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Technics (テクニクス) SP-10mk2A オーバーホール S:DA3308A026


Technics (テクニクス) SP-10mk2Aのオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・ストロボ点灯しない
・機械ブレーキ動作しない
・回転時こすれる様な異音発生

処置
・メイン回路基板ひび割れ修正
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  高分子電解コンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  3端子レギュレータ全数交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック
・電源コード3Pインレットに交換

オーバーホールと電源コードの3Pインレット化を承りました。
初期確認時に回転時の異音を確認しました。
機械ブレーキが動作していない上に、ブレーキバンドがモーターのローター外周部に接触する様に調整してあります。常時、少しだけ機械ブレーキが掛かっている状態です。その為に、回転時にこすれる様な異音が発生していました。
見難いですが、この様な状態です。

ブレーキソレノイドが引かれていない状態で、ブレーキバンドがモーターローター外周部に接触しています。
原因は、メイン回路基板にひび割れが発生していて、回路パターンが切断されていた事です。

この切断された回路パターンには、機械ブレーキとストロボ点灯用の信号が流れています。
回路パターンとひび割れの修正を実施しています。

これにより、ストロボが点灯し、機械ブレーキも動作する様になりました。ブレーキソレノイドが引いていない時には、ブレーキバンドがモーターローター外周部分に接触していません。

不思議な事が有ります。何故、機械ブレーキが少しだけ接触していたのでしょうか。謎です。

各電子部品の劣化が進んでいますので、オーバーホールを実施しています。

お客様のご要望により、電源コードを3Pインレットに交換しています。

今回は、オーバーホールと基板修正で問題無く動作する様になりましたが、電源回路の問題が発生している製品は他の電子部品が壊れている可能性が高く、メンテナンス費用が上昇する事に繋がります。また、見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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