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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA9221B038


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転
・回転数表示不具合発生

所見
・FGコイル取付部半田付け外れ
・各電子部品劣化

処置
・ロジック回路基板スイッチングダイオード11個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換(D316 RD5.1)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

この製品で良く有る症状です。
FGコイル取付部の半田付けが劣化して外れています。
見た目は何とも無いのですが、導通をチェックするとはっきりと確認出来ます。
オーバーホール実施時にこの部分の半田付けをやり直すので、この症状は通常のオーバーホールにて完治します。

回転数表示の7セグメントLEDが、33rpm時と78rpm時で、点灯してはいけない一部のセグメントが薄く点灯しています。
ダイオードマトリクスを組んで必要なセグメントを点灯させていますので、1個のダイオードが悪さをしているのは解っていますが、念の為、このダイオードマトリクスを組んでいるダイオード全数を交換しています。

個人の方や普通のオーディオショップ等で電子機器を修理されているHPを拝見しますが、最初から電子部品を疑っておられます。
生産後、長期間経過している電子機器の修理時には、まず電解コンデンサを疑いますが、半田付けも疑う方が良いのではないでしょうか。
半田付け修正時には、一度元の半田を吸い取って再度半田付けしないと、近い将来に半田が外れます。盛り半田で誤魔化してはいけません。
勿論、当店では回路基板の半田を全箇所吸い取り、再半田付けを行っています。

今回のオーバーホールにて、今後、長期間安定して動作しますので、安心してご使用頂けます。
また、今回のSP-15のように、生産後30年以上経過している製品は、問題なく動作しているように見えても、何かしらの問題を抱えています。勿論、製品本来の性能は発揮されていません。
完全に故障する前にオーバーホールを実施し、製品の本来のクオリティーを引き出してご使用頂けたらと思います。
製品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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YAMAHA (ヤマハ) YP-1000 修理・オーバーホール S:10328


YAMAHA (ヤマハ) YP-1000の修理にてお預かりしました。

症状
・33rpm 回転ムラ大

所見
・速度切替リレー接触不良
・各電子部品劣化

処置
・電源回路基板ダイオード3個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(一部フィルムコンデンサに交換)
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換
  リレー全数交換(変換基板使用)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スパークキラー交換
  電源部小信号トランジスタ2個交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

当製品は、DDモーターユニットはTechnics SP-10のコストダウンバージョンを使用していますので、当店でメンテナンスが可能です。

お預かりした時には、33rpm時の回転ムラが多くなっていましたが、作業開始時点では33rpmが回転スタートしなくなっていました。
お求めになったお店で、ある程度のメンテナンスは施されていましたが、リレーは接点クリーニングのみで、交換はされていませんでした。
信号用のリレーは、接点をクリーニングしても、かなり近い将来に接触不良を起こします。
やはり、このリレーの接点接触不良にて、今回の不具合が発生していました。
また、当店のオーバーホールメニューの交換対象部品が交換されていませんでしたので、お客様にご了解を頂き、オーバーホールを実施しています。

この製品には、電源スイッチ用と回転数切り替え用の2個のリレーが用いられています。どちらも海外製品で入手が難しく、有ったとしてもデッドストック品です。生産されて4半世紀以上経過した未密閉型のリレーは、保存状態にもよりますが半年から1年程度で駄目になるケースが多いので、お客様のご了解の上、オムロンの現行品で、密閉型を使用しました。
勿論、大きさもピン配置も互換性は有りませんので、当店で変換用の基板を製作し、リレー交換を実施しています。

その他、当店のオーバーホールメニューにてオーバーホールを実施しています。33rpm、45rpmどちらも安定して回転する様になりました。劣化部品は考えられる全ての物を新品に交換し、半田付けも修復していますので、今後長期間、安定して製品の持ち味を発揮するでしょう。

YAMAHA YP-1000が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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KENWOOD (ケンウッド) L-07D 修理・オーバーホール S:050174


KENWOOD (ケンウッド) L-07Dの修理にてお預かりしました。

症状
・動作安定しない

所見
・各電子部品の劣化
・回路基板の回路パターン切断

処置
・コントロール回路基板回路パターン修復
・機械ブレーキのブレーキシュー交換
・ブレーキソレノイド駆動用トランジスタ2個交換
・電源整流ダイオード交換
・リアコネクション回路基板裏付け抵抗器4個交換
・配線用スタッドピン表面研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換(電解コンデンサに交換されていた)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

