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Technics(テクニクス) SP-10 SP-10mk2 SP-10mk3 修理・レストア専門ショップ

Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA8L19B110


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関係なく高速回転

所見
・各電子部品劣化
・半田付け劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ドライブ回路基板トランジスタ1個交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

調子良く定速回転していると思えば、急に高速回転したり定速回転に戻ったりしていました。ちょっとした加振で症状が出ていますので、どこかの接触不良を疑います。
SP-15の場合、FGコイル取付部の半田付けの状態が悪くなり、FGコイルからの回転数信号が制御回路に入力されない為に高速回転する事が良く有ります。
今回も同じ事が発生していると思い、FGコイル周辺の半田付けを修正しました。頻度は減りましたが加振で高速回転する事が有ります。
FG信号を追っかけると、ある電解コンデンサを加振すると信号レベルがガクンと下がります。その電解コンデンサのリード線を見ると、緑青が発生していました。
他の電解コンデンサにも緑青が発生しています。
取り外した緑青が発生していた電解コンデンサです。

生産後、長期の年月を経ていますので、この様な電子部品の劣化は避けられません。今回の製品も、オーバーホールを実施した事で不具合は解消しています。

オーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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KENWOOD (ケンウッド) L-07D 修理・オーバーホール S:00900250


KENWOOD (ケンウッド) L-07Dの修理にてお預かりしました。

症状
・電源ON後、暫くして高速回転する

所見
・各電子部品の劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  OPアンプ6個交換
  ヒューズ全数交換
  スパークキラー交換
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部クリーニング、注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック
・水晶発振子交換
・本体モーター部、非純正ワッシャ取り外し

各電子部品の劣化により、コントロールユニット内の温度が上昇するとサーボが外れて高速回転していました。
コンデンサ類の他、OPアンプも劣化が認められましたので、新品に交換しています。

モーターユニット内に、純正では取り付けられていないワッシャが取り付けられていました。
中には、アルミニウム板から削り出している物も有ります。
そのワッシャです。

この製品のモーターは、コアレスモーターが使用されています。プリント基板上に何層かのコイルが平面上に取り付けられています。
モーター巻線を観察すると、所々に出っ張りが確認できました。巻線の角の部分に集中していますので、巻線に何らかの衝撃が加えられて、その部分が盛り上がったのだと思います。
ワッシャを取り外して、再度組み立てると、その盛り上がった部分に回転子のマグネットが接触して、異音が発生しています。その接触を避ける為にワッシャを入れたのでしょう。
ワッシャを入れると、その厚み分、コイルとマグネットの隙間が広がります。そうなると、モーター本来の回転トルクが発揮されません。
巻線の盛り上がった部分を慎重に元に戻し、ワッシャが無くても巻線とマグネットが接触しないように修正しています。

この頃の製品は、配線にワイヤーラッピングが導入されています。このワイヤーラッピング、組立時の作業性は良いのですが、生産後、長期間の年月を経ると接触不良を起こす時が有ります。その為、ラッピングされた配線に半田を流して接触を確実にするのですが、今回の製品は、ラッピングされる端子に錆が発生し、半田が乗りませんでした。
少し見難いですが、その様子です。

このままでは確実な配線が出来ませんので、表面を磨き、ハンダメッキを施しています。

部品交換と半田付け修正が終わり、仮組立を行って仮調整を実施中、突然サーボが掛からなくなりました。定速回転中での出来事です。突然どの回転数でも高速回転します。信号へのノイズの混入も有りません。
まさかと思いながらクロック信号を確認すると、信号が有りません。水晶発振回路を確認すると、水晶発振子が発信していません。オーバーホール前のサーボが外れる時には、正常に発信していました。正しく突然死です。
この水晶発振子は在庫していませんので発注し、お客様に理由をお話して入荷するまでお待ち頂く事になりました。
お客様にお返しした後に発生した事を考えると、メンテナンス作業中に発生したのは幸運でした。

