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2018-11

Technics (テクニクス) SP-10mk2 オーバーホール S:DA6413A031


Technics (テクニクス) SP-10mk2のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・FGコイル出力電圧低い(0.9V)
・電源ユニット接続XLRコネクタ腐食
・ストロボランプ点灯せず

処置
・FGコイルユニット磁石再着磁
・FGコイル巻き直し
・コントロール回路基板FET4個交換
・ストロボランプ交換
・電源ユニットXLRコネクタ交換(オス・メス共
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  中継回路基板裏付け抵抗器追加(3個)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  機械調整
  電気調整
  48時間以上のエージング後、動作確認

今後、長期間安定してご使用になられたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。

作業前チェックにて、回転ムラ(0.08%程度)と微振動が確認されました。
回転ムラの製品規格が0.025%ですので、規格外になっています。
原因は、各電子部品の劣化とFGコイル出力の低下でした。
FGコイルの出力は、測定点にて1.6V以上が通常ですが、本製品は0.9Vまで低下していました。
FGコイルユニットにはリング状磁石を使用していますが、この磁石の減磁が原因です。この磁石の簡易再着磁とコイルの巻き直しで規格以上の出力が得られています。

電源ユニットと本体を接続するXLRコネクタに腐食が見られます。
この様な状態です。

コンタクト内部まで腐食していますので、オス・メス共に交換しています。

ネオンランプが点灯していません。
ランプ本体の劣化も有りますが、電源部の電解コンデンサのパンクも確認出来ます。コンデンサのシースも剥がれています。

オーバーホール時に新品と交換しています。

オーバーホール後の回転ムラチェックで、回転ムラが0.04%程度と規格外になっていました。
コントロール回路基板上のFET4個を交換する事で、0.01%以下にまで抑える事が出来ています。

今回の製品は、見た目はストロボランプと電源コネクタ以外は問題が無い様に見えますが、測定を行うとレコードプレーヤーの基本性能である回転ムラ悪化と微振動が発生していました。メンテナンス後は全てクリアしています。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3610B007


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・スタートするとプラッタが左右に揺れるだけで、回転しない
・ピッチコントロール動作せず

所見
・ピッチコントロールIC不具合
・スピンドル下部先端傷有り
・各操作スイッチ接触不良発生

処置
・ピッチコントロールIC交換
・スピンドル研磨
・各操作スイッチ全数交換
・ヒューズ回路基板配線用スタッド全数交換
・コントロールユニット トランジスタ6個交換
・本体ダイオード2個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  無極性電解コンデンサの1部をフィルムコンデンサに交換
  電源回路基板上の調整用半固定抵抗器2個交換
  回転数切り替えリレー電子スイッチに全数交換
  制御用電源回路ダイオードブリッジ交換
  各回路基板はんだ付け全箇所吸い取り、再はんだ付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  電源用3端子レギュレータ全数交換
  ストロボ、ブレーキソレノイド駆動用トランジスタ交換 ヒートシンクに移設
  ヒューズ全数交換
  機構部クリーニング、注油
  機械調整
  電気調整
  48時間以上のエージング後、動作確認

10年程度前に、当店にてオーバーホールを実施させて頂いた製品です。
修理と同時に、お客様のご了解を頂いて、現在のメニューにてオーバーホールを実施させて頂きました。

スピンドルの先端に傷が入っていました。この様な状況です。

今の所、軸受には問題は有りませんが、このままではに影響が出ますので傷を修復しています。
修復後の状況です。

最近、この様な事が続いています。単なる偶然なら良いのですが、酷い時には軸受まで交換しています。オイルが無くなってドライ状態にはなっていません。
この機種は、軸受部分が密閉されていません。微小な埃が入って傷を付けているのでしょう。
プラッタが10kgと重量級で回転トルクも強力な為に、この様な現象が発生しているのかも知れません。早めのチェックが必要かと思います。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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