Home > Archives > 2013-07

2013-07

Technics (テクニクス) SP-10mk2A オーバーホール


Technics (テクニクス) SP-10mk2Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 ボトムケース無し

処置
 部品劣化の為、オーバーホール
  オーバーホール内容
   電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
   フィルムコンデンサ全数交換
   リレー交換(半導体リレー使用)
   調整用半固定抵抗器全数交換
   半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
   プリント基板クリーニング・コーティング
   電気調整・機械調整
   24時間エージング

不具合は有りませんが、お客様が今後長期的にお使いになりたいとの事でオーバーホールを実施しました。
オーバーホール実施前のチェック時には特に目立った不具合は有りませんでしたが、電気的なチェックでサーボパルスの細かい揺らぎが確認出来ました。感度の良いシステムで聴くと、少しノイズが感じ取れるレベルです。生産後、四半世紀以上の年月を経た製品です。何か不具合が発生してもおかしくありません。
今回の製品も、各電子部品の劣化が確認出来ました。オーバーホールを実施する事で劣化した部品を新品に交換しますので、殆ど新品の状態に戻ります。前述のサーボパルスの細かい揺らぎも無くなって、安定性を取り戻しています。

ボトムケースが欠品していましたので、在庫品を取り付けています。ボトムケースが欠品していると、本体内部に埃が入って悪さをしますし、剛性もダウンしますので、これは必需品です。

SP-10mk2Aと同等の性能を持っている現行商品は、非常に高価です。また、スペック的には同等でも、出てくる音は同等では有りません。当製品のオーナー様には、大切にお使い頂きたいと思います。生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

  

Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA6506A020


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 回転時微振動発生
 本体各操作スイッチ動作しない時有り

処置
 本体各操作スイッチ全数交換
 オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スピンドル部クリーニング・グリスアップ
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  プリント基板クリーニング・コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間エージング

本体の操作スイッチ(スタート・ストップ、回転数選択)の動きが悪く、ボタンを押した時に動作したりしなかったりを繰り返していました。
理論回路基板の不具合の場合も有りますが、今回はスイッチの接触不良が原因でした。スイッチを4個全て交換しています。

当店に入荷するSP-10mk2は、回転時に微振動を伴う製品が多いのですが、今回の製品も微振動を発生させていました。
サーボのタイミングを決めるパルスが2msec程度細かく揺らいでいます。耳にはワウ・フラッタとしては認識出来ませんが、少しノイズっぽく聴こえます。
この原因は、電子部品の劣化です。特にコンデンサ類の劣化が進んでいて、各信号にノイズが混入しています。
オーバーホールを実施する事で、この劣化した部品を全て交換しますので、オーバーホール実施後のこのパルスの細かい揺らぎは0.3msec程度まで少なくなっています。これは、新品状態と同等の値です。

今回のオーバーホールで、今後永らく安心してお使い頂けます。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis ─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA5617L012


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 本体各操作スイッチ接触不良
 スタート・ストップボタンに傷有り
 回転時微振動

処置
 本体各操作スイッチ交換(4個)
 スタート・ストップボタン交換
 オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スピンドル部クリーニング・グリスアップ
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  プリント基板クリーニング・コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間エージング

海外仕様のSP-10mk2です。銘板にはSP-10mk2 XALと記載されています。
国内仕様との大きな違いは、電源トランスが240V入力が有るのと、電源電圧切り替えスイッチが搭載されている程度です。

この製品は、修理を行った形跡が有ります。電源部分の電解コンデンサが1部交換されていました。何時交換されたのか不明ですので、今回のオーバーホール時に新品に交換しています。

本体の各操作スイッチが接触不良を起こしていて、普通の操作では受け付けません。4個全て新品に交換しています。

スタート・ストップボタンに打痕傷が有ります。性能には関係有りませんが、見た目も重要ですので交換しています。

当店に入荷するSP-10mk2は、その殆どが回転時に微振動が確認出来ます。今回の製品も回転時に微振動が確認出来ました。
部品劣化が進み、回路内部のノイズが取り切れない事が原因です。
電子回路はどの様な回路でもノイズが発生します。このノイズを除去する働きをするのが、基本的にコンデンサ類です。(ノイズを除去するだけではありません)
このコンデンサが経年劣化してノイズ除去力が低下します。その為に、各信号にノイズが混入し、回転時の微振動として現れます。
また、電解コンデンサは電解液漏れの危険性が有ります。
電解液が漏れ出すと、周辺の部品や回路パターンを腐食させます。部品は交換すれば良いのですが、入手不可品は交換できません。回路パターンが腐食されている時は、パターン修正で何とかなる場合が多いのですが、酷い時には修正不可となってしまい、その製品は終わりを告げます。
この様な事態に陥らない為には、早めのオーバーホールを実施するしか回避策は有りません。
SP-10シリーズは優れた製品ですので、永らくお使い頂きたいと思います。この優れた製品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis ─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA7824B009


