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2019-02

DENON (デノン) DP-80 修理・オーバーホール S:160229


DENON (デノン) DP-80の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転

所見
・各電子部品劣化

処置
・モータードライブ回路基板 MPコンデンサ、スイッチ以外の部品全数交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  トランジスタ全数交換
  リレー交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  トランジスタ全数交換
  電源用3端子レギュレータ交換
  金属皮膜抵抗器全数交換
  フォトカプラ全数交換
  スパークキラー全数交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

生産後、約40年が経過している製品です。
何もメンテナンスを行っていない場合、普通に動作する製品は殆ど無いでしょう。
通常のオーバーホールを実施し、DDモーターの駆動回路はMPコンデンサとスイッチ、コネクタを除いて全部品を交換しています。
DENON製のDDプレーヤー・ターンテーブルは、モーター駆動回路の部品劣化が目立ちます。AC100VをスイッチングしてACモーターを回していますので、電子部品の寿命が短くなるのでしょうか?耐圧はきちんと考えられていますので、その可能性はかなり低いと思いますが・・・・・
パワートランジスタのhfeは半分~1/3になっていますし、ダイオードのVFは1.5V~2V程度まで悪化していました。
小信号トランジスタの2SC458の特性劣化は有名ですが、それ以外の半導体も劣化が進んでいます。
機構系は、クリーニングと注油によって問題無く動作しています。この製品だけでは無く、DENON製、Technics製等の国産のプレーヤーは、機械加工精度が良いのでしょう。機構部でトラブルが発生する事は殆ど有りません。ただ、機械を理解しないでメンテナンスを実施されている製品は別ですが・・・

今回のメンテナンスを実施する事で正常に動作するようになり、この製品の性能が蘇っています。
今後長期間、安定して動作すると思います。

当店ではDENON DPシリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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