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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA9221B038


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・高速回転
・回転数表示不具合発生

所見
・FGコイル取付部半田付け外れ
・各電子部品劣化

処置
・ロジック回路基板スイッチングダイオード11個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換(D316 RD5.1)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

この製品で良く有る症状です。
FGコイル取付部の半田付けが劣化して外れています。
見た目は何とも無いのですが、導通をチェックするとはっきりと確認出来ます。
オーバーホール実施時にこの部分の半田付けをやり直すので、この症状は通常のオーバーホールにて完治します。

回転数表示の7セグメントLEDが、33rpm時と78rpm時で、点灯してはいけない一部のセグメントが薄く点灯しています。
ダイオードマトリクスを組んで必要なセグメントを点灯させていますので、1個のダイオードが悪さをしているのは解っていますが、念の為、このダイオードマトリクスを組んでいるダイオード全数を交換しています。

個人の方や普通のオーディオショップ等で電子機器を修理されているHPを拝見しますが、最初から電子部品を疑っておられます。
生産後、長期間経過している電子機器の修理時には、まず電解コンデンサを疑いますが、半田付けも疑う方が良いのではないでしょうか。
半田付け修正時には、一度元の半田を吸い取って再度半田付けしないと、近い将来に半田が外れます。盛り半田で誤魔化してはいけません。
勿論、当店では回路基板の半田を全箇所吸い取り、再半田付けを行っています。

今回のオーバーホールにて、今後、長期間安定して動作しますので、安心してご使用頂けます。
また、今回のSP-15のように、生産後30年以上経過している製品は、問題なく動作しているように見えても、何かしらの問題を抱えています。勿論、製品本来の性能は発揮されていません。
完全に故障する前にオーバーホールを実施し、製品の本来のクオリティーを引き出してご使用頂けたらと思います。
製品を生かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-15の安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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