今回は、水晶発振子の突然の不具合発生が有りましたが、オーバーホールとモーター巻線の修正で問題無く動作する様になりました。
見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

KENWOOD L-07Dが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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商品の修理のお問い合せは下記までご連絡下さい。
電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
電話:0863-53-9922
メール:vintageaudio@csis.jp
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Technics (テクニクス) SP-15 修理・オーバーホール S:DA5417E017


Technics (テクニクス) SP-15の修理にてお預かりしました。

症状
・時々高速回転

所見
・DDモーター部半田付け劣化
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  タンタルコンデンサ全数フィルムコンデンサに交換
  操作用タクティールスイッチ全数交換
  ドライブ回路基板トランジスタ1個、ダイオード1個交換
  ロジック回路基板チェナーダイオード1個交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  各回路基板接続用コネクタ交換
  ヒューズ交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  機構部クリーニング、注油
  電気調整、機械調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

各回路基板に軽いショックを与えると、高速回転したり定速回転したりしています。
特にDDモーター部の回路基板を加振した時に、顕著に症状が発生します。
この製品には良く有る症状で、プラッタの回転数を検出するFGコイルの接続部の半田付けが劣化し、接触不良を起こしています。
オーバーホール時に半田付けの修正を行いますので、同時にこの接続部分の半田付け修正を行っています。
この半田付け修正、現存する劣化した半田の上から新しい半田を乗せても、半田付けの状態が悪くなっても良くなる事は有りません。異種半田が混ざり合いますので、見た目は半田が乗っていても、半田付け不良が早期に発生します。手間は掛かりますが、当店では劣化した半田を出来るだけ綺麗に取り除いた後、再度半田付けを行います。
時には、部品のリード線の劣化が進んで、リード線本体とメッキが剥離している事が有ります。この場合には、半田が綺麗に乗りません。古い半田を吸い取らないと、この様な事は判りませんので、半田付け修正は、信頼性を考えると、古い半田の上に新しい半田を盛るのはご法度です。

今回は、オーバーホールのみで問題無く動作する様になりました。
見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:DK2301C072


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・電源は入るが回転スタートしない

所見
・各電子部品劣化

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  3端子レギュレータ全数交換
  電源オペレーション回路基板トランジスタ1個交換
  電源オペレーション回路基板抵抗器2個交換
  ダイオード3個交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

制御回路用電源が正常に供給されていない為、回転がスタートしていませんでした。
電源を入れると、回転数やピッチコントロールのLEDは点灯しますが、スタートさせると高速で点滅しています。制御用電源回路の整流出力を観測すると、リップルが非常に大きく、ブリッジ整流が半波整流になっています。
整流回路の周辺は、この様な状態でした。

電解コンデンサのリード線が酸化し、周辺のジャンパー線にも、所々緑青が浮いています。また、2個の抵抗器のリード線が酸化していましたので、交換しています。
整流回路の出力を測定すると、この様になっています。

リップルが非常に大きくなっているのがお解り頂けると思います。整流用のブリッジダイオードの一部が壊れている事と、電解コンデンサの容量抜けが原因です。
定電圧回路を通過した後の波形です。上が+5V、下が+12Vです。


こうなると、直流とは言えませんね。これでは、各回路が正常に働く事は出来ません。
オーバーホールを実施した後の各波形です。
上から、整流後、定電圧回路通過後の+5V、同じく+12Vです。



オーバーホール後は、整流後のリップルが通常に戻り、半波整流になっていたものがブリッジ整流に戻っています。また、定電圧回路を通過した波形も、綺麗な直流になっています。
この整流回路のダイオードブリッジは、容量ギリギリの部品が使用されています。オーバーホール時に同じ容量の部品を使用すると同様の症状が予想されますので、交換するダイオードブリッジは、少し容量の大きな部品を使用しています。