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 スタート・ストップスイッチが動作したりしなかったりする。
 回転時、勝手に停止
 回転時、微振動発生

処置
 スタート・ストップスイッチ、回転数選択スイッチ交換
 オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スピンドル部クリーニング・グリスアップ
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  プリント基板クリーニング・コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間エージング

スタート・ストップが時々受け付けられず、これも時々ですが、回転中に勝手に停止する不具合が有ります。この原因は2箇所有りました。
1箇所目はスタート・ストップスイッチです。
接触が悪くなっていて、ボタンを押してもオンにならない時が有りました。このスイッチが不具合を起こす事はあまり有りませんが、酷使すると接触不良を起こします。回転数選択スイッチも同じ部品を使っていて、接触不良を起こしかけていましたので、全て交換しています。
もう1箇所ですが、論理回路基板上の電解コンデンサが液漏れを起こしていて、漏れた電解液が回路パターンを溶かして酸化させていました。回路パターンが酸化すると、その部分が不安定な抵抗分を持ち、製品の異常動作を引き起こします。
電解コンデンサを交換し(オーバーホールメニューに入っています)、酸化した回路パターンを全て剥ぎ取り、回路パターンを修正しています。
電解コンデンサの液漏れは珍しい事では有りません。当店に入荷する修理品には、殆どの製品で発生しています。今回の様に回路パターンが腐食している事もよく有る事です。腐食が激しいと修理不能に陥ります。
当店では、生産後長期間経過した製品は、早めのオーバーホールをお勧めしています。これは、修理不能になる前に手を入れる事で、その製品を長くご愛用して頂きたいという思いからです。
SP-10mk2は音質的にも機械的にも素晴らしい製品だと思います。この素晴らしい製品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

以上の修理とオーバーホールを実施した事で安定性が増し、微振動も収まって生産初期の性能を取り戻しています。
今後、長期間安定して動作しますので、安心してお使い頂けます。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis ─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk2A オーバーホール S:NE0AA10019


Technics (テクニクス) SP-10mk2Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 本体内部のオイル汚れ多

処置
 オーバーホール
  オーバーホール内容
   電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
   フィルムコンデンサ全数交換
   リレー交換(半導体リレー使用)
   調整用半固定抵抗器全数交換
   半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
   プリント基板クリーニング・コーティング
   電気調整・機械調整
   24時間エージング

あまりお目に掛かれないSP-10mk2Aです。
回路的には、SP-10mk3からピッチコントロールを外した様な構成です。電気的安定性は、SP-10mk2よりも優っています。

今回の製品は、内部が全体的にオイルで汚れていました。多分ですが、スピンドルへの注油が多過ぎたのだと思います。回路基板やボトムケースまでオイル塗れです。

少し分り難いですが、ボトムケースの内側です。全体的にオイルが付着しています。
SP-10mk2のスピンドルケースは、オイルが抜けてしまう事は無い様に設計・製作されています。余りに神経質になって過度にオイルを注入すると、今回の製品の様に、内部が油まみれになってしまいます。内部には油分を嫌う個所も有りますので、取扱説明書通りに注油すれば大丈夫です。

今回の製品も部品劣化が進み、電気的安定性が悪くなっています。
サーボを掛ける為にサンプリングと言う回路があります。この回路にパルスを扱う部分が有るのですが、このパルスが小刻みに揺らいでいます。オーバーホールを実施して電子部品を新品に交換すると、このパルスの揺らぎが劇的に少なくなります。今回の製品は、完全に止まっていました。
この揺らぎが有ると、見通しの悪いノイズっぽい音になります。今回のオーバーホールで電子回路が新品状態に戻っていますので、この製品の持つ性能が引き出されています。
SP-10シリーズは、大変優れた商品です。この優れた商品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis ─────────────────────────────────────────────

DENON (デノン) DP-60L オーバーホール S:139240


DENON (デノン) DP-60Lのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 電子部品(一部トランジスタ含む)劣化
 アームのウエイト部が垂れ下がり

処置
 各電子部品劣化の為オーバーホール
  オーバーホール内容
   電解コンデンサ全数交換(一部オーディオグレード品使用)
   フィルムコンデンサ全数交換
   調整用半固定抵抗器全数交換
   一部トランジスタ交換(2SC458)
   スピンドル部クリーニング・グリスアップ
   メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
   半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
   プリント基板クリーニング・コーティング
   電気調整・メカニズム調整
   24時間エージング 

