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LUXMAN (ラックスマン) DP121 オーバーホール S:G7903769


LUXMAN (ラックスマン) DP121のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化による若干の回転ムラ発生

処置
・回転数切り替えスイッチ交換
・回転数切り替え用マグネット着磁
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換(1部フィルムコンデンサに交換)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作確認

各電子部品の劣化が進み、若干の回転ムラが発生していました。オーバーホールを実施した事で、回転ムラは収まっています。

この製品には、テクニクスのSP-10に用いられているDDモーターが使用されています。
ただ、そのまま使用されているのでは無くて、変更されている箇所が有ります。
電源回路とストロボ点灯回路はLUXMANオリジナル品が使用され、ストロボもネオン管からブラックライトに変更されています。
モーターの大きな違いは、スピンドルの直径がSP-10用の物より細くなっている点です。
どちらが良いのかは断言できませんが、見た感じでは、SP-10の方がしっかりとした軸に見えてしまいます。

一通りのオーバーホール作業を終わらせ、エージング中に問題が発生しました。
エージング中に何かの拍子で回転ムラが発生し、45rpmでエージングを行っていると、回転スタートから1時間程で回転が止まってしまいました。
この製品は、回転数の切り替えにリードスイッチを使用しています。このリードスイッチが悪さをしていました。
33rpm用のスイッチには問題が有りませんでしたが、45rpm用のスイッチを取り外して磁石を近づけると暫くの時間は導通するのですが、突然導通が無くなってしまいます。軽くショックを与えれば回復するのですが、同じ事が繰り返し発生していました。
33rpm用、45rpm用の両方のスイッチを交換してエージングを再度行い、45rpmでの回転停止は治まりましたが、時々現れる回転ムラは治まりません。
スイッチの取り付け位置が悪いのかと調整を行いましたが、完全に無くす事は出来ませんでした。
理論的にはあまり考えられないのですが、スイッチ動作用のマグネットの磁力の低下を疑い、着磁を行って再度エージングを行うと、不自然な回転ムラは解消しました。
あまり体験出来ない現象ですね。

今回のオーバーホールにて、今後長期間に渡り、安定してこの製品の良さを発揮するでしょう。

当店ではPD121シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、PD121シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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LUXMAN (ラックスマン) PD121A オーバーホール S:C0600340


LUXMAN (ラックスマン) PD121Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化

処置
オーバーホール
・電解コンデンサ全数交換
・フィルムコンデンサ全数交換
・調整用半固定抵抗器全数交換
・小信号トランジスタ全数交換
・各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
・各回路基板クリーニング、防湿コーティング
・リレー周辺配線手直し
・電源回路パワートランジスタ2個交換
・電気調整
・24時間以上のエージング後、動作確認

少し珍しいLUXMAN PD121Aです。
PD121との違いは、DDモーターユニットが日本サーボ製のクオーツロック制御に変更され、それと共に電源ユニットやストロボ点灯ユニットが変更されています。
見た目は殆ど変わらない2台ですが、中身は全くの別物です。

PD121は、Technics SP-10用のモーターに機構的な変更を加えた物で、コアに線材を巻いていますが、PD121Aはコアレスになっています。
本製品のDDモーターステータ部です。


底から見た状態です。モーターユニットを組み上げると、この部分は全く見えなくなります。
コアレスモーターを使うと回転トルクが基本的に弱くなりますが、電源を±両電源にして補っています。

生産後、長期の年月を経ていますので電子部品の劣化が進み、回転ムラが少しばかり多くなっています。この製品のストロボには各回転数の数字が書かれていますが、それが少しユラユラと揺れる程度です。
オーバーホイール後にはこの回転ムラが治まり、ストロボが殆ど静止して見えます。

当店に入荷する以前に修理を実施された跡が有りました。
信頼性を低下させる作業が2件有りました。
まず、電源回路のパワートランジスタの実装方法です。
修理時の部品交換は、壊れた部品を同じ、又は同等品の部品と交換しますが、この製品に使われていたトランジスタは、リード線が根本付近で継ぎ足されていました。
その様子です。


上が実装状態、下が回路基板から取り外した状態です。
しっかりと半田付けがされていますが、これは不安です。今回のオーバーホールにて、どちらも新品に交換しています。
2件目は、リレー周辺の配線です。

この様な状態でしたので、手直しを行っています。

どちらも大きい問題では無いと思いますが、やはり少しばかり気になりますね。

今回のオーバーホールにて、今後長期間に渡り、安定してこの製品の良さを発揮するでしょう。

当店ではPD121シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、PD121シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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YAMAHA (ヤマハ) YP-1000mk2 オーバーホール S:1437


YAMAHA (ヤマハ) YP-1000mk2にて、回転速度が不安定との事でお預かりしました。
オーバーホール作業前の動作確認にて、回転時のストロボがゆらゆらと揺れたり、急に遅くなって回復する事が確認出来ました。

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換(1部フィルムコンデンサに交換)
  フィルムコンデンサ全数交換
  電源部小信号トランジスタ2個交換
  電源部整流用ダイオード3個交換
  電源部リレー2個交換(互換品使用・実装用回路基板使用)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スパークキラー交換
  ヒューズ交換
  電気調整
  機構部クリーニング、注油
  24時間以上のエージング後動作確認

この製品は、電源周りはYAMAHAですが、DDモーターはTechnics SP-10用の物が使用されています。
その為でしょうか、SP-10と良く似た症状が出ていました。

電源周りの部品交換で困ったのが、2種類のリレーです。
接触不良を起こしていて、交換が必要です。時々、リレーの接点をクリーニングしている記事が有りますが、接点その物が使えなくなっていますので、一時凌ぎでしかありません。
電源ON/OFFと、回転数切り替えにリレーが用いられていますが、どちらも製造停止で入手が非常に難しく、有ったとしても、非常に高価です。
対策として、今現在入手出来て、信頼性の高いリレーを使用しています。ただ、リード線の配置や配線は全く互換性が有りません。変換基板を回路基板屋さんに発注しても良いのですが、メンテナンスの費用が高価になります。
今回は、ガラスエポキシの生基板を購入し、変換基板を自分で製作してリレーを実装しています。

電源回路のトランジスタに2SC458が使用されていますので、これも交換しています。また、リード線が真っ黒になっていたダイオードの交換も行っています。

今回のオーバーホールにて、回転の不安定さが無くなっています。また、劣化していた部品を交換していますので、今後長期間、安定して動作するでしょう。

当店では、Technics SP-10のDDモータを使用した製品のオーバーホールも行っています。
対応できる製品かどうかは、お気軽にご相談下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-25 オーバーホール S:CEBK28B011


Technics (テクニクス) SP-25のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化にて動作不安定

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各操作スイッチ全数交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り後再半田付け
  各回路基板クリーニング
  各回路基板防湿コーティング
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  機構部クリーニング・注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

時々異常動作をするとの事でお預かりしました。
オーバーホールを実施する事で、正常に動作する様になっています。

当製品の回路基板は裏付け部品が多く、部品面に移設するのが大変です。信頼性を重視するなら、出来るだけ裏付け部品は無くしたいですからね。
回路パターンの関係で、1個だけ裏付け部品が残ってしまいました。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズ及びSP-15、SP-25の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA9221B038


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転
・回転数表示不具合発生

所見
・FGコイル取付部半田付け外れ
・各電子部品劣化

処置
・ロジック回路基板スイッチングダイオード11個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換(D316 RD5.1)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

この製品で良く有る症状です。
FGコイル取付部の半田付けが劣化して外れています。
見た目は何とも無いのですが、導通をチェックするとはっきりと確認出来ます。
オーバーホール実施時にこの部分の半田付けをやり直すので、この症状は通常のオーバーホールにて完治します。

回転数表示の7セグメントLEDが、33rpm時と78rpm時で、点灯してはいけない一部のセグメントが薄く点灯しています。
ダイオードマトリクスを組んで必要なセグメントを点灯させていますので、1個のダイオードが悪さをしているのは解っていますが、念の為、このダイオードマトリクスを組んでいるダイオード全数を交換しています。

個人の方や普通のオーディオショップ等で電子機器を修理されているHPを拝見しますが、最初から電子部品を疑っておられます。
生産後、長期間経過している電子機器の修理時には、まず電解コンデンサを疑いますが、半田付けも疑う方が良いのではないでしょうか。
半田付け修正時には、一度元の半田を吸い取って再度半田付けしないと、近い将来に半田が外れます。盛り半田で誤魔化してはいけません。
勿論、当店では回路基板の半田を全箇所吸い取り、再半田付けを行っています。

今回のオーバーホールにて、今後、長期間安定して動作しますので、安心してご使用頂けます。
また、今回のSP-15のように、生産後30年以上経過している製品は、問題なく動作しているように見えても、何かしらの問題を抱えています。勿論、製品本来の性能は発揮されていません。
完全に故障する前にオーバーホールを実施し、製品の本来のクオリティーを引き出してご使用頂けたらと思います。
製品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
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YAMAHA (ヤマハ) YP-1000 修理・オーバーホール S:10328


YAMAHA (ヤマハ) YP-1000の修理にてお預かりしました。

症状
・33rpm 回転ムラ大

所見
・速度切替リレー接触不良
・各電子部品劣化

処置
・電源回路基板ダイオード3個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(一部フィルムコンデンサに交換)
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換
  リレー全数交換(変換基板使用)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スパークキラー交換
  電源部小信号トランジスタ2個交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

当製品は、DDモーターユニットはTechnics SP-10のコストダウンバージョンを使用していますので、当店でメンテナンスが可能です。

お預かりした時には、33rpm時の回転ムラが多くなっていましたが、作業開始時点では33rpmが回転スタートしなくなっていました。
お求めになったお店で、ある程度のメンテナンスは施されていましたが、リレーは接点クリーニングのみで、交換はされていませんでした。
信号用のリレーは、接点をクリーニングしても、かなり近い将来に接触不良を起こします。
やはり、このリレーの接点接触不良にて、今回の不具合が発生していました。
また、当店のオーバーホールメニューの交換対象部品が交換されていませんでしたので、お客様にご了解を頂き、オーバーホールを実施しています。

この製品には、電源スイッチ用と回転数切り替え用の2個のリレーが用いられています。どちらも海外製品で入手が難しく、有ったとしてもデッドストック品です。生産されて4半世紀以上経過した未密閉型のリレーは、保存状態にもよりますが半年から1年程度で駄目になるケースが多いので、お客様のご了解の上、オムロンの現行品で、密閉型を使用しました。
勿論、大きさもピン配置も互換性は有りませんので、当店で変換用の基板を製作し、リレー交換を実施しています。

その他、当店のオーバーホールメニューにてオーバーホールを実施しています。33rpm、45rpmどちらも安定して回転する様になりました。劣化部品は考えられる全ての物を新品に交換し、半田付けも修復していますので、今後長期間、安定して製品の持ち味を発揮するでしょう。

YAMAHA YP-1000が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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KENWOOD (ケンウッド) L-07D 修理・オーバーホール S:050174


KENWOOD (ケンウッド) L-07Dの修理にてお預かりしました。

症状
・動作安定しない

所見
・各電子部品の劣化
・回路基板の回路パターン切断

処置
・コントロール回路基板回路パターン修復
・機械ブレーキのブレーキシュー交換
・ブレーキソレノイド駆動用トランジスタ2個交換
・電源整流ダイオード交換
・リアコネクション回路基板裏付け抵抗器4個交換
・配線用スタッドピン表面研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換(電解コンデンサに交換されていた)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

電源をONにすると、プラッタがゆらゆらと左右に揺れ、スタートすると回転はしますが、回転ムラが0.08%程度と、この機種にしては非常に悪い数値です。
3回程メーカー修理を受けているようです。サーボ用のICと電解コンデンサ、OPアンプICを交換した跡が有りました。
コントロール回路基板を集中的に修理しているようですが、回路基板のランドが多数剥がれ、OPアンプICも互換品が使用されています。タンタルコンデンサも交換されていますが、普通の電解コンデンサが使用されています。
また、加振すると色々な異常動作をします。
オーバーホール時にICやタンタルコンデンサを純正品に交換し、回路パターンの見直しを行いました。
ランドが剥がれている場所の回路パターンは修復されていますが、良い状態ではなく、接続したり外れたりしていましたので、メッキ線を用いて修正を行っています。

電源回路基板の半田修正時、整流用ダイオードの片方の半田を吸い取ると、リード線がぐらぐらになりました。おかしいな?と思い、部品面を見るとダイオード本体からリード線が外れていました。その様子です。

この構造のダイオードは、今回の様に本体からリード線が外れている事が頻度は低いですが何回か経験しました。
ロットによるものかも知れませんので、今回は4本使用されているダイオードを全て交換しています。

機械ブレーキのソレノイドがおかしな動作をしていました。通常でしたらストップ時に動作しますが、時々、回転中に動作します。また、ストップ時に動作しない時もあります。
このソレノイドを駆動しているトランジスタ2個を交換する事で、正常動作する様になりました。
また、機械ブレーキのブレーキシューが無くなっていましたので、取り付けています。
取り付け前後の様子です。

この機種の配線用スタッドピンは、今まで全部の製品で錆が発生し、ワイヤラッピングされた配線で接触不良が発生しています。そのまま半田を流したのでは半田が付きませんので、一度ピンを取り外し、表面を研磨した後半田メッキを行って配線を半田付けしています。
この様な状況です。

何とか配線を行おうとした跡がミエミエですが、この配線、少し揺すると外れました。
オーバーホール後の同箇所の様子です。

本体からのFG信号レベルが安定しません。
回路基板に固定抵抗器が半田付けされていますが、この固定に接着剤が使用されています。この接着剤、原因は不明ですが、部品を壊します。取り外して抵抗値を確認すると問題無いのですが、実装して信号を流すと悪さをします。
回路基板から取り外すと、この様になっています。

回路基板の部品面に新品部品を取り付けています。

今回の製品は色々と有りましたが、何とか正常動作する様になりました。
生産後、かなりの年月を経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんが、メーカー修理ってこんなレベルなのかなと考えさせられました。

今回のオーバーホールにて動作は安定し、回転ムラも0.007%前後まで改善されています。
良い製品ですので、今後長らく安定して動作するでしょう。

早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

KENWOOD L-07Dが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SL-01 修理・オーバーホール S:DA740GB049


Technics (テクニクス) SL-01の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転

所見
・各電子部品の劣化

処置
・定電圧ダイオード1個交換
・メイン回路基板回路パターン腐食によりジャンパー線にて修復
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各操作スイッチ、電源スイッチ交換
  回路基板接続用コネクタ全数交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け  
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  アーム動作点検、調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

FGコイルからの信号を増幅するアンプの出力が殆ど無くなり、サーボ回路が正常に動作していませんでした。
オーバーホールを実施した事により、FG信号が正常に増幅されるようになり、各回路が正常動作する様になりました。

電解コンデンサの液漏れにより、回路パターンの腐食が進んでいる箇所が有りました。腐食部分を削り取ると回路パターンが無くなってしまいましたので、ジャンパー線にて修復しています。

部品交換時に気がついていたのですが、サーボ調整用の半固定抵抗器が回しきり状態になっていました。
部品交換、半田付け修正を行った後、仮組立を行って動作確認を行います。サーボは掛かり定速回転していますが、やはりサーボの調整が半固定抵抗器の調整範囲で規格に入りません。このままではお客様にお返し出来ませんので、トラブルシューティングに入ります。
FG信号から波形整形されたサーボ用の信号レベルが、定格の半分しか有りません。
リミッタ用に定電圧ダイオードが使用されていますので、この部品を取り外しチェッカーにて確認しますが、全く問題は有りません。ただ、どう考えてもこのダイオードが悪さをしていますので、新品と交換した所、信号レベルが定格に戻り、調整も規格に合致しました。
部品の半殺し状態だったのでしょう。
ただ、気になるのは、回路基板に修理の跡が無い事です。普通に考えると、工場出荷状態から回路基板に何も手が加えられていない状態で、当店に入荷したと思われます。
生産ラインで不具合を治さずにそのまま出荷する事は、普通に考えると有り得ません。オーナー様がご使用中にサーボの不具合が発生し、修理に出した所、修理者がこの半固定抵抗器を回したら定速回転したので、それ以上の追求はしないでオーナー様に返却したのだと思われます。要するに手抜き修理ですね。
ただ、これは私の推測です。

オーバーホールを実施した事で、この製品の性能を長期間安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA8L19B110


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なく高速回転

所見
・各電子部品劣化
・半田付け劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ドライブ回路基板トランジスタ1個交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

調子良く定速回転していると思えば、急に高速回転したり定速回転に戻ったりしていました。ちょっとした加振で症状が出ていますので、どこかの接触不良を疑います。
SP-15の場合、FGコイル取付部の半田付けの状態が悪くなり、FGコイルからの回転数信号が制御回路に入力されない為に高速回転する事が良く有ります。
今回も同じ事が発生していると思い、FGコイル周辺の半田付けを修正しました。頻度は減りましたが加振で高速回転する事が有ります。
FG信号を追っかけると、ある電解コンデンサを加振すると信号レベルがガクンと下がります。その電解コンデンサのリード線を見ると、緑青が発生していました。
他の電解コンデンサにも緑青が発生しています。
取り外した緑青が発生していた電解コンデンサです。

生産後、長期の年月を経ていますので、この様な電子部品の劣化は避けられません。今回の製品も、オーバーホールを実施した事で不具合は解消しています。

オーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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KENWOOD (ケンウッド) L-07D 修理・オーバーホール S:00900250


KENWOOD (ケンウッド) L-07Dの修理にてお預かりしました。

症状
・電源ON後、暫くして高速回転する

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  OPアンプ6個交換
  ヒューズ全数交換
  スパークキラー交換
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・水晶発振子交換
・本体モーター部、非純正ワッシャ取り外し

各電子部品の劣化により、コントロールユニット内の温度が上昇するとサーボが外れて高速回転していました。
コンデンサ類の他、OPアンプも劣化が認められましたので、新品に交換しています。

モーターユニット内に、純正では取り付けられていないワッシャが取り付けられていました。
中には、アルミニウム板から削り出している物も有ります。
そのワッシャです。

この製品のモーターは、コアレスモーターが使用されています。プリント基板上に何層かのコイルが平面上に取り付けられています。
モーター巻線を観察すると、所々に出っ張りが確認できました。巻線の角の部分に集中していますので、巻線に何らかの衝撃が加えられて、その部分が盛り上がったのだと思います。
ワッシャを取り外して、再度組み立てると、その盛り上がった部分に回転子のマグネットが接触して、異音が発生しています。その接触を避ける為にワッシャを入れたのでしょう。
ワッシャを入れると、その厚み分、コイルとマグネットの隙間が広がります。そうなると、モーター本来の回転トルクが発揮されません。
巻線の盛り上がった部分を慎重に元に戻し、ワッシャが無くても巻線とマグネットが接触しないように修正しています。

この頃の製品は、配線にワイヤーラッピングが導入されています。このワイヤーラッピング、組立時の作業性は良いのですが、生産後、長期間の年月を経ると接触不良を起こす時が有ります。その為、ラッピングされた配線に半田を流して接触を確実にするのですが、今回の製品は、ラッピングされる端子に錆が発生し、半田が乗りませんでした。
少し見難いですが、その様子です。

このままでは確実な配線が出来ませんので、表面を磨き、ハンダメッキを施しています。

部品交換と半田付け修正が終わり、仮組立を行って仮調整を実施中、突然サーボが掛からなくなりました。定速回転中での出来事です。突然どの回転数でも高速回転します。信号へのノイズの混入も有りません。
まさかと思いながらクロック信号を確認すると、信号が有りません。水晶発振回路を確認すると、水晶発振子が発信していません。オーバーホール前のサーボが外れる時には、正常に発信していました。正しく突然死です。
この水晶発振子は在庫していませんので発注し、お客様に理由をお話して入荷するまでお待ち頂く事になりました。
お客様にお返しした後に発生した事を考えると、メンテナンス作業中に発生したのは幸運でした。

今回は、水晶発振子の突然の不具合発生が有りましたが、オーバーホールとモーター巻線の修正で問題無く動作する様になりました。
見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

KENWOOD L-07Dが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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