本体の振動とサーボロック時間の不具合は解消されません。

SP-10mk3のコントロールユニット内には、大きな回路基板が4枚有ります。まず、どの基板が不具合を起こしているのかを確認します。

確認の結果、コントロール回路基板に不具合が有ると判明しました。
この回路基板でこの症状。一番に疑うのはサーボ用のICですので、該当ICを交換します。でも、治りません。
周辺の電子部品は交換していますので、問題は無いはずです。
時として有るのが、交換した部品が悪くなっている事です。もしかしてと思いながら、サーボ用のICをもう一度交換します。駄目でした。
ここからが大変で、オーバーホールで交換した部品を全て取り外してチェック。万が一を考えて新品部品に交換します。
一通り部品交換を行って動作チェック。でも治りません。
回路を追っかけて行くと、やはりサーボ用のICにたどり着きます。まさかと思いながら、3度目の交換。
なんと、これで何事もなくスムースに回転をする様になりました。
交換したICが2回続けて同じ不具合を発生していたのです。今まで色々な修理を実施して来ましたが、この様な事は初めてです。ほっとしたのと同時にかなりの脱力感を感じました。これで、やっとお客様にお返しする事が出来ます。

因みに、この不具合を発生していたIC2個を正常な回路基板に取り付けると、同様の不具合が発生しましたので、このICが悪さをしていたのは確かです。

基板クリーニング、防湿コーティングを行い、機構部のクリーニング、注油、グリスアップを行って、最終的な電気調整、機械調整を行います。

作業前のチェックで、本体のスタート・ストップスイッチの接触不良が確認できていましたので、このスイッチを交換しています。
その後、24時間のエージングを行い、半日程度電源を切っておいた後、再度半日程度のエージングを行って最終確認です。何も問題は無く、正常動作をしています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:DK2906E041


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・回転時微振動発生
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ストロボLED/ブレーキソレノイド用電源トランジスタ交換、移設
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

長期間ご使用され、今後もご使用になりたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。

当店に入荷するSP-10mk3は、大抵の製品に回転時の微振動が確認されます。これは各電子部品の劣化による症状で、信号ラインや電源ラインに、アースラインにノイズが混入して発生します。
これを治すには部分的な修理ではなく、オーバーホールが必要です。劣化が進んでいる電子部品を新品に交換する事で、初期性能に限りなく近付ける事が出来ます。
今回の製品も同様に、回転時に微振動が発生していました。
因みに、電源回路の整流後の波形を記載します。



上から、制御用電源、駆動用電源+側、駆動用電源-側です。
リップルがかなり大きくなっているのがお分かり頂けると思います。
オーバーホール後の波形です。順番は上記と同じです。



リップルの減少が一目でお分かり頂けると思います。また、制御回路用は電圧まで上昇しています。ダイオードブリッジの交換や制御回路の消費電力が減少したのが効いているのだと思います。

これも良く有る事ですが、電解コンデンサのリード線に緑青が発生していました。液漏れの証拠です。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動が無くなり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:NE0AF10007


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

生産後、かなりの年数を経ているので、安心してご使用になられたいとの事で、オーバーホールをご依頼頂きました。
開梱後の目視チェック時に、FGコイルの断線が確認できました。その様子です。

取り外したFGコイルユニットです。

巻線が断線しています。
お客様にご了承を頂いて、コイルの巻き直しを行っています。その様子です。

巻き直した後、一度組み直して動作確認を行います。
電子部品の劣化により、回転時に微振動が発生していました。特に78rpm時に顕著に確認できます。
オーバーホールを実施する事により、この微振動は無くなっています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3316F018


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・サーボロックしてもストロボがゆっくりと流れる
・各回路基板加振にて異常動作
・ブレーキ効き悪い
・コントロールユニット側スタート・ストップスイッチ引っかかり

所見
・半田付け不良箇所多数
・機械調整、電気調整不具合
・ドライブ回路基板定数違い1箇所

処置
・サーボIC交換
・三端子レギュレータ交換(12V,5V各1個)
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

9年程度前に、某修理屋さんでメンテナンスを受けている製品です。
この修理屋さんでメンテナンスを受けている製品が当店に入荷するのは3台目です。
相変わらず、半田付けの不具合や部品実装の悪さが確認出来ます。
ある回路基板の半田面です。

