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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:CE8823E002


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしておりました。

症状
・ICが取り外されている為、確認出来ず
・お客様が異常動作している画像をYouTubeにアップされていたので、その画像を参照
  指示回転数と実際の回転数が合致しない
  ピッチコントロール動作異常
  回転時、勝手に停止する

所見
・各電子部品の劣化
・ピッチコントロールIC の不具合
・ドライブICの不具合
・Start/Stopボタン動き悪い

処置
・取り外されていたICを取り付け
・ドライブIC交換
・Start/Stopボタン軸受修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサをフィルムコンデンサに全数交換
  各回路基板間接続コネクタ交換
  各操作スイッチ全数交換(タクトスイッチのみ)
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再はんだ付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油、グリスアップ
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

IC304(AN860 基準信号発生用IC)・IC305(MN6042 ピッチコントロールIC)が取り外されていました。また、電解コンデンサも全数交換されています。3箇所のICが取り外されてICソケットが実装され、そのソケットにICが取り付けられていました。
このままでは何も出来ませんので、まず当店のオーバーホールメニューにて劣化部品の交換を行い、半田付け修正を実施します。
ICソケットは取り外し、ICを直付けしています。
その後、取り外されていたICを取り付け、動作チェックを行いました。
電源を入れた直後には、何も問題無く動作しています。そのまま20分程度エージングを行うと、回転中に勝手に止まってしまいました。
トラブルシューティングを始めます。
冷えている時には、何も問題は有りません。温まってくると、回転信号は問題有りませんが、回転が止まります。駆動用のICの不具合です。
該当ICを交換する事で、問題は無くなりました。24時間以上のエージングでも、止まる事無く回転しています。

スタート・ストップボタンの動きが悪くなっていました。この機種では、良く有る不具合です。
ボタンのシャフトを支えている軸受の取り付け部分がプラスチックで作られています。経年劣化でこのプラスチックに割れが生じて、軸受の角度が変わり、ボタンの側面とボタン周辺の突起部分が接触して、動きが悪くなります。
完全に修理するには、このプラスチック成形部品の交換が必要ですが、もう入手不可能ですので、軸受内部を研磨し、ニゲを作って対処しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-15が故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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