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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0421I002


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なく高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化
・+5V電圧低い

処置
・FGコイル巻き直し
・電源回路基板チェナーダイオード交換
・各操作スイッチ交換
・フットスイッチ内部スイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  中継回路基板裏付け抵抗器3個交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

FGコイルが断線して回転数信号が制御回路に入力されなくなり、制御回路が暴走して高速回転していました。FGコイルの巻き直しを実施しています。
今回のコイル切れは、通常と違った切れ方をしていました。
通常は、ボビンの入口か出口で断線しているのですが、今回はボビンの中で複数箇所切断されていました。上側のコイルの外側から、何か鋭利な物で傷つけられている様な切れ方です。巻き取る時に、円周上の同じ位置で6箇所切断されていました。巻き取ったコイル巻線です。

普通であれば、長い線が2個と回路基板からボビンの間の短い線が1本になるのですが、今回はご覧の通り複数の線に別れました。
機構上、ローターを取り外さないとアクセス出来ない場所です。何故こんな場所でこの様な断線が発生したのかは不明です。

スタート・ストップスイッチや回転数設定スイッチに接触不良が発生していましたので、スイッチを全数交換しています。また、今回はフットスイッチも同時にお預かりしましたので、スイッチの状態を確認しましたら、同様に接触不良が発生していましたので、このスイッチも交換しています。

電源回路の+5Vが最大値に調整しても4.7V程度までしか上がりません。
この電源回路で、+5Vの電圧が若干低い製品は有りますが、ここまで低いのは珍しい事です。動作的にはあまり問題視する事ではありませんが、少し心配ですのでチェナーダイオードを交換しています。これにより、調整範囲で5Vの出力が得られました。

今回のメンテナンスにて、今後長期間安定してこの製品の性能を発揮するでしょう。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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