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2015-03

Technics (テクニクス) AP-10mk3 修理・オーバーホール S:AF5L11F020


Technics (テクニクス) AP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転中停止

所見
・各電子部品劣化
・コントロールユニット各操作スイッチ接触不良

処置
・コントロールユニット各操作スイッチ交換
・オーバーホール
 オーバーホール内容
  電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路ダイオードブリッジ交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  電源トランジスタ移設(熱対策)
  24時間エージング

各電子部品の劣化が進み、回路が正常動作していませんでした。
オーバーホール前は5〜6時間程度に1回、回転停止の症状が出ていましたが、オーバーホール後は、4日間の連続エージングでも問題は発生していません。
回転停止以外にも問題が有りました。どの回転数でも回転時にプラッタが微小振動を起こしています。回転中に本体に聴診器を当てて聞くと、異音が聞き取れます。部品劣化によりノイズが制御信号に乗り、モーター回転信号に悪影響を与えています。
オーバーホールを実施する事で劣化部品が新品になり、ノイズが激減して回路も正常動作する様になります。今回の製品もオーバーホールにてプラッタ回転時の異音は無くなっています。

コントロール回路基板に実装されているLED・ブレーキソレノイド用の電源を作っているトランジスタが異常な高温になり、トランジスタの動作異常やハンダクラックを起こします。後期の製品では対策されて放熱器に実装されていますが、前記の製品では対策されていません。
当店では、オーバーホール時に対象のトランジスタを放熱器に移し、安定動作する様に対策を行っています。

今回の修理・オーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA8317F036


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・電源ONと同時に回転始める。STOPしない
・高速回転

所見
・論理回路基盤電解コンデンサ液漏れによる回路パターン腐食
・論理回路基盤トランジスタ損傷
・FGコイル断線
・各電子部品劣化

処置
・論理回路基盤回路パターン修正
・論理回路基盤トランジスタ交換
・FGコイル巻き直し
・オーバーホール
 電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
 フィルムコンデンサ全数交換
 調整用半固定抵抗器全数交換
 電源回路ヒューズ全数交換
 スピンドル部クリーニング・グリスアップ
 メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
 回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
 プリント基板クリーニング・防湿コーティング
 電気調整・メカニズム調整
 24時間エージング

論理回路基盤の電解コンデンサの電解液漏れにより、回路パターンが腐食・切断されていました。
部品を取り外した時の状況です。

レジストを取り除くと、回路パターンが無くなっています。

回路パターンのランドがきれいに無くなっています。
このままでは動作しませんので、回路基板の半田面でスズメッキ線による回路パターンの修正を行っています。

論理回路基盤のトランジスタ1個が破損していました。上記の回路パターンの腐食とは、あまり関係が無いと思われます。偶発的な損傷だと思います。
トランジスタを交換しています。

FGコイルの巻線が切断していました。
コイルを巻き直した後、動作確認しますが、33rpmのみ回転ムラが発生していました。45rpm・78rpmでは問題は有りません。
FGコイルの出力電圧が不足しています。
一種の発電機ですから、発生電圧は回転数と導線の巻数・磁束密度に依存します。回転数は変わらず、巻線数も殆ど同じですから、問題は磁束密度です。
リング上の磁石を使用していますが、この磁石の減磁と思われます。同等の部品を製作すると高額な部品になりますので、修理金額が大幅に増加します。同時に製作納期も必要ですので、修理期間が長くなってしまいます。
今回は、巻線に使用する線材の直径を0.1mmから0.08mmに変更して、巻き数を増やす方向で対応しました。この作業により、33rpmでも回転ムラは新品の規格内に収まっています。

各電子部品が劣化し、正常な動作をしていませんでしたので、オーバーホールを実施しています。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA8206E029


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・電源ONと同時に回転スタート、STOP出来ない
・ストロボ交換

所見
・論理回路基盤電解コンデンサ液漏れによる回路パターン腐食

処置
・論理回路基盤パターン修正
・ストロボネオン管交換
・オーバーホール
 電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
 フィルムコンデンサ全数交換
 調整用半固定抵抗器全数交換
 電源回路ヒューズ全数交換
 スピンドル部クリーニング・グリスアップ
 メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
 回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
 プリント基板クリーニング・防湿コーティング
 電気調整・メカニズム調整
 24時間エージング

論理回路基盤の電解コンデンサの液漏れによって回路パターンが損傷し、正常動作していませんでした。
回路パターン損傷の様子です。



1枚目が部品を取り外した状態、2番めがレジストを削除した状態(どちらも部品面)、3番めが半田面の状態です。完全に回路パターンが腐食して無くなっているのがお解りだと思います。
この様に、回路基板を壊してしまうのが、電解コンデンサの液漏れの怖い所です。
スルーホールも腐食していますので、ドリルを通してスルーホールを取り除き、スズメッキ線で回路パターンの修復を行っています。

お客様のご要望で、ストロボネオン管の交換を実施しています。
このネオン管ですが、今現在、同じ物は入手出来ません。当店では特注の部品を使用しています。

各電子部品が劣化し、正常な動作をしていませんでしたので、オーバーホールを実施しています。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DK2721D005


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・時々高速回転
・ピッチコントロール不具合

所見
・各部ハンダ付け劣化
・各電子部品劣化
・ピッチコントロールIC不良

処置
・ピッチコントロールIC交換
・オーバーホール
 電解コンデンサ(タンタル含む)全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
 フィルムコンデンサ全数交換
 調整用半固定抵抗器全数交換
 各操作スイッチ全数交換
 各回路基板接続コネクタ交換
 スピンドル部クリーニング・グリスアップ
 メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
 半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
 プリント基板クリーニング・コーティング
 電気調整・メカニズム調整
 24時間エージング

各回路基板や配線のハンダ付けが劣化して、半田外れが発生していました。オーバーホール時に全ハンダを一旦吸い取り、再度ハンダ付けを行っています。

ピッチコントロールICが不具合を起こしていました。
このICは初期のCMOS ICですので、パルス状ノイズや静電気が発生すると、非常に壊れ易い素子です。今回の個体の様に、各部のハンダが外れ、電子部品の劣化が進むと、色々なノイズが発生しますので、壊れて当然かも知れません。
今回、オーバーホールと同時に交換していますので、今後長期間、安定して動作します。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の購入・修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-55-1133
メール:vintageaudio@csis.jp
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