今回は、オーバーホールのみで問題無く動作する様になりましたが、電源回路の問題が発生している製品は他の電子部品が壊れている可能性が高く、メンテナンス費用が上昇する事に繋がります。また、見た目は問題が無い様でも、生産後、かなりの年月が経過していますので、電子部品の劣化は避けられませんから、何らかの問題を抱えています。
早期のオーバーホール実施で、この製品の性能を安定して引き出す事が出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:DK2421D135


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・各電子部品の劣化により、回転時微振動発生

処置
オペレーション回路基板上の操作スイッチ全数交換
本体速度切替スイッチ全数交換
オーバーホール
・電解コンデンサ全数交換
・高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
・無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
・フィルムコンデンサ全数交換
・調整用半固定抵抗器全数交換
・リレー交換(半導体リレー使用)
・ヒューズ全数交換
・制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
・3端子レギュレータ全数交換
・電源オペレーション回路基板トランジスタ1個交換
・ダイオード2個交換
・裏付け部品半田面から部品面に移設
・ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
・各回路基板洗浄、防湿コーティング
・各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
・機構部洗浄、注油
・機械調整
・電気調整
・24時間以上のエージング後動作チェック

見た目には正常に動作していますが、今後、安心・安定にお使いになられたいとの事で、オーバーホールを実施させて頂きました。

オーバーホール前に現状確認を行いますが、この製品も他の製品と同じく、回転時にモーターが微振動をしています。33rpmでは触感では解りにくいですが、78rpmで回すと、はっきりと振動が手に伝わって来ます。
モーター駆動波形を観測すると、33rpmでも異常が解ります。
オーバーホールを実施すると、微振動は綺麗に無くなり、駆動波形を観測しても異常は見られなくなります。

今回の製品は、裏付け部品の半田付けが外れている箇所が有りました。その様子です。

裏付けされた電解コンデンサの半田付けが綺麗に外れています。電解コンデンサから漏れた電解液によって半田が酸化しています。その為に半田外れが発生しています。
この裏付けコンデンサ、液漏れを起こしている事が多く、時には周辺の回路パターンまで酸化していて、パターン修正を行う事も有ります。今回は問題有りませんでした。
この回路基板は電源回路が載っていますので、熱的に苦しい部分です。部品交換時には、あまりやりたくは無いのですが回路基板に0.8mm程度の穴を開け、部品面に実装して少しでも熱を受けないようにしています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk2 修理・オーバーホール S:DA0227H015


Technics (テクニクス) SP-10mk2の修理にてお預かりしました。

症状
・設定回転数に関わらず、高速回転

所見
・FGコイル断線
・各電子部品劣化
・モーター軸下部樹脂部品摩耗

処置
・FGコイル巻き直し
・モーター軸下部樹脂部品研磨
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(基本的にオーディオグレード品使用)
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  電源回路ヒューズ全数交換
  スピンドル部クリーニング・注油
  メカニズム部クリーニング・グリスアップ・注油
  回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  回路基板クリーニング・防湿コーティング
  電気調整・メカニズム調整
  24時間以上のエージング後、動作チェック

プラッタの回転数を検出するFGコイルが断線し、回転数信号がサーボ回路に入力されない為、サーボが掛からず高速回転していました。
コイルを巻取り、巻き直しを行っています。

この製品のFGコイル断線は、良く有る症状です。大体、同じ場所で断線しています。また、このコイルが断線している製品は、コイルユニットを取り付けるネジが緩んでいます。

電子部品の劣化が進むと、色々な信号のタイミングがずれたり、回路内で発生するノイズが増加してきます。それが原因でモーター駆動信号が不安定になり、モーター自体が微振動を起こします。この微振動がコイルの線材に伝わり、断線に繋がるのだと思います。
ダイレクトドライブですので、モーターの微振動はそのままプラッタにも伝わります。その結果、レコード再生時の低域ノイズが発生し、スッキリとしない再生音になります。
オーバーホールを実施する事でこの微振動は無くなりますので、再生音がスッキリし、FGコイルの断線が発生する可能性も低くなります。