電源をONにすると、プラッタがゆらゆらと左右に揺れ、スタートすると回転はしますが、回転ムラが0.08%程度と、この機種にしては非常に悪い数値です。
3回程メーカー修理を受けているようです。サーボ用のICと電解コンデンサ、OPアンプICを交換した跡が有りました。
コントロール回路基板を集中的に修理しているようですが、回路基板のランドが多数剥がれ、OPアンプICも互換品が使用されています。タンタルコンデンサも交換されていますが、普通の電解コンデンサが使用されています。
また、加振すると色々な異常動作をします。
オーバーホール時にICやタンタルコンデンサを純正品に交換し、回路パターンの見直しを行いました。
ランドが剥がれている場所の回路パターンは修復されていますが、良い状態ではなく、接続したり外れたりしていましたので、メッキ線を用いて修正を行っています。

電源回路基板の半田修正時、整流用ダイオードの片方の半田を吸い取ると、リード線がぐらぐらになりました。おかしいな?と思い、部品面を見るとダイオード本体からリード線が外れていました。その様子です。

この構造のダイオードは、今回の様に本体からリード線が外れている事が頻度は低いですが何回か経験しました。
ロットによるものかも知れませんので、今回は4本使用されているダイオードを全て交換しています。

機械ブレーキのソレノイドがおかしな動作をしていました。通常でしたらストップ時に動作しますが、時々、回転中に動作します。また、ストップ時に動作しない時もあります。
このソレノイドを駆動しているトランジスタ2個を交換する事で、正常動作する様になりました。
また、機械ブレーキのブレーキシューが無くなっていましたので、取り付けています。
取り付け前後の様子です。

この機種の配線用スタッドピンは、今まで全部の製品で錆が発生し、ワイヤラッピングされた配線で接触不良が発生しています。そのまま半田を流したのでは半田が付きませんので、一度ピンを取り外し、表面を研磨した後半田メッキを行って配線を半田付けしています。
この様な状況です。

何とか配線を行おうとした跡がミエミエですが、この配線、少し揺すると外れました。
オーバーホール後の同箇所の様子です。

本体からのFG信号レベルが安定しません。
回路基板に固定抵抗器が半田付けされていますが、この固定に接着剤が使用されています。この接着剤、原因は不明ですが、部品を壊します。取り外して抵抗値を確認すると問題無いのですが、実装して信号を流すと悪さをします。
回路基板から取り外すと、この様になっています。

回路基板の部品面に新品部品を取り付けています。

今回の製品は色々と有りましたが、何とか正常動作する様になりました。
生産後、かなりの年月を経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんが、メーカー修理ってこんなレベルなのかなと考えさせられました。

今回のオーバーホールにて動作は安定し、回転ムラも0.007%前後まで改善されています。
良い製品ですので、今後長らく安定して動作するでしょう。

早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

KENWOOD L-07Dが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SL-01 修理・オーバーホール S:DA740GB049


Technics (テクニクス) SL-01の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転

所見
・各電子部品の劣化

処置
・定電圧ダイオード1個交換
・メイン回路基板回路パターン腐食によりジャンパー線にて修復
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各操作スイッチ、電源スイッチ交換
  回路基板接続用コネクタ全数交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け  
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  アーム動作点検、調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

FGコイルからの信号を増幅するアンプの出力が殆ど無くなり、サーボ回路が正常に動作していませんでした。
オーバーホールを実施した事により、FG信号が正常に増幅されるようになり、各回路が正常動作する様になりました。

電解コンデンサの液漏れにより、回路パターンの腐食が進んでいる箇所が有りました。腐食部分を削り取ると回路パターンが無くなってしまいましたので、ジャンパー線にて修復しています。

部品交換時に気がついていたのですが、サーボ調整用の半固定抵抗器が回しきり状態になっていました。
部品交換、半田付け修正を行った後、仮組立を行って動作確認を行います。サーボは掛かり定速回転していますが、やはりサーボの調整が半固定抵抗器の調整範囲で規格に入りません。このままではお客様にお返し出来ませんので、トラブルシューティングに入ります。
FG信号から波形整形されたサーボ用の信号レベルが、定格の半分しか有りません。
リミッタ用に定電圧ダイオードが使用されていますので、この部品を取り外しチェッカーにて確認しますが、全く問題は有りません。ただ、どう考えてもこのダイオードが悪さをしていますので、新品と交換した所、信号レベルが定格に戻り、調整も規格に合致しました。
部品の半殺し状態だったのでしょう。
ただ、気になるのは、回路基板に修理の跡が無い事です。普通に考えると、工場出荷状態から回路基板に何も手が加えられていない状態で、当店に入荷したと思われます。
生産ラインで不具合を治さずにそのまま出荷する事は、普通に考えると有り得ません。オーナー様がご使用中にサーボの不具合が発生し、修理に出した所、修理者がこの半固定抵抗器を回したら定速回転したので、それ以上の追求はしないでオーナー様に返却したのだと思われます。要するに手抜き修理ですね。
ただ、これは私の推測です。

