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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DA3316F019


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・回転スタートにて左右に揺れて回転しない時有り
・ブレーキソレノイド動作しない
・ストロボLED点灯せず
・回転数切り替え出来ない(表示は変化している)
・ピッチコントロール動作せず

所見
・ピッチコントールIC不具合
・電源回路のトランジスタ焼損
・各電子部品劣化

処置
・ピッチコントールIC交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ストロボLED,ソレノイド用電源トランジスタ交換、放熱器に移設
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

ピッチコントールICの不具合で、回転スタートしても通常の速度で回転しない、スタートしてもプラッタが左右に揺れてスタートしない、ピッチコントールが動作しない等、色々な症状が発生していました。
オーバーホールを実施する前に交換すると、早い時期に再度壊れる可能性が非常に高いので、オーバーホールの部品交換が完了した後、交換しています。

ストロボLED及びブレーキソレノイド駆動電源用のトランジスタが損傷していて、どちらも動作していませんでした。
このトランジスタは、動作時にかなりの熱を持ちます。メーカーでも中期以後の製品では、このトランジスタを放熱器に実装しています。
今回の製品は、回路基板上に実装されていましたので、交換と同時に放熱器へ移設しています。

各電子部品の劣化が進んでいて、正常動作は期待できませんので、オーバーホールを実施しています。
SP-10mk3は、生産後30年以上の時間が経過しています。電子部品の劣化は避けられません。
見た目では正常動作している様に見えますが、内部回路はかなり酷い状態で動作しています。きちんとメンテナンスを行えば、現状のオーディオ機器よりも高い性能を持っていますので、壊れる前のオーバーホールは得策かと思います。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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