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Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:DK2906E041


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・回転時微振動発生
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  制御回路用電源回路整流ダイオードブリッジ交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ストロボLED/ブレーキソレノイド用電源トランジスタ交換、移設
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整・機械調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

長期間ご使用され、今後もご使用になりたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。

当店に入荷するSP-10mk3は、大抵の製品に回転時の微振動が確認されます。これは各電子部品の劣化による症状で、信号ラインや電源ラインに、アースラインにノイズが混入して発生します。
これを治すには部分的な修理ではなく、オーバーホールが必要です。劣化が進んでいる電子部品を新品に交換する事で、初期性能に限りなく近付ける事が出来ます。
今回の製品も同様に、回転時に微振動が発生していました。
因みに、電源回路の整流後の波形を記載します。



上から、制御用電源、駆動用電源+側、駆動用電源-側です。
リップルがかなり大きくなっているのがお分かり頂けると思います。
オーバーホール後の波形です。順番は上記と同じです。



リップルの減少が一目でお分かり頂けると思います。また、制御回路用は電圧まで上昇しています。ダイオードブリッジの交換や制御回路の消費電力が減少したのが効いているのだと思います。

これも良く有る事ですが、電解コンデンサのリード線に緑青が発生していました。液漏れの証拠です。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動が無くなり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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