前回のメンテナンスから9年経過しているのと、部品実装が悪いので、お客様の同意を得て、当店のメニューにてオーバーホールを実施します。
まず、回路基板のクリーニングを実施します。これをやらないと、ハンダ吸い取り機が頻繁に詰まってしまい、作業効率が極端に悪くなります。
この状態で組み立てて、各部の動作や電圧をチェックします。
今回は、電源電圧とサーボの基準電圧が規格外でした。
電源電圧は±31.8Vですが、+32.8V,-38.7Vになっていました。また、サーボの基準電圧は2.1Vですが、2.56Vとなっています。また、各調整用半固定抵抗器の設定位置が通常よりもかなりずれています。通常では±5度程度に収まるのですが、今回の製品は通常よりも90度程度ずれている箇所が有りました。

取り敢えず部品交換と半田の修正を行って動作チェックを行います。
この時点で、まず電源系の不具合が発生します。今までの2台も同じでした。
今回は、制御回路用の三端子レギュレータが壊れていました。12V用と5V用各1個です。
私の作業に不具合が有って壊れているのなら、部品交換しても同じように壊れるはずですが、交換後は問題なく動作しています。この修理屋さんが触っていない製品も、この様な事は発生しません。今までも同じような事が起こっています。不思議ですね。

サーボの調整が正常に出来ませんでした。これは、サーボ用のICを交換することで治まっています。

ドライブ回路基板のコンデンサで定数違いが有りました。オーバーホール時に指定の定数に戻しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2301C131


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転中突然停止

所見
・各電子部品劣化

処置
・各操作スイッチ全数交換
・本体回転数表示LED全数交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

各電子部品の劣化により、制御回路用電源が瞬間的に低下し、症状が発生していました。オーバーホールを実施後、48時間の連続運転を行い、1日電源を投入しない状況下に置いた後、10時間の連続運転を行って、異常の無い事を確認しています。
今、ふと思い出したのですが、SP-10mk3にはタイマーが組み込まれていて、1時間で自動停止するとの記事があるサイトに載っていました。これは間違いで、当機種にはタイマーは搭載されていません。もし、勝手に回転停止する様でしたら、それは故障ですので早めのオーバーホールを受けられる事をお勧めします。また、この様な状態になりましたら、単なる部分修理では治まりません。オーバーホールは必至です。

各操作スイッチに接触不良の兆候が現れていました。電源スイッチを除く全操作スイッチの交換を行っています。

本体の33rpmの速度表示LEDが点灯していませんでした。取り外して動作確認を行っても異常は検出されません。
多分、印加電圧が違うのでしょう。念の為、3個有るLED全てを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3316F019


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートにて左右に揺れて回転しない時有り
・ブレーキソレノイド動作しない
・ストロボLED点灯せず
・回転数切り替え出来ない(表示は変化している)
・ピッチコントロール動作せず

所見
・ピッチコントールIC不具合
・電源回路のトランジスタ焼損
・各電子部品劣化

処置
・ピッチコントールIC交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

ピッチコントールICの不具合で、回転スタートしても通常の速度で回転しない、スタートしてもプラッタが左右に揺れてスタートしない、ピッチコントールが動作しない等、色々な症状が発生していました。
オーバーホールを実施する前に交換すると、早い時期に再度壊れる可能性が非常に高いので、オーバーホールの部品交換が完了した後、交換しています。

ストロボLED及びブレーキソレノイド駆動電源用のトランジスタが損傷していて、どちらも動作していませんでした。
このトランジスタは、動作時にかなりの熱を持ちます。メーカーでも中期以後の製品では、このトランジスタを放熱器に実装しています。
今回の製品は、回路基板上に実装されていましたので、交換と同時に放熱器へ移設しています。

各電子部品の劣化が進んでいて、正常動作は期待できませんので、オーバーホールを実施しています。
SP-10mk3は、生産後30年以上の時間が経過しています。電子部品の劣化は避けられません。
見た目では正常動作している様に見えますが、内部回路はかなり酷い状態で動作しています。きちんとメンテナンスを行えば、現状のオーディオ機器よりも高い性能を持っていますので、壊れる前のオーバーホールは得策かと思います。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3217F003


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートさせるとプラッタが左右に揺れて回転しない
・各回路基板を加振すると、色々な不具合を起こす。
・湿度の変化で動作不安定

所見
・ピッチコントロールIC不具合発生
・半田付け不良箇所多数
・コーティング液の選択間違い
・回転ムラ規格外
・部品実装に無理が有る

処置
・ピッチコントロールIC交換
・スピンドル軸、軸受研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

