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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:CE9125E017


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル取付部半田付け不具合
・各電子部品劣化
・回転時微振動発生

処置
・FGコイル取付部半田付け修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  各回路基板間の接続コネクタ交換
  タクトスイッチ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

SP-15では良く有る不具合状況ですが、プラッタの回転数を検出するFGコイルの取付部の半田付けに不具合が発生して、回転数信号が制御回路に入力されなくなり、制御不能になってプラッタが高速回転していました。
この機種のFGコイルは、ボビンに線材を巻いているのではなく、フレシキブル基板に方形波状のパターンを書いて、それをステーターの周りに巻いています。
各電子部品の劣化によって回転時に微振動が発生し、その振動で半田付け部分に不具合が発生します。
ですから、FGコイル部分の半田付けを修正しただけでは根本的なメンテナンスにはなりません。オーバーホールにて劣化した部品を交換し、微振動を無くして初めて根本的メンテナンスになります。
今回もオーバーホールの実施とFGコイル取付部の半田付け修正を同時に行っています。これにより、微振動も無くなり、動作的には新品に限りなく近付いています。

当店では、オーバーホール時にタンタルコンデンサの交換も行っています。容量に問題が無くても、ESRが高くなっている物が多く、故障時には基本的にショートモードになる為です。
基本的に、容量・耐電圧と大きさが問題なければ、フィルムコンデンサに置き換えています。

今回のオーバーホールにて、回転時の微振動が無くなり、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-15が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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