オーバーホールを実施した事で、この製品の性能を長期間安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSL-01の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SL-01が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA8L19B110


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なく高速回転

所見
・各電子部品劣化
・半田付け劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ドライブ回路基板トランジスタ1個交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

調子良く定速回転していると思えば、急に高速回転したり定速回転に戻ったりしていました。ちょっとした加振で症状が出ていますので、どこかの接触不良を疑います。
SP-15の場合、FGコイル取付部の半田付けの状態が悪くなり、FGコイルからの回転数信号が制御回路に入力されない為に高速回転する事が良く有ります。
今回も同じ事が発生していると思い、FGコイル周辺の半田付けを修正しました。頻度は減りましたが加振で高速回転する事が有ります。
FG信号を追っかけると、ある電解コンデンサを加振すると信号レベルがガクンと下がります。その電解コンデンサのリード線を見ると、緑青が発生していました。
他の電解コンデンサにも緑青が発生しています。
取り外した緑青が発生していた電解コンデンサです。

生産後、長期の年月を経ていますので、この様な電子部品の劣化は避けられません。今回の製品も、オーバーホールを実施した事で不具合は解消しています。

オーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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KENWOOD (ケンウッド) L-07D 修理・オーバーホール S:00900250


KENWOOD (ケンウッド) L-07Dの修理にてお預かりしました。

症状
・電源ON後、暫くして高速回転する

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  OPアンプ6個交換
  ヒューズ全数交換
  スパークキラー交換
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・水晶発振子交換
・本体モーター部、非純正ワッシャ取り外し

各電子部品の劣化により、コントロールユニット内の温度が上昇するとサーボが外れて高速回転していました。
コンデンサ類の他、OPアンプも劣化が認められましたので、新品に交換しています。

モーターユニット内に、純正では取り付けられていないワッシャが取り付けられていました。
中には、アルミニウム板から削り出している物も有ります。
そのワッシャです。

この製品のモーターは、コアレスモーターが使用されています。プリント基板上に何層かのコイルが平面上に取り付けられています。
モーター巻線を観察すると、所々に出っ張りが確認できました。巻線の角の部分に集中していますので、巻線に何らかの衝撃が加えられて、その部分が盛り上がったのだと思います。
ワッシャを取り外して、再度組み立てると、その盛り上がった部分に回転子のマグネットが接触して、異音が発生しています。その接触を避ける為にワッシャを入れたのでしょう。
ワッシャを入れると、その厚み分、コイルとマグネットの隙間が広がります。そうなると、モーター本来の回転トルクが発揮されません。
巻線の盛り上がった部分を慎重に元に戻し、ワッシャが無くても巻線とマグネットが接触しないように修正しています。

この頃の製品は、配線にワイヤーラッピングが導入されています。このワイヤーラッピング、組立時の作業性は良いのですが、生産後、長期間の年月を経ると接触不良を起こす時が有ります。その為、ラッピングされた配線に半田を流して接触を確実にするのですが、今回の製品は、ラッピングされる端子に錆が発生し、半田が乗りませんでした。
少し見難いですが、その様子です。

このままでは確実な配線が出来ませんので、表面を磨き、ハンダメッキを施しています。

部品交換と半田付け修正が終わり、仮組立を行って仮調整を実施中、突然サーボが掛からなくなりました。定速回転中での出来事です。突然どの回転数でも高速回転します。信号へのノイズの混入も有りません。
まさかと思いながらクロック信号を確認すると、信号が有りません。水晶発振回路を確認すると、水晶発振子が発信していません。オーバーホール前のサーボが外れる時には、正常に発信していました。正しく突然死です。
この水晶発振子は在庫していませんので発注し、お客様に理由をお話して入荷するまでお待ち頂く事になりました。
お客様にお返しした後に発生した事を考えると、メンテナンス作業中に発生したのは幸運でした。

今回は、水晶発振子の突然の不具合発生が有りましたが、オーバーホールとモーター巻線の修正で問題無く動作する様になりました。
見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

KENWOOD L-07Dが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA5417E017


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・時々高速回転

所見
・DDモーター部半田付け劣化
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ドライブ回路基板トランジスタ1個、ダイオード1個交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