某修理工房さんで8年程前にメンテナンスを受けられた製品です。
メンテナンス前の現状確認時に、良く今まで動作していたものだと思いました。

コントロールユニットのカバーを外し、内部の各回路基板を加振すると、色々な異常動作が発生します。LEDの表示が消え、関係ないセグメントが発光したり、スタートスイッチを操作していないのにスタートしたり、電源ラインの電圧が供給されなくなったりとてんこ盛りです。
各回路基板の半田付けの状態が非常に悪くなっています。元々半田付けされていた上に盛り半田が施されていますが、かなりの箇所で半田付けが抜けていて、接触不良を起こしています。異種半田を混ぜた弊害と、盛り半田付け時の熱不足が原因と思います。
半田面の一部です。

オーバーホール時に各回路基板の半田を全箇所吸い取り、再半田付けを実施しています。手間は掛かりますが、半田付け修正とはここまでやる事だと思います。現存する半田に半田を盛っただけでは、半田付け修正とは言えないのではないでしょうか。
オーバーホール後は、加振での異常動作は当たり前ですが発生していません。

今回、たまたまですが退社前にメンテナンス前の状態チェックを行いました。次の日、出社して動作確認を行うと、前の日と違う動作をします。スタートボタンを押しても、全く回転しようとしません。前日まではスタートすると左右にゆらゆらと揺れていたのですが、その動作をしません。また、LEDが全て点灯しません。
そこで、ふっと思い出しました。前回メンテナンスを実施されている某修理工房さんのHPを見た時に、基板の半田面をコーティングされてるとの書き込みが有りました。このコーティングに何を使われているのかな?という事を、以前、この修理工房さんがメンテナンスされた製品をメンテナンスした時に思ったのです。
コントロールユニットを分解し、各回路基板を取り外して半田面を確認すると、前の時と同じ色をしています。
テスターで全く関係の無い回路同士の抵抗値を何箇所か測定します。数10kΩ~数100kΩの抵抗値が有ります。
ドライヤーで乾燥させた後、同じ場所の抵抗値を測定すると、MΩ単位の抵抗値でした。
加湿によって絶縁が悪くなるコーティング剤が使用されています。通常のコーティング剤では有り得ない事です。前回、フラックスをコーティングされているのではないかと思っていましたが、今回の事で、かなり確信に近づきました。フラックスは湿気を吸収し、絶縁を悪くしますので、コーティングには使用しません。
これにより、湿度が高くなった時に回路図に無い回路が出来上がり、動作が不安定になっていたと思います。
ちなみに、オーバーホール前に回路基板のクリーニングを行い、同じ箇所の抵抗値を測定しましたが、加湿前後では抵抗値は変化しませんでした。
勿論、当店では回路基板をクリーニングした後、防湿コーティング剤を使用しています。

前回のメンテナンスで部品交換を実施されています。ただ、この実装に問題が有りました。
特に電解コンデンサの実装が悪く、中には完全にドライアップしている物も有りました。
回路基板の取り付け穴ピッチと部品のリード線のピッチが合わない所で、部品の根本でリード線を広げ、実装されていました。これでは本来の寿命を発揮出来ません。
当店では手間は掛かりますが、リード線をフォーミングし、電子部品に無理がかからない様に実装しています。

コントロールユニットをオーバーホールした後、機構部はそのままで動作チェックを行います。コントロールユニットに不具合が有った為、現状確認が出来なかった為です。
ここで回転ムラが規格外になっていました。(規格値 0.015% WRMS 測定値 0.038% WRMS)
また、ブレーキの効きが非常に悪く、この製品の良さをスポイルしています。
モータースピンドル軸の潤滑にモリブデングリスが塗布され、軸に細かい傷が大量に入っています。軸受も同様に、通常の輝き方では有りません。また、下部軸受の摩耗も進んでいます。スピンドル先端の軸受に当たる部分にも傷が入っています。
モリブデングリスをこの部分に使用すると、こうなるのは見えています。プラッタが重く、回転数が少ないので安易に使われたのだと思います。
モリブデングリスは樹脂を変質させる事が有ります。当製品の下部軸受には樹脂が使用されているので、モリブデングリスの特徴と本製品の仕様を解っている方はモリブデングリスを使用しません。また、この部分にモリブデングリスを使用すると研磨剤の様な振る舞いをします。
当店でも、以前はグリスを充填していましたが、(モリブデングリスではありません)今はオイルに戻しています。メーカーが何故オイルを使用したか考えれば、答えは出ると思います。
今回は、軸と軸受の研磨を行い、いつもの様にオイルを充填しています。
これにより、回転ムラは0.009%前後まで回復しています。
また、ブレーキは調整を行い、気持ちよくプラッタが停止しています。

ピッチコントロールICに不具合が発生していましたので、同ICを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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