今回の製品は、お客様がサードパーティー製ステンレス削り出しのプラッタをご使用になられていました。このプラッタ、重量が純正品よりもかなり重い製品です。
それが主な原因だと思いますが、モーター軸の下部に取り付けられている樹脂部品の金属ボールとの接触面が若干摩耗し、少し面が荒れていました。また、モーター駆動用トランジスタの発熱が多くなっていたようで、放熱用グリスが固形化していました。このグリスは、オーバーホール時に塗り直しています。
FGコイルを巻き直し、オーバーホールを実施した状態でも回転ムラが規格から大きく外れ、数値がふらついています。
樹脂部品の金属ボール当たり面を研磨し、面荒れを修正して回転ムラを測定すると、0.008%程度(33rpm時)まで改善されました。

サードパーティー製の製品をご使用になる場合には、その製品と純正品との規格を比較し、しっかりと吟味をして使用して頂きたいと思います。
機械的、電気的に無理が掛かる様な製品は避けるべきです。製品の寿命を著しく縮める可能性が非常に高くなります。

オーバーホールを実施する事で、初期の性能に限り無く近付きますので、ご安心してお使い頂けます。

当店ではSP-10シリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、SP-10シリーズが故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 オーバーホール S:DK2301C144


Technics (テクニクス) SP-10mk3のオーバーホールにてお預かりしました。

所見
・回転時微振動発生

処置
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  3端子レギュレータ全数交換
  電源オペレーション回路基板トランジスタ1個交換
  ダイオード4個交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

ご購入後、長期間ご使用になられて、これからも安心・安定してご使用になられたいとの事で、オーバーホールをご依頼頂きました。

回転時に微振動が発生しています。78rpmで回すと、振動がはっきりと手に伝わって来ます。33rpmでもモーター駆動波形を測定すると、振動が発生する原因の急峻な立ち上がりが確認できます。
その様子です。33rpmにて測定しています。上がオーバーホール前、下がオーバーホール後です。


この症状は、当店に入荷するSP-10シリーズ全てに、大なり小なり発生しています。これは、各電子部品の劣化が進み、各回路が正常に機能していない為に発生していますので、オーバーホールを実施する事で、完全に無くなります。
今回の製品も、オーバーホールを実施した事で、微振動は完全に治まっています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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Technics (テクニクス) SP-10mk3 修理・オーバーホール S:AV7J29F040


Technics (テクニクス) SP-10mk3の修理にてお預かりしました。

症状
・ストロボ点灯せず
・ブレーキソレノイド動作しない
・回転時微振動発生

所見
・ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ不良
・各電子部品劣化
・各操作スイッチ接触不良発生

処置
・各操作スイッチ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  高分子電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
  無極性電解コンデンサを一部フィルムコンデンサに交換
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  リレー交換(半導体リレー使用)
  ヒューズ全数交換
  制御回路用電源回路整流用ダイオードブリッジ交換
  裏付け部品半田面から部品面に移設
  ストロボ、ソレノイド用電源トランジスタ交換、ヒートシンクに移設
  各回路基板洗浄、防湿コーティング
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再半田付け
  機構部洗浄、注油
  機械調整
  電気調整
  24時間以上のエージング後動作チェック

ストロボLEDとブレーキソレノイドを駆動する電源回路のパワートランジスタが壊れ、症状が発生していました。この製品のウイークポイントの一つです。
このトランジスタ、1時間程度動作させると触る事が出来ない程かなり発熱します。このトランジスタを取り付けている半田付け部が酸化している程です。この件はメーカーも把握していて、後期の製品では、ヒートシンクに実装されています。
当店のオーバーホールメニューにこのトランジスタの交換・移設が入っていますので、オーバーホールにてこの症状は正常に戻っています。