各回路基板に軽いショックを与えると、高速回転したり定速回転したりしています。
特にDDモーター部の回路基板を加振した時に、顕著に症状が発生します。
この製品には良く有る症状で、プラッタの回転数を検出するFGコイルの接続部の半田付けが劣化し、接触不良を起こしています。
オーバーホール時に半田付けの修正を行いますので、同時にこの接続部分の半田付け修正を行っています。
この半田付け修正、現存する劣化した半田の上から新しい半田を乗せても、半田付けの状態が悪くなっても良くなる事は有りません。異種半田が混ざり合いますので、見た目は半田が乗っていても、半田付け不良が早期に発生します。手間は掛かりますが、当店では劣化した半田を出来るだけ綺麗に取り除いた後、再度半田付けを行います。
時には、部品のリード線の劣化が進んで、リード線本体とメッキが剥離している事が有ります。この場合には、半田が綺麗に乗りません。古い半田を吸い取らないと、この様な事は判りませんので、半田付け修正は、信頼性を考えると、古い半田の上に新しい半田を盛るのはご法度です。

今回は、オーバーホールのみで問題無く動作する様になりました。
見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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LUXMAN (ラックスマン) PD121 修理・オーバーホール S:JY904125


LUXMAN (ラックスマン) PD121の修理にてお預かりしました。

症状
・回転ムラ大きい
・ストロボ点灯せず

所見
・各電子部品劣化
・モーター軸受内部傷有り

処置
・モーター軸受内部研磨
・モーター駆動回路トランジスタ全数交換
・モーター接続コネクタ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(タンタルコンデンサ含む)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  各回路基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

メーカーに修理をご依頼されましたが、症状が確認できないとの事で返却され、やはり回転ムラが有るとの事で、当店に修理をご依頼頂きました。
開梱後、回転ムラを測定すると0.4%程度有り、ストロボの数字も細かく震えています。
また、この機種のスピンドルはオイルで潤滑されていますが、グリスが充填されています。スピンドル軸には細かい傷が入っています。
通常のオーバーホール作業の部品交換と半田付け修正を行い、動作確認を行いました。
何故か、回転ムラがあまり良くなっていません。

ここから、長いトラブルシューティングの始まりでした。

今回の製品は、コネクタが1個を除き全て排除され、半田にて直付けされていました。この1個残っていたコネクタに接触不良が発生しています。このコネクタには回転数を決める信号が通っていますので、手持ちに有るコネクタに交換しています。

モーターの巻線の確認を行うと、1本だけ導通が有りません。
モーターユニットを分解し、目視確認を行っても切断場所は特定できません。
モータ自体の巻線はエナメル線、回路基板への配線は普通のビニル絶縁された線材が使用されています。この繋ぎ目で、絶縁体の内部で配線が切れていました。
この部分の修復を行い、回転ムラを確認すると0.08%程度と劇的に改善されています。ストロボの数字も細かく震える事も無くなりましたがまだ揺れが大きく、お返しできる状態では有りません。
スピンドルの潤滑にグリスが充填されていましたが、これが過負荷となり、駆動トランジスタを劣化させる事も有りますので、このトランジスタをチェックした所、hfeが全てのトランジスタで規格外になる程低下していました。このトランジスタは交換です。改めて回転ムラを確認すると0.06%程度まで改善されました。でも、まだ製品規格外です。
制御基板内のトランジスタを確認しましたが、特に問題は有りません。ただ、測定では問題なくても回路に組み込むと正常動作しない物も有りますので、全てのトランジスタを交換しましたが、殆ど改善されません。

時々、部品の新品不良も有りますので、もう一度コンデンサをチェックしながら交換して行きます。ここで引っかかったのがタンタルコンデンサです。その様子です。


上側が今回使用していたタンタルコンデンサ、下側が新たに購入したタンタルコンデンサです。
容量はあまり差が有りませんが、ESRの表示が1桁違います。
ESRが低いのがタンタルコンデンサの特徴ですが、上側の部品は、普通の電解コンデンサよりも悪い数字です。
3個のタンタルコンデンサを新たに購入した部品に交換すると、回転ムラが0.04%まで改善されました。
それでも、まだ製品規格には入っていません。
ちなみに、上側が某国産品、下側は国内産です。