この製品ではお約束みたいなものですが、トランジスタ(2SC458)の劣化が有りましたので交換しています。
部品リード線が錆びて、緑青が湧いています。

このトランジスタは、経年劣化でノイズが増加する事で有名ですね。本製品では、このトランジスタの劣化により、サーボが掛からなくなって高速回転する事が多いです。同品番のトランジスタを全数交換しています。
DP-60Lは生産ロットによって内部の回路が異なっています。別ロットの製品には、このトランジスタは使用されていません。 

アームのウエイト部が防振ゴムの劣化により垂れ下がっています。再生音に影響が出ますので、ゴム部品を製作して交換しています。
ゴム部品交換前後です。上が交換前、下が交換後です。

アナログ制御のDDターンテーブルは、ノイズの影響が再生音に大きく出ます。今回の製品もオーバーホール前には見通しの悪い音がしていましたが、オーバーホール後は、すっきりとしたこの製品らしい音になっています。また、この世代の製品には、カスタムICが使用されています。ノイズの影響により、このICが破壊される場合も有ります。カスタムICは今となっては非常に入手が難しいか入手不可です。修理が発生する前にオーバーホールを実施して、安心して音楽に浸って頂きたいと思います。
今回オーバーホールを実施した事で、今後、長期に渡って安心してご使用出来ます。

DENON DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA9110B008


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
 高速回転(サーボ掛からず)

所見
 電解コンデンサ劣化

処置
 オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード品使用。一部高信頼性部品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  スピンドル部クリーニング・グリスアップ
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間エージング

各電子部品の劣化が進んでいますので、単なる修理では無く、オーバーホールを実施しています。不具合箇所の部品交換だけでも暫くは正常に動作しますが、長期間(年単位)で見ると、後々、色々な不具合が発生するのは確実です。当店では、長期間安心してご使用頂ける様に、生産後長い年月を経過した製品には、オーバーホールをお勧めしています。

SP-15には、FGコイルの信号を増幅するアンプの前段にフィルター回路が有りますが、このフィルター回路に使用されている電解コンデンサが劣化し、信号がアンプに伝達されていませんでした。
その電解コンデンサの様子です。

電解液が漏れて、部品リード線が錆びています。
オーバーホール時に該当する電解コンデンサを新品に交換しています。

当店のオーバーホールメニューに、各回路基板の半田吸い取り・再半田付けという項目が有ります。
半田も時間と共に劣化します。劣化すると部品のリード線と半田が剥離し、導通が無くなります。所謂「半田抜け」と言われる症状です。それを防止する処置ですが、ここで一工夫。半田を抜いた時に部品と基板を密着させ(可能な部品のみ)、部品のリード線を基板半田面で折り曲げます。半田が無くても部品を基板に固定するのです。
半田抜けは、半田が劣化した時に、部品が振動したり部品のリード線が熱によって膨張・収縮を繰り返す事で発生します。リード線を折り曲げると、部品が固定出来て振動を防ぎ、半田とリード線の接触面積を広げる事が出来ます。この一手間を掛ける事で、半田付けの信頼性が上がります。
勿論、この作業で性能は上がりませんが、少しでも信頼性を上げる為の私の拘りです。
作業前後の様子です。上が作業前、下が作業後です。

今回のオーバーホールで新品の状態に近付ける事が出来、今後、長期に渡って安定動作します。
製品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。SP-10シリーズ・SP-15をご使用されているオーナー様には、早めのオーバーホールをお勧めします。

当店ではSP-10シリーズ・SP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

DENON (デノン) DP-60L 修理・オーバーホール S:302880


DENON (デノン) DP-60Lの修理にてお預かりしました。

症状
 スタートして暫くすると回転停止 その後回転スタートしない時有り
 オートリフトアップしない

所見
 モーター駆動トランジスタ動作異常
 アーム位置検出用LED破損
 各電子部品劣化

処置
 モーター駆動トランジスタ交換
 アーム位置検出用LED交換
 各操作スイッチ交換
 各電子部品劣化の為オーバーホール
  オーバーホール内容
   電解コンデンサ全数交換(一部オーディオグレード品使用)
   フィルムコンデンサ全数交換
   調整用半固定抵抗器全数交換
   スピンドル部クリーニング・グリスアップ
   メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
   半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
   プリント基板クリーニング・コーティング
   電気調整・メカニズム調整
   24時間エージング