回転時に微振動が発生しています。当店に入荷するSP-10シリーズは、大小は有りますが必ずこの症状が発生しています。電子部品が劣化して、各回路が正常に動作していなかったりノイズの影響が原因です。オーバーホールを実施する事で、この微振動も無くなっています。

コントロールユニット内の操作スイッチに接触不良が発生していました。電源スイッチを除いた操作スイッチを交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

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DENON (デノン) DP-80 修理・オーバーホール S:175422


DENON (デノン) DP-80の修理にてお預かりしました。

症状
・サーボロックしない
・ストロボ点滅

所見
・各電子部品の劣化

処置
・モータードライブ回路基板抵抗器5個交換
・モータードライブ回路基板回路パターン修復
・モータードライブ回路基板ダイオード6個交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換
  フィルムコンデンサ全数交換(ECQMタイプのみ)
  調整用半固定抵抗器全数交換
  サージキラー全数交換
  小信号トランジスタ全数交換
  サーボアンプ回路基板金属皮膜抵抗器全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り、再はんだ付け
  各回路基板クリーニング、防湿コーティング
  各スイッチ接点クリーニング
  電気調整
  機構部クリーニング、注油
  24時間以上のエージング後、動作確認

NORMAL時にサーボロックせず、VARIABLE時には通常の回転をしていました。
電解コンデンサやフィルムコンデンサの劣化や、小信号用トランジスタのノイズでこの症状は発生しますので、オーバーホールを行っています。
また、ストロボの点滅も、ストロボ用電源回路の電解コンデンサが劣化して発生していましたので、今回のオーバーホールにて正常に動作しています。

今回の製品は、モータードライブ回路基板の回路パターンが焼けた様になっていました。
分解して目視した時には、単なる汚れの付着かと思いましたが、回路パターンの抵抗値が上昇していましたので、レジストを剥がすとパターンが変色していました。
レジストを剥がす前の状態です。

回路パターンが黒く変色している場所は、酸化が進んでいる場所です。
パターンが切れそうな場所はスズメッキ線を用いて強化し、その他の場所は半田を乗せて修復しています。
修復後の様子です。

電源回路とストロボ駆動用のパワートランジスタにリード線の腐食が発生していましたので、新品に交換しています。また、モータードライブ回路基板上の抵抗器やダイオードのリード線にも腐食が発生していましたので、新品に交換しています。

今回のオーバーホールにて、今後長期に渡り安定動作する様になります。また、各回路が正常に動作しますので、この製品が持っている性能が発揮出来ます。製品を活かすも殺すも、オーナー様次第です。

当店ではDENON DPシリーズの安定したメンテナンスができるように、部品関係は常にストックしておりますので、DPシリーズが故障してお困りの方、どうも調子が悪いとお感じの方、お気軽にお問い合わせ下さい。

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LUXMAN (ラックスマン) PD121 修理・オーバーホール S:JY904125


LUXMAN (ラックスマン) PD121の修理にてお預かりしました。

症状
・回転ムラ大きい
・ストロボ点灯せず

所見
・各電子部品劣化
・モーター軸受内部傷有り

処置
・モーター軸受内部研磨
・モーター駆動回路トランジスタ全数交換
・モーター接続コネクタ交換
・オーバーホール
  電解コンデンサ全数交換(タンタルコンデンサ含む)
  フィルムコンデンサ全数交換
  調整用半固定抵抗器全数交換
  ヒューズ全数交換
  各回路基板半田付け全箇所吸い取り・再半田付け
  各回路基板クリーニング・防湿コーティング
  機構部クリーニング・注油
  電気調整
  24時間以上のエージング後、動作確認