軸受の内部に傷が有りました。
通常使用でこの様な傷が入る事は有りませんので、何らかの人の手が入っていると思われます。目の荒いサンドペーパーで剤った様な傷です。特に下側が酷く、若干軸とのクリアランスが広がっています。このクリアランスを気にして、グリスを充填したのでしょう。
軸受の交換を考えましたが、この製品の軸受は、モーターユニットのフレームと接着剤で強固に取り付けられていますので、内部を広げてスリーブを入れるしか有りません。ただ、これを行うと非常に高価になりますので、傷を少しずつ滑らかにする事にしました。
4000番と8000番のラッピングフィルムを用いて、少し研磨して軸との当たりを出して行きます。この作業に非常に時間が掛かってしまいました。
研磨して軸との当たりが出るまで4~5日回し続けます。この作業を4回行って、やっと製品規格に入るまでに出来ました。ただ、ストロボの表示はピタリと静止していませんが、お客様に説明してお返しする事になりました。

今回のメンテナンスはかなり苦労しましたが、何とか実用になるまでに回復出来ました。
電子回路は新品同様になっていますので、今後長期間、安定して動作します。

当店ではLUXMAN PD121の安定したメンテナンスが出来る様に部品を在庫しております。故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:CE8823E002


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしておりました。

症状
・ICが取り外されている為、確認出来ず
・お客様が異常動作している画像をYouTubeにアップされていたので、その画像を参照
  指示回転数と実際の回転数が合致しない
  ピッチコントロール動作異常
  回転時、勝手に停止する

所見
・各電子部品の劣化
・ピッチコントロールIC の不具合
・ドライブICの不具合
・Start/Stopボタン動き悪い

処置
・取り外されていたICを取り付け
・ドライブIC交換
・Start/Stopボタン軸受修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  各回路基板間接続コネクタ交換
  各操作スイッチ全数交換(タクトスイッチのみ)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再はんだ付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

IC304(AN860 基準信号発生用IC)・IC305(MN6042 ピッチコントロールIC)が取り外されていました。また、電解コンデンサも全数交換されています。3箇所のICが取り外されてICソケットが実装され、そのソケットにICが取り付けられていました。
このままでは何も出来ませんので、まず当店のオーバーホールメニューにて劣化部品の交換を行い、半田付け修正を実施します。
ICソケットは取り外し、ICを直付けしています。
その後、取り外されていたICを取り付け、動作チェックを行いました。
電源を入れた直後には、何も問題無く動作しています。そのまま20分程度エージングを行うと、回転中に勝手に止まってしまいました。
トラブルシューティングを始めます。
冷えている時には、何も問題は有りません。温まってくると、回転信号は問題有りませんが、回転が止まります。駆動用のICの不具合です。
該当ICを交換する事で、問題は無くなりました。24時間以上のエージングでも、止まる事無く回転しています。

スタート・ストップボタンの動きが悪くなっていました。この機種では、良く有る不具合です。
ボタンのシャフトを支えている軸受の取り付け部分がプラスチックで作られています。経年劣化でこのプラスチックに割れが生じて、軸受の角度が変わり、ボタンの側面とボタン周辺の突起部分が接触して、動きが悪くなります。
完全に修理するには、このプラスチック成形部品の交換が必要ですが、もう入手不可能ですので、軸受内部を研磨し、ニゲを作って対処しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-15が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:CE9125E017


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル取付部半田付け不具合
・各電子部品劣化
・回転時微振動発生

処置
・FGコイル取付部半田付け修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  各回路基板間の接続コネクタ交換
  タクトスイッチ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

SP-15では良く有る不具合状況ですが、プラッタの回転数を検出するFGコイルの取付部の半田付けに不具合が発生して、回転数信号が制御回路に入力されなくなり、制御不能になってプラッタが高速回転していました。
この機種のFGコイルは、ボビンに線材を巻いているのではなく、フレシキブル基板に方形波状のパターンを書いて、それをステーターの周りに巻いています。
各電子部品の劣化によって回転時に微振動が発生し、その振動で半田付け部分に不具合が発生します。
ですから、FGコイル部分の半田付けを修正しただけでは根本的なメンテナンスにはなりません。オーバーホールにて劣化した部品を交換し、微振動を無くして初めて根本的メンテナンスになります。
今回もオーバーホールの実施とFGコイル取付部の半田付け修正を同時に行っています。これにより、微振動も無くなり、動作的には新品に限りなく近付いています。

当店では、オーバーホール時にタンタルコンデンサの交換も行っています。容量に問題が無くても、ESRが高くなっている物が多く、故障時には基本的にショートモードになる為です。
基本的に、容量・耐電圧と大きさが問題なければ、フィルムコンデンサに置き換えています。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動が無くなり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-15が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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