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2014-10

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3411F003


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・電源入らず

所見
・電源ライン一次側ヒューズ切れ

処置
・ドライブトランジスタ全数交換(3組6個)
・プリドライブトランジスタ全数交換(3組6個)
・ドライブIC交換
・各電子部品劣化の為オーバーホール
 オーバーホール内容
  電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路ダイオードブリッジ交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・コーティング
  電気調整
  24時間エージング

電源スイッチを入れると、電源の1次側ヒューズが元気良く飛んでいました。
テスターでショートを調べましたが、ショートは確認出来ません。
この様な場合、オーバーホールを実施すれば治る時が有りますし、電子部品の劣化が進んでいますので、各回路が正常な動作をしていない可能性が高いので、トラブルシューティングの前にオーバーホールを実施します。
今回は、オーバーホールを実施してもヒューズが切れます。
トラブルシューティングの結果、モーターを駆動しているトランジスタの内、1組が壊れていました。
SP-10mk3の駆動回路は、ドライブトランジスタとこのトランジスタを駆動するプリドライブトランジスタが3組使われています。
今回はドライブトランジスタ、プリドライブトランジスタ共に壊れていました。また、他のトランジスタもhfeが極端に落ちていましたので、この部分のトランジスタを全数交換しています。
トランジスタの破壊と共に、ドライブ用のICも壊れていましたので交換です。
結果、トランジスタ12個、IC1個を交換しました。これにより、安定に動作しています。

今回から、2.2uF以下の電解コンデンサをフィルムコンデンサ(パナソニック製ECQVタイプ)に交換するようにしました。少しでも長期間安定して動作させる為の変更です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-55-1133
メール:vintageaudio@csis.jp
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