Home > Archives > 2014-05

2014-05

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AV7320F027


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転異常。左右往復運動する。
・ストロボ点灯せず
・機械ブレーキ動作せず

所見
・サーボIC不良
・電源トランジスタ不良
・ピッチコントロールIC不良
・各電子部品劣化

処置
・サーボIC(AN660)交換
・電源トランジスタ(2SC1846)交換
・ピッチコントロールIC(MN6042)交換
・ゲートIC(MN4081)交換
・各電子部品劣化の為、オーバーホール
 オーバーホール内容
  電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  プリント基板クリーニング・コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間エージング

電子部品の劣化が進んでいる為、電源に異常なノイズが混入し、各ICを破損させていました。
オーバーホール前に交換しますと、動作確認時に再度ICを破損させる可能性が有りますので、オーバーホールを実施した後、不良になったICを交換します。

ストロボと機械ブレーキを動作させる電源を供給しているトランジスタが破損していました。
このトランジスタは、回路基板上に実装されていると異常な高温となり、熱暴走で破損します。
このあたりはメーカーも把握していたようで、後期の製品は、このトランジスタを放熱板に取り付けています。
今回の製品は回路基板上に実装されていた為、破損していました。
当店でオーバーホールを実施する時には、このトランジスタを交換し、放熱板に移設しています。
今回の製品も、交換・移設を実施しています。

今回の修理は、故障する前にオーバーホールを実施していれば防げたと思います。
生産後、長期間使用されている機械は、何かしら不具合を抱えています。それが人間には認識できず、測定器で測定して判明する事が往々として有ります。
大切な機械を長きに渡りご使用になりたい場合は、早めのオーバーホールをお勧めします。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
─────────────────────────────────────────────

DENON (デノン) DP-6000 修理・オーバーホール S:110891


DENON (デノン) DP-6000の修理にてお預かりしました。

症状
・サーボは掛かっているが回転数が若干低い
・ストロボ点灯せず
・電子ブレーキ動作せず

所見
・SERVO AMP UNIT⇔PHASE LOCK AMP間コネクタ破損
・各電子部品劣化

処置
・コネクタ修復
・金属皮膜抵抗器交換(5個)
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整
  24時間エージング

SERVO AMP UNIT⇔PHASE LOCK AMP間を接続するコネクタが破損していて、接触不良を起こしていました。
同等部品が入手出来ませんので、修復を行っています。

各電子部品が劣化し、本来の動作をしていませんでした。
オーバーホールを実施した事で、劣化部品を新品に交換していますので、本来の性能・動作が蘇っています。

効果が不明ですが、SERVO AMP UNITに抵抗器が2本追加されていました。

オーバーホール後にはこの抵抗器を取り外さないと正常な動作はしませんでしたので、前回の修理時に、劣化した部品を無視して何とか辻褄を合わせようとしたのでしょうか。

DENONのターンテーブルは、小信号トランジスタが劣化して不具合が出易いのですが、今回の製品はこのトランジスタが交換されていました。
それでも今回の様な不具合が発生しますので、今現在正常に動作している(ように見える?)製品でも、不具合が発生する前にオーバーホールをお勧めします。
安定して安全に長期間の使用に耐える様になります。

当店ではDENON DPシリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

─────────────────────────────────────────────
商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
────────────────────────────────────────────

Home > Archives > 2014-05

Tag Cloud
PR
メタ情報

Return to page top