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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA8317F002


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートさせると、回転数に関わらず高速回転

所見
・FGコイル巻線切れ
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル蒔き直し
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・制御回路基板トランジスタ14個、FET4個交換
・論理回路基板回路パターン修正

プラッタの回転数を検出するFGコイルの巻線が切断していて、回転数情報が制御回路に入力されていない状況でした。その為、プラッタが高速回転しています。
FGコイルの巻線を全て解き、新しい線材でコイルを巻いています。
FGコイルを巻き直してDDモータに組み込んだ後、動作チェックを行います。FG信号のレベルをチェックするポイントでFGレベルを確認すると、通常よりも若干レベルが低い状態ですが、問題が有るレベルでは有りませんが、サーボが正常に掛かりません。オーバーホールにて治る可能性も有りますので、オーバーホール作業に移ります。

オーバーホール実施時、電解コンデンサの液漏れで回路パターンが破損している箇所が有りました。その状態です。

回路パターンが溶けてきれいに無くなっています。
これでは正常動作はしませんので、腐食している部分をきれいに取り除き半田面でパターンの修復をしています。

劣化部品交換、半田付け修正を行った後、動作チェックを行います。
33rpmでサーボが完全に掛からず、プラッタがスムースに回転しません。45rpm、78rpmは問題有りません。
FG信号のレベル低下を疑いましたが、当店にストックしている確認用の回路基板では。問題なくサーボが掛かります。
トラブルシューティングの結果、制御回路基板のトランジスタ14個、FET4個を交換して、正常に動作する様になりました。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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