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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0225H005D


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化

処置
・FGコイル巻き直し
・制御回路トランジスタ5個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、回転数の情報が制御基板に入力されていませんでした。その為、サーボ回路が暴走し、高速回転していました。
FGコイルを全て巻取り、再度コイルを巻いています。

巻き直したFGコイルを取り付け、動作確認を行います。サーボは全回転数で正常に掛かりますが、どの回転数でも回転ムラが大きく、0.15%以上有ります。また、回転時の微振動も確認できました。
各電子部品の劣化が原因です。生産後、30年近く経っていますので、部品が劣化するのは当然です。
いつもの様にオーバーホールを実施します。
部品交換、半田付け修正後動作確認を行います。45rpm、78rpmは問題ありませんが、33rpmのみ回転ムラが治まりません。ただ、微振動は治まっています。
制御回路基板のトランジスタ5個を交換する事で、全ての回転数で回転ムラが0.015%以下に抑える事が出来ました。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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