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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2301C100


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・ピッチコントロール±0.9%以上カウントしない
・回転数変わらず(表示は切り替わっている)
・回転時微振動発生

所見
・ピッチコントロールIC不具合発生
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

33rpm選択時、45rpmより少し早いスピードで定速回転し、回転数を切り替えても回転数が変わらずに同じスピードで回転しています。また、ピッチコントロールの設定も、±0.9%以上に出来ません。
ピッチコントロールICを交換する事で、この症状は治まっています。

制御用電源の+12Vが変動し、回転時に微振動が発生していました。
上から制御用電源+12V 、制御用電源の整流後、モーター駆動信号の波形です。



+12Vは安定せず、整流後のリップルが多く、モーター駆動信号が急峻に立ち上がっているのが見て取れると思います。
電源が安定しないと電子機器が正常に動作する訳は無く、モーターにこれだけ急峻な信号を送ると、モーター自体が振動するのは当然です。
オーバーホールで劣化している電子部品を新品に交換すると、この様な不具合は無くなります。
オーバーホール後の信号です。
上が整流後の電源、下がモーター駆動信号の波形です。


リップルが激減し、駆動波形が緩やかになっています。
モーター駆動信号の波形は電源だけでは無く、他の部品の影響も受けます。サーボ回路や駆動回路が安定して正常に動作しますので、モーターが無理なく安定して動作します。結果、静かに振動無く回転する様になります。
これが、オーバーホールの最大のメリットだと思います。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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