メーカーに修理をご依頼されましたが、症状が確認できないとの事で返却され、やはり回転ムラが有るとの事で、当店に修理をご依頼頂きました。
開梱後、回転ムラを測定すると0.4%程度有り、ストロボの数字も細かく震えています。
また、この機種のスピンドルはオイルで潤滑されていますが、グリスが充填されています。スピンドル軸には細かい傷が入っています。
通常のオーバーホール作業の部品交換と半田付け修正を行い、動作確認を行いました。
何故か、回転ムラがあまり良くなっていません。

ここから、長いトラブルシューティングの始まりでした。

今回の製品は、コネクタが1個を除き全て排除され、半田にて直付けされていました。この1個残っていたコネクタに接触不良が発生しています。このコネクタには回転数を決める信号が通っていますので、手持ちに有るコネクタに交換しています。

モーターの巻線の確認を行うと、1本だけ導通が有りません。
モーターユニットを分解し、目視確認を行っても切断場所は特定できません。
モータ自体の巻線はエナメル線、回路基板への配線は普通のビニル絶縁された線材が使用されています。この繋ぎ目で、絶縁体の内部で配線が切れていました。
この部分の修復を行い、回転ムラを確認すると0.08%程度と劇的に改善されています。ストロボの数字も細かく震える事も無くなりましたがまだ揺れが大きく、お返しできる状態では有りません。
スピンドルの潤滑にグリスが充填されていましたが、これが過負荷となり、駆動トランジスタを劣化させる事も有りますので、このトランジスタをチェックした所、hfeが全てのトランジスタで規格外になる程低下していました。このトランジスタは交換です。改めて回転ムラを確認すると0.06%程度まで改善されました。でも、まだ製品規格外です。
制御基板内のトランジスタを確認しましたが、特に問題は有りません。ただ、測定では問題なくても回路に組み込むと正常動作しない物も有りますので、全てのトランジスタを交換しましたが、殆ど改善されません。

時々、部品の新品不良も有りますので、もう一度コンデンサをチェックしながら交換して行きます。ここで引っかかったのがタンタルコンデンサです。その様子です。


上側が今回使用していたタンタルコンデンサ、下側が新たに購入したタンタルコンデンサです。
容量はあまり差が有りませんが、ESRの表示が1桁違います。
ESRが低いのがタンタルコンデンサの特徴ですが、上側の部品は、普通の電解コンデンサよりも悪い数字です。
3個のタンタルコンデンサを新たに購入した部品に交換すると、回転ムラが0.04%まで改善されました。
それでも、まだ製品規格には入っていません。
ちなみに、上側が某国産品、下側は国内産です。

軸受の内部に傷が有りました。
通常使用でこの様な傷が入る事は有りませんので、何らかの人の手が入っていると思われます。目の荒いサンドペーパーで剤った様な傷です。特に下側が酷く、若干軸とのクリアランスが広がっています。このクリアランスを気にして、グリスを充填したのでしょう。
軸受の交換を考えましたが、この製品の軸受は、モーターユニットのフレームと接着剤で強固に取り付けられていますので、内部を広げてスリーブを入れるしか有りません。ただ、これを行うと非常に高価になりますので、傷を少しずつ滑らかにする事にしました。
4000番と8000番のラッピングフィルムを用いて、少し研磨して軸との当たりを出して行きます。この作業に非常に時間が掛かってしまいました。
研磨して軸との当たりが出るまで4~5日回し続けます。この作業を4回行って、やっと製品規格に入るまでに出来ました。ただ、ストロボの表示はピタリと静止していませんが、お客様に説明してお返しする事になりました。

今回のメンテナンスはかなり苦労しましたが、何とか実用になるまでに回復出来ました。
電子回路は新品同様になっていますので、今後長期間、安定して動作します。

当店ではLUXMAN PD121の安定したメンテナンスが出来る様に部品を在庫しております。故障してお困りの方やどうも調子が悪いとお感じの方、今後長期間ご使用されたい方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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電話は対応できない時が多いので、メールにてご連絡を頂ければと思います。
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