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2018-05

LUXMAN (ラックスマン) PD121A オーバーホール S:C0600340


LUXMAN (ラックスマン) PD121Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化

処置
オーバーホール
・電解コンデンサ全数交換
・フィルムコンデンサ全数交換
・調整用半固定抵抗器全数交換
・小信号トランジスタ全数交換
・各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
・各回路基板クリーニング、防湿コーティング
・リレー周辺配線手直し
・電源回路パワートランジスタ2個交換
・電気調整
・24時間以上のエージング後、動作確認

少し珍しいLUXMAN PD121Aです。
PD121との違いは、DDモーターユニットが日本サーボ製のクオーツロック制御に変更され、それと共に電源ユニットやストロボ点灯ユニットが変更されています。
見た目は殆ど変わらない2台ですが、中身は全くの別物です。

PD121は、Technics SP-10用のモーターに機構的な変更を加えた物で、コアに線材を巻いていますが、PD121Aはコアレスになっています。
本製品のDDモーターステータ部です。


底から見た状態です。モーターユニットを組み上げると、この部分は全く見えなくなります。
コアレスモーターを使うと回転トルクが基本的に弱くなりますが、電源を±両電源にして補っています。

生産後、長期の年月を経ていますので電子部品の劣化が進み、回転ムラが少しばかり多くなっています。この製品のストロボには各回転数の数字が書かれていますが、それが少しユラユラと揺れる程度です。
オーバーホイール後にはこの回転ムラが治まり、ストロボが殆ど静止して見えます。

当店に入荷する以前に修理を実施された跡が有りました。
信頼性を低下させる作業が2件有りました。
まず、電源回路のパワートランジスタの実装方法です。
修理時の部品交換は、壊れた部品を同じ、又は同等品の部品と交換しますが、この製品に使われていたトランジスタは、リード線が根本付近で継ぎ足されていました。
その様子です。


上が実装状態、下が回路基板から取り外した状態です。
しっかりと半田付けがされていますが、これは不安です。今回のオーバーホールにて、どちらも新品に交換しています。
2件目は、リレー周辺の配線です。

この様な状態でしたので、手直しを行っています。

どちらも大きい問題では無いと思いますが、やはり少しばかり気になりますね。

今回のオーバーホールにて、今後長期間に渡り、安定してこの製品の良さを発揮するでしょう。

当店ではPD121シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、PD121シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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