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2015-09

Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:TD3404Z999D


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。
今回は、コントロールユニットのみのお預かりです。

症状
・回転数切り替えが出来ない(78rpmに固定される)
・回転時微振動発生
・ワウフラッター悪化

所見
・IC404不良
・各電子部品劣化

処置
・IC404交換
・ドライブ用トランジスタ3個交換
・プリドライブ用トランジスタ3個交換
・オーバーホール
  オーバーホール内容
   電解コンデンサ全数交換(オーディオグレード用使用)
   フィルムコンデンサ全数交換
   制御回路用電源回路ダイオードブリッジ交換
   リレー交換(半導体リレー使用)
   調整用半固定抵抗器全数交換
   ヒューズ全数交換
   回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
   回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
   電気調整
   裏付け部品部品面に移設
   ストロボ・ブレーキ用電源トランジスタヒートシンクに移設
   24時間エージング

SP-10mk3のコントロールユニットは、電源ON時には通常33rpmの回転数で立ち上がりますが、今回は78rpmで立ち上がっていました。33rpm、45rpmのボタンを押すと、押している時には回転数が切り替わっていますが、ボタンを離すと78rpmに戻ります。
この症状は、オーバーホールで治る事も有りますが、今回は完治しませんでした。
電源・オペレーション回路基板のIC404に不具合が発生していて、今回の動作不具合を発症させていました。IC404を交換する事で完治しています。

スタート・ストップスイッチの動作が、時々おかしくなります。ボタンを押すと回転がスタートし、離すと停止する事が有ります。
該当スイッチの接触不調が確認出来ましたので、新品と交換しています。

回転時に微振動が発生していました。この症状はオーバーホールで殆ど完治するのですが、今回は完治しません。
トラブルシューティングの結果、ドライブ用のトランジスタ3組の内、2組のNPN側のトランジスタが不具合を起こし、hfeが30以下になっています。また、同系列のプリドライブトランジスタもhfeが極端に落ちていましたので、ドライブ用、プリドライブ用トランジスタのNPN側全数を交換しています。
これにより、微振動が完治し、ワウフラッターも規格内に収まっています。

今回のメンテナンスにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:08636-3-0808
メール:vintageaudio@csis.jp
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