スタートボタンを押すと、普通にスタートし定速回転するのですが、暫く時間が経過すると(時間はランダム)回転が停止していました。
停止した後は、スタートボタンを押しても回転スタートしません。強引に回してストップさせると、電子ブレーキは効いています。モーター駆動用のトランジスタの特性をチェックしましたが問題は有りません。
各電子部品の劣化が認められましたので、これが原因と思い、まずオーバーホールを実施しました。実施後、普通に回転を維持していましたので、オーバーホール後のエージングを行いますと、約6時間後に回転ストップ。何故?
本格的なトラブルシューティングを開始します。
サーボが掛かっていますのでなかなか手強いですが、オーバーホールを実施していますので、不具合箇所は限られています。
再度、駆動用トランジスタの特性チェック。問題ない数字なのですが、測定する度に数値が大きく変わります。誤差の範囲では有りません。
結局、この駆動用トランジスタを新品に交換する事で、正常に戻りました。
この様な事は頻発する事では有りませんので、あまり気にしていなかったのです。機械に試された様な感じですね。

オートリフトアップ機構が動作していませんでした。アーム位置検出用のLEDが破損して、アームの位置が検出出来なくなっています。LEDを交換し、調整を行っています。

以上の修理とオーバーホールを実施していますので、今後、長期に渡って安心してご使用出来ます。

DENON DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────


 

  • Comments (Close): 0
  • Trackbacks (Close): 0

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AV7828F022


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
 電源入らず

所見
 部品劣化による電源整流部異常動作
 +5V用3端子レギュレータ破損

処置
 +5V用3端子レギュレータ交換
 部品劣化の為、オーバーホール
  オーバーホール内容
   電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
   フィルムコンデンサ全数交換
   リレー交換(半導体リレー使用)
   調整用半固定抵抗器全数交換
   半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
   プリント基板クリーニング・コーティング
   電気調整・機械調整
   24時間エージング

電源回路の故障で電源が入らなくなっていました。
整流回路の電解コンデンサの容量抜けで、後に繋がる電源回路が誤動作し、+5V用3端子レギュレータも破損しています。
整流後と電源回路の出力波形です。


上が整流回路通過後の波形、下が電源回路通過後の波形です。
整流回路通過後の波形では、電圧の谷の部分が異常に低くなっていて、電源回路通過後の波形の様に、部分的な電圧降下が認められます。また、整流回路通過後の波形には、パルス状のノイズが混入しています。これは、電解コンデンサ劣化による容量抜けが原因です。
オーバーホール後の波形です。


どちらも綺麗な波形に戻っています。
この部分の電解コンデンサを交換すれば修理は終わりですが、生産後、かなりの年月が経過していますので、他の部分の部品も劣化が進んでいます。少しでも安心してお使い頂けるように、オーバーホールを実施して、不安要素を可能な限り排除しています。

部品劣化が進みますと、ノイズの影響が大きく出てきます。このブログでも再三取り上げていますが、このノイズが再生音に影響を与えます。モーターを駆動する信号にもノイズが混入しますので、回転に僅かな振動を伴います。この結果、ノイズっぽく見通しの悪い音になってしまいます。それでは宝の持ち腐れです。
オーバーホールを早めに実施して、気持ちよく音楽に浸って頂きたいと思います。
SP-10mk3は、素晴らしく優れた商品です。この商品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Technics (テクニクス) SP-10mk2(海外仕様) オーバーホール S:NE1KL10235


Technics (テクニクス) SP-10mk2(海外仕様)のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
 78rpmにて回転時、微振動発生

処置
 オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(一部オーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  スピンドル部クリーニング・グリスアップ
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  プリント基板クリーニング・コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間エージング

78rpmで回転時に、微振動が発生していました。
これは、モーターを駆動する信号にノイズが混入して発生します。33rpm,45rpmでも微振動は確認出来ませんが、測定するとノイズが混入しています。
当店でお預かりするSP-10mk2の全ての製品に見られる現象で、電子部品の劣化が原因です。
再生音にノイズ感が有る、音がすっきりしない等の現象が有りましたら、間違いなくこの症状が発生しています。また、生産後、長期間の年月が経過していますので、この症状は、現存する全ての製品に発生していると思われます。
当店でオーバーホールを実施する事で劣化部品の交換を行いますので、ノイズの混入が激減し、限りなく新品の状態に戻ります。

部品劣化が進みますと、故障の原因にもなります。半導体が破損したり、酷い時には振動でFGコイルの線材が切断する事も有ります。何度修理しても色々な個所が故障し、修理費用も高額になって来ます。
そうなる前にオーバーホールを実施しておけば、安心して気持ち良くレコードの音色を楽しんで頂く事が出来ます。
SP-10mk2は、大変優れた商品です。この優れた商品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

Home > Archives > 2013-07

Tag Cloud
PR
メタ情